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女性の活用が成功する3つのポイントとは!?

ここがヘンだよ!?日本の女性の活用方法

アベノミクスの3本めの矢として女性の活用ということを言われている。
これは永田町の先生方が、人手不足になり、GDP(国民総生産)が下がるから、子育て世代の女性を活用することで、労働人口不足やGDPが中国に追いつくかもしれないという発想から霞ヶ関の役人たちが言い出したのではないだろうかと思う。

結婚して退職をしている女性(25歳〜49歳)の約360万人が再就職をすることになると、直接の経済効果が3兆円、経済波及効果が6兆4000億円という試算がでている。

また、現在60%前後の女性の就業率を80%まで引き上げることによって、
労働人口が820万人になり、GDPも最大で14%も増加するということになる。

また、年間可処分所得も共働き世帯が534万円に対して、専業主婦世帯は439万円と約100万円も差が出てしまっている。
可処分所得が増えるということは経済に影響が出る数値である。

しかし、リーマンショックやこどもの教育費などを考えると、貯蓄や投資に回ることになることも考えられる。

年間支出についても、共働き世帯が404万円に対して、専業主婦世帯が360万円である。
ここでも約44万円の差が発生していることになる。
1世帯あたりの数字だから小さいと感じるかもしれないが、ちりも積もれば山となるではないが、増えれば増えるほど、霞ヶ関の役人の試算に近づく。

2020年までに役員の3割を女性にするようにということを首相が言っている。
はっきりいうと机上の空論であり、企業の中では無理な数値目標であることはわかっている。
カルロス・ゴーンは独自に2020年までに18%まで増やす戦略を打ち立てている。

なぜ、無理な目標数値なのでしょうか。
理由はいまだに男尊女卑の考え方が日本企業のほとんどには根付いているからである。
経営者と人事が本気になってカイゼンをしなければいけないことを、政治主導でやろうというのだから、そう簡単に起きる改革はないだろう。

また、現場では産休、育休から帰ってきた社員に対しては腫れ物に触るように、責任のない仕事ばかり任せてしまい、定時で上がれるように簡単な仕事しかふられていない。
これも理解がない会社の特徴であり、ぶら下がり社員が増えてしまうことにもつながります。

ロールモデルをつくり、前倒しのスキルを身につける

女性の活躍する職種というのは実に幅広い部分である。
バックオフィス系の職種である、広報、宣伝、人事、経理、総務、営業事務などはもちろんである。
ロールモデルがいることによって目標ができる。
目標ができることによって、離職率を下げる傾向があるという好循環が得られる。
女性の役員が多いところというのは離職率が極端に低いという事も言われている。

女性の営業職が大穴的な職種であり、優秀な人材が集まりやすい傾向がある。
コツコツと真面目にやっていくことや女性ならではの独自目線での提案ができること、コミュニケーション能力の高さ、心配りや気配りが行き届くことが多くあるので、ココロを開きやすい状況になり、つい本音がでてしまうことが多い。

先程も出てきましたが、キャリアの構成は20代のうち、結婚する前に決まってしまいます。
ここでどれだけの社内預金を貯めることができるのかで、マミートラックやぶら下がり社員にならないキャリアを描くことができるんです。

そのことについては誰も教えてくれることはなく、どうしてもネガティブな問題にスポットライトが当たりがちになってしまします。
ここが運命の分かれ道といっても過言ではありません。

では、どうやってポジションを確保するのかということを3つのポイントでみてみましょう。

1つ目は入社してから結婚、妊娠、出産するまでにはある程度の時間があります。

その時間をうまく使うことで後のキャリアを思い通りにススメられることになります。

20代のうちは比較的、自由な時間が多く持てる傾向が有りますで、
その時に積極的にいろいろなことにチャレンジをする必要があります。

例えば、社内公募制での人事異動が可能な会社であれば、自分が描いているキャリアを手に入れるチャンスなので、色々なポジションにチャレンジしてみることもいいでしょう。
そうして社内の人脈を確保することによって、復職後のキャリアを優位にススメるチャンスが生まれます。

2つ目は信用預金を確保することは自分の居場所を確保することになります。
圧倒的な実績を残すことや人事の言と言われたら…◎◎さんと言われるぐらいのスキルを身につけることです。
会社はいろいろな人材がいて成り立っていますから、オンリーワンのポジションを確保することができれば、
復職後のポジションもそう簡単には奪われたりしません。

3つ目は仕事の主導権を握ることです。
これは1つめ、2つめと連携をして起きることですが、あなたがいないと困るというスキルを身につけることで、働く場所、時間など関係が無くなり、仕事をすることが可能になるからです。

在宅勤務、時短勤務、週1日の出社などというように、圧倒的なスキルと実績があるから仕方ないというぐらいまで、極めていくことが重要になりますから、新卒から続けていくことがポイントになります。

これは出戻り社員として、以前に所属をしていた会社に戻る場合も同じです。

この3つの要件を満たしていると出戻り社員になる可能性が高いと言えます。
だからこそ、20代のうちに圧倒的なスキルを身につけてもらいたいと思います。

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