転職すれば年収が上がる?
転職活動をしている人の中には今よりも給与水準を上げたいと思って居る人もいる。
『年収が上がらないのなら転職する意味が無い』と言いきる人も居る。
しかし転職により年収が上がるのは全体の40%程度である。60%の人が現状維持か年収が下がったということだ。
※参考:「平成27年転職者実態調査の概況」-厚生労働省
※正社員以外の契約社員、出向、嘱託社員の転職者も含む。「不明」は除く
特に未経験の業界に挑戦するときは、入社時の年収が下がることが一般的だ。
年収水準が高いと言われるコンサル業界への転職でも、初めて挑戦する候補者には、それ相応の報酬条件が提示され、年収を下げて挑戦する人も多い。
大切なのはあらかじめ優先順位を決めておくことだ。本当に年収を上げることが優先順位上位なら、異業界への挑戦はあきらめて同業界を狙うか、フリーになった方が可能性が高まる。
転職活動には数ヶ月の時間を使う。
時間を無駄にしないために、あらかじめ優先順位を決めて活動することをお勧めしたい。
ぶれない優先順位の付け方は、いつか別の機会にお伝えしよう。
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