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本当は教えたくない⁉いいエージェントを見つける6つのポイント


モヤキャリ相談室2でも増えている

モヤキャリ相談室2でも最近増えている相談の1つが、いいエージェントの見分け方を教えてほしいという相談である。

信頼関係を築くのが先なのか、結果を求めるのかによって人それぞれ基準が違うので、自分の中でしっかりルールをつくるといい。

例えば、当たり前のことを馬鹿にせずちゃんとできる人材紹介会社の担当は1割いればいい。

なぜなら、彼らは自分の社内における数字をクリアすることに専念をして、応募者のことよりも自分の保身のためにやっている人だから。

売上が達成できないとわかると、社内の数字をしっかりとクリアしようとする傾向が強くなる。

社内の数字をクリアすることができれば、全面的に詰められることはなく、これだけやったんだからしょうがないという評価につながるからだ。

アポをとって安定的に案件が供給されて、推薦しているんだからということになる。

今はハラスメントになるのでいう人がいなくなったけど、『お荷物』とか『給与泥棒』という陰口をたたかれずに済むからだ。

人材紹介会社には期待してはいけない

9割の担当者が人材紹介の本来の役割を忘れてしまって、企業との連絡係になってしまっている。

クライアントとパイプを持っているようで、人事の採用担当とのやりとりが ほとんどであるため、決裁権のない人と交渉をしている。

そのため社内での政治力を持たないため、時間がかかるのはもちろんですが、結論がすぐに出ることはなく、保留なのかどうかすらも確認ができない。

スカウトメールがたくさん来るから市場価値が高いと勘違いをしてしまうことにつながってしまう。

人材紹介会社のスカウトメールより、企業人事からのスカウトメールに重きをおいてほしい。

スカウトメールをもらってホイホイついていったら、今までの会社以上ではなく、今まで以下の会社だったり、ブラック企業ということもあるので注意が必要です。

いい人材紹介会社を見分けるポイントとは⁉

まず、大前提として、当たり前のことを馬鹿にせずちゃんとできることが条件になってくる。

期日を守ることができるのはもちろんですが、細かくいろいろなケアをしてくれる人というのは、ほとんどいません。

最近では回答期限を過ぎても何の連絡もない人材紹介会社が多くなってきているので、ちゃんと連絡をしてくれる、期日を守ってくれる人は信用も信頼もあるといえるでしょう。

そのほかにも、極めて稀にいるのが、案件を紹介する際にあなたに寄り添って推薦をするかどうかわかる人もいます。

経験やスキルだけでなく、独自に仕入れた情報を鑑みて、募集背景やどういうスキルが重視されているのかなど細かく推薦するための理由を教えてくれる。

1:案件推薦時にきちんと人を見ている

登録面談時に案件をすすめられる時間があるけれど、その際に『この案件を私に薦めた理由とは⁉』と聞いてみることを忘れないでください。

『経験とスキルがマッチしたからです』といわれたら、担当変更を申し込むのか、見切るのかの2択である。

経験とスキルがマッチしたのは、字面だけをおうことによって、誰でもわかることです。

人が介在している理由はなく、AIや機械によるマッチングでできることです。

大手企業であれば、担当の変更も可能ですが、中小企業の場合については見切ってもいいでしょう。

ある程度の規模でチームで動いているのであれば問題ありませんが、個人プレーで動いているようなら、そこでおしまいとした方がストレスなく進められるでしょう。

2:忖度なくいろいろと話してくれる人

人材紹介会社はクライアントの味方ですが、入社をしてもらわないとすべてが水の泡になってしまう。

なので、書類選考時、面接時のフィードバックはすごく重要なものである。
きちんとクライアントが懸念している点や心配している点などを伝えてくれるのはもちろんですが、それ以外にもあなたが入社をするとしたときに困ったことがないようにサポートをしてくれます。

ポジティブな意見、ネガティブな意見の両方をきちんと言ってくれる人というのはすごく貴重です。

だからこそ、自分からも積極的に質問をするようにして、懸念点や不安な点を払拭してください。

ここで濁すひとやこれはちょっと~としぶるようだったら、見極めてもいいかも知れません。

あなたにとって転職とは人生を左右するかもしれない大勝負なのに、人材紹介会社の口車にのって転職をする必要はありません。

3:キャリアに対して興味を持ってくれている

人のためにやっている仕事なのか、自分の保身のためにやっている仕事なのかを見極める大きなポイントでもあります。

案件ベースで右から左へ受け流すだけの担当が9割いるのに対して、残りの1割の人はどこを売りにしたら自分の案件に当てはまるのか、似たような案件に推薦するならどこがポイントになるのかをしっかりととらえている。

