知らないとヤバイ!?面接官がお祈りメールと決めている6つのサイン
面接官が出すサインがある
エージェント時代は経営者と候補者と年間1000人と出会い、企業人事になってからは1年に5000人から10000人単位の人たちと会うことになります。
面接官も人の子ですから、情もあれば、冷徹な部分もあります。
最初の3分で決める人もいれば、30分で決める人もいれば、最後の質問までどっちに転ぶか決断しない人もいます。
9割の面接官が面接の前半で、通過、不通過というジャッジをします。
30分であれば15分、60分であれば30分ぐらいで決めている。
面接担当をしていて思うのが、「あれっ!この人…ちょっと違うな〜」と感じた時や、「この人は、どの企業も欲しくない人材だな〜」って感じる時がよくあります。
そう感じた瞬間に9割の面接官は手のひら返しをすることになります。
スポーツでいうと消化試合のような感じになる時が実際にあって、それが潮目になるサインでもあるということを知ってほしい。
選考結果通知がくる前にわかってしまうサインについて、より具体的に6つのサインがあるので、面接の最後まで気を抜かずに、面接官の言動や行動をチェックしてみてください。
9割の面接官が同じことをしていることに気づくことは間違いありません。
その1:質問が淡白になる
採用担当者は情報を集めるために形式的な質問をすることがよくあります。
例えば、配偶者の有無、子供の有無、現職年収、入社可能日などについてです。
これは内定時にオファーレターを出す際に必要な条件であり、いつから来てくれるのかというのが焦点になるからです。
メモを取る面接官とメモを取らない面接官といますが、メモを取る面接官は上司への申告書を書いていることがよくある。
面接の記録をとっておいて、マーケティングのデータにしている会社もある。
面接を進める資料を提出するためにメモを取ることが多いのですが、メモを取らなくなった途端に、資料制作をやめたことになり、試合終了のサインです。
通常の面接は、初手の質問をしたら、求職者が答える。
その答えを聞いてから面接官がなぜ、なぜ、なぜ、というように深掘りをしていくのが通常。
これを数ターン繰り返していくと、あっという間に30分オーバーになる。
途中から質問が一問一答形式になってしまったり、いきなり「何か質問はありますか」と締めにかかる質問を投げてくる人がよくいます。
継続した質問が展開されなくなった場合は、面接不通過という形になるでしょう。
その2:予定時間より早く終了する
これは動かぬ証拠でもいえるでしょう。
面接設定時間が1時間であった場合、50分ぐらいならボーダーライン、60分ぐらいなら当確。逆に45分以下であれば面接不通過であることが大半です。
これはとある企業で採用支援をさせていただいた時に、30分の設定をしている企業がありました。
30分の理由を聞くと、15分でほとんど決まるという経営者の方がいました。
なぜかと聞くと、自己PRをしてもらって、そこでツッコミを入れれば、ロジカル的に話をするのか、感情的に話をするのかというのがわかるという。
過去の実績を聞いたとしても、きちんと棚卸しできている人と、棚卸しを出来ていない人がいる。
転職をするために面接対策をしているなという感じになると、人間味がないから不採用にするといっていた。
予定調和を崩すのが面接であり、その人の人間味やバックボーンを見ると同時に、思考性や言動などをチェックしているというのは驚いたことがあった。
その3:選考終了時に次回のフローについて触れない
わかりやすい例が、「今回の結果については、1週間以内にご連絡をします」というのか、「今回の結果については、おってサイトのメールを通じてご連絡をします」というのかでは、まったく結果が違うことに気づいてください。
面接通過者については、「1週間以内にご連絡をさせていただきます」という事をいいますが、ボーダーラインや面接不通過の場合については、「またご連絡をさせていただきます」ということが多い。
期日について触れないということは面接官が不採用のサインを出していることに気づいてほしい。
その4:選考結果を文章で伝える
最近では文章での回答ということは少なくなりましたが、文章でお伝えしますということもある。
これは求人票に書いているケースもあったり、個人情報の書面の中にも書かれていることがあるので、こまかいチェックをしておかないといけないことがよくあります。
会社説明会や1次面接などでは電話、メールにて連絡しますということが、
文章で通知いたしますので、しばらくお待ち下さいということになると、
不採用になったと考えてもいいでしょう。
その5:連絡がなかなかこない
採用の裏側ですが、ABCランクで連絡をすることが多くあります。
Aランクは絶対に採用をしたいという応募者ですから、面接の翌日、翌々日までには連絡をします。
Bランクは採用したいという応募者ですから、面接から3日、4日ぐらいまでに連絡をします。
Cランクは採用しない応募者ですから面接から1週間ギリギリに連絡をします。
採用したいと考えている応募者から面接を進めて、内定を出したいわけです。
そして口説いて入社の意思表示を取りたいというのが企業側の心理であり、
応募者もレスポンスが早いということは、企業の対応が良いということで、
クロージングの際にもいい印象を与えることができる。
1週間経過して連絡がないというのは不採用になっている確率が高いということになります。
その6:担当が出てこない
これは一番卑怯なやり方ですが、多くの企業の人事担当者がやっていることです。
1週間以内にご連絡を致しますといいながら、連絡が来ないので、電話やメールを入れているのですが、返信すら無いというパターンです。
電話でも現在打ち合わせに入っておりまして、席におりませんので、伝えておきますとか、電話応対中なので、申し訳ございませんが折り返しご連絡をさせていただきます。という形で採用担当者が出てこない。逃げまわることになる。
こういう企業の場合は申し訳ないけど、ブラック企業である可能性があるのと、採用担当者が仕事をいい加減にやっている会社であると見られてもしかたない。
2ちゃんねるやランキングで悪い評判だけが連なる企業になるでしょう。
よろしければサポートをお願いいたします!頂いたサポートについては、製作費として使わせていただきます。