案件の良し悪しで判断をする担当者は自分の保身のために推薦数、面談数をクリアするためにやっていることが多い。

人を見ているというより、自分の手持ちのカードで勝負をするのにふさわしいかどうかだけを判断しており、AIにとってかわられてしまうだろう。

キャリアに対して興味を持ってくれる担当については、「このスキルだと違う業界でも使えますね。」とか「このスキルと経験だと違う職種でも活かせるところなので、チャレンジしてみませんか?」というように、選択肢を増やすことに専念をしてくる。

意外に多いのが職種で縦割りに考えがちになるのですが、スキルや経験が重なっていることが多く、幅広い知識と経験がないとこの判断は難しい。

年齢を重ねていれば自然と身につく技術ではなく、職種や経験について常にアンテナを張り巡らせて、重なっている部分があるということに気づくことがポイントである。

4:企業への交渉ができる

これは内定前後に出てくる問題で力量が把握できる。
在職中の場合は特に起きやすいのが、退職交渉の難航による入社日の調整はもちろんですが、そのほかにも面接調整などもおこなってくれる。

年収の交渉も可能という人が多いけれど、実際のところをいうと最低年収、希望年収を伝えるだけであり、基本的には企業の判断によって決まることになる。

企業の判断としては〇〇さんと〇〇さんの間ぐらいで調整してほしいというのが現状であり、必ずしも年収が希望通りにもらえるということはない。

年齢を重ねれば重ねるほど、ダウン提示率は高くなり、上場、未上場、業界水準の給与など、何もできないことが多くかかわってくることになる。

給与交渉といいながらも実際は駆け引きする道具として使われることがあるので気をつけなければなりません。

給与交渉ができるというのは嘘ではありませんが、本当に交渉をするのではなく、あくまでも内定を獲得するための手段であるということを理解しておくのがベターです。

5:他の求人にもつきあってくれる

案件があるから紹介をするだけではありません。
困ったときに相談にのってくれたり、他の案件について、いろいろと粘って探してくれたりする。

9割の担当が自分の手持ちのカードが無くなってしまったら、そこで手詰まりとなり放置されてしまうのですが、細かいケアまでしてくれる人は本当に貴重である。

その他にも案件を紹介するだけではなく、業務の重なりを見つけて、いろいろな案件を模索してくれる。

困ったときに連絡をすると、いろいろと相談にのってくれたり、スキルや実績を活かせる方法はないかと代替え案をしてくれたりするから、こういう人は弱いつながりを持っておくことがオススメします。

6:決裁権者とパイプをもっている

通常のルートであれば、現場や役員クラスから人事に採用を依頼して、人事が知恵を絞って採用をしていくことにある。

そのため、人材紹介会社の担当の9割が人事とのやりとりがほとんどである。

理由は、役員クラスや現場は時間がないし、現場の運営で手一杯なことが多くある。
そのため、厄介なことは人事任せにされていることが多い。

しかし、昔のつながりで経営者や役員クラスから直接オーダーが来ることがある。

人事を通さないため、confidential求人として扱われることが多く、情報漏洩をしないために、めちゃくちゃ気を使っている。

もし、あの部署で求人が出てきたぞ!ということになると、誰が辞めるんだよ!という話になったり、誰かが左遷されて補充するのかよ!といううわさが社内を駆け巡り、退職ドミノが起きる可能性があるため、情報統制にはうるさい。

人事も知らされているけど、思いっきり採用していますよ~とはいえないため、連絡があったら担当者との電話ではなくメールでのやり取りが増える。

こういう案件については、通常ルートを外れて採用するケースが多く、いきなり役員面接であったり、社長面接であるケースが多い。

トップダウンでおこなうことによって、現場に拒否権を発動させないためにも、上層部が独自に動いているケースが多い。

こういう案件については、限られた人材紹介会社の担当以外は知らされることはないし、信頼と実績がなかったできないことである。

昔は営業で大変お世話になって以来、ずっと付き合いがある人であったり、信用と信頼を勝ち取った人だからできる裏ワザでもある。

こういう人は実に少ないので、見つけたら是非今後もお付き合いをしておいた方がいい人でもある。


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