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知らないとヤバい⁉見た目と話し方で次に会いたいかどうか決まる3つのポイント


人は見た目が9割

メラビアンの法則と言われていますが、目から入ってきた情報で判断をしてしまうことがよくあります。
例えばスーツにシワが寄っているなぁ〜細かいことに気遣えないのかな。
アイコンタクトがとれないと、不安が大きいのかな。
靴に汚れていると、全体的に物事が見れないのかなぁ。
などと、面接官は見た情報からいろいろな引き出しが開いてしまいます。

以前に面接をした際にいらっしゃった方がすごかった。
革靴の縫い目が切れてしまったのか、接着剤が役割を終えてしまったのかはわかりませんが、歩くたびにパカパカと爪先があいてしまう人もいらっしゃいました。

なぜ、そういうことになるかというと、自分が経験をしてきたことからいろいろな判断をしてしまいます。
知識のメタボリックになっている場合は特に検証をしようとするので、質問が抽象的になりやすくなります。

リクルートスーツを着ていればいいというわけではありません。
もっと見た目にこだわってもいいのではないだろうか。
無難におきにいくことは印象に残りにくく、一問一答まで面接官は覚えていない。

面接担当官は1人あたり、1日30人〜50人の担当をして、通過率に合わせて合否を決めているケースがほとんどです。
男性ならYシャツ、ネクタイ、靴、カバンに個性を出してもいいでしょう。
女性ならアクセサリー、メイク、靴、カバンに個性を出してもいいでしょう。

パーソナルカラー診断をしてもらって、自分が一番良く見える色をYシャツに取り入れたり、メイクに取り入れたりすることで、印象が大きく変わることがあります。
靴についても自分が気になっているものを履く、カバンも自分が気になっているものをつかうということになると、リクルート枠からはみ出すことで印象に残る可能性があります。

TPOをわきまえることはもちろんですが、個性を出せるところで独自性を出すことができ、インパクトを与えることができれば、第一段階は成功です。

感情で話をしろ!

面接の質問、回答を聞いているとすべて予定調和なことが多い。
面接官の質問の技量にもよるので、一概には言えないけれど、人事が面接官に対して研修をしているのか、面接官が個人的にアンテナを張り巡らせてしているのかがわからない。

予定調和で終わらせるということは、学生にとって問答集を作っているから簡単にクリアできる確率が増える。
そうなると咄嗟のアドリブ力や本音の部分が見えづらいので、入社してから適性違いのミスマッチがおきてしまう原因である。

特にホワイトカラーの場合については、明確な基準がなく、面接官のフィーリングで決まっていることも多くあります。
とある大手企業の採用基準が自分の部下にして、育成したいかという基準だったりします。

学生さんの中には3通りいらっしゃって、スラスラと起承転結をまとめて90秒程度で話をすることができる学生さんと、感情で話をしている学生さん。
赤本やネットで使えるフォーマットで作り上げた答えをいう学生さんの3つに分かれます。

起承転結をきちんとまとめて90秒前後でまとめる学生さんは面接なれをしているなぁ、本命企業と天秤にかけられるか、ステップ面接で受けているかもなぁ〜と面接官は勘ぐってしまうものです。

フォーマット系学生についてはいいところを探すのが時間がかかってしまうため、カットラインギリギリか次点候補に回される可能性があります。

感情で話をする学生さんについては、いろいろな企業で採用の現場に立たせてもらいましたが、はっきりいって最強です。
とある公式にピタッと当てあまり、身振り手振りを交えて話をするので、非常に興味を持つ面接官が多いのが現状です。

AとBでどちらが感情で話しているかわかりますか!?

(Aの場合)
昨日、日頃の運動不足を解消しようとして歩いていたんだよ。
そしたら、道端に1万円札が落ちていたから、交番に届けたんよ。

(Bの場合)
昨日の夕方から急にゲリラ豪雨に見舞われたでしょ。
雨上がりに近くの駅から歩いていたら、なんか踏んだんだよね。
犬の落とし物でも踏んだんかなぁと思ったら、1万円札だったんよ。
雨に濡れた1万円札を交番に届けんよ。
おまわりさんもあの雨で急いで帰った人が落としたのかもね。っていいながら、濡れた1万円札を丁寧にドライヤーを使って乾かしてくれた。

Aの場合についてはそつなくこなす、面接なれをしているパターン。
Bの場合については感情で話をする学生のパターン。

漫才師で例えるならば…
AのタイプはNON STYLEさん、和牛さん、オール阪神・巨人さんの名人芸と言われる漫才。
無駄がなく、極力言葉を削ってイメージをさせるのが上手いタイプ。

Bのタイムはチュートリアルさん、フットボールアワーさん、霜降り明星さんなど。
細かい描写をしながらイメージを連想させて、そこにいた人しかわからない事実を1つ最後に話すパターン。
それによってリアリティが増して、本当にそこにいたんだと言うことがわかります。

そつなく話をしてしまうと面接官の印象に残りづらく、フォーマット型になると、何度も聞いててどう仕様もないなぁ〜というのが面接官の本音です。
そんな中で見た目にこだわり、話す内容に独自性をもたらすことによって、面接官がおっと!と思って興味を持ってもらえるようにしないと、その他大勢になってしまい、お祈りメールが届くことになります。

面接官の話すテンポに注目!

面接官の話すテンポと話し方に注目をしてみてください。
古舘伊知郎さんや黒柳徹子のように早口で質問をしてくる面接官に対しては、早口で同じリズムで答えるようにしましょう。
逆にNHKのアナウンサーのように、ちょっとスローなテンポであれば、1分間に300文字ぐらいで話せるようにしておきましょう。

面接官の反応をしっかりと見ることも必要です。
無意識のうちにしぐさにジェスチャーとして現れるケースが多くあります。
例えば脚を組む面接官がいたり、ペンを回す面接官、ふんぞり返る面接官はわかりやすいのですが、その他にもいろいろあります。

こういうジェスチャーが出ているときはストレスがかかっている状況で余裕がなくなっている状況かもしてません。
瞳孔がちょっと開いたり、小さく頷いたり、語尾を飲むなど、無意識にサインを出していることになります。

抽象的な質問を繰り返してきたりする面接官や重箱の隅をつつくような質問をする面接官は、圧迫面接をすればストレス耐性についてわかるからやっているといいますが、実は自分の嘘がバレるのが怖くて余裕がないというのが実態です。

面接官を逆面接してみるのもいいでしょう。
時間と労力を投資する見返りに給与を貰うのですから、ちゃんと見抜いて、この人達と一緒に仕事をしたいというスタンスを持って面接に望んでください。

会社も選ばれる時代、個人も選ばれる時代ですから、今までのやり方では全く通用しません。
時代とともに変化を恐れず、挑戦しまくることが求められる面接の手段。

しかし、根本のところは変わっていません。
人と人が理解するための場。
いいことをいって見栄を張る人もいますが、本音で腹を割って話す人もいます。

短時間で面接官を見抜くことでうまく合わせることができるでしょう。
面接官とのテンポをあわせて、相手の質問に的確に端的にわかりやすく答えることは面接では必要なことですが、それ以外にも感情で話す事によって心を揺さぶることも必要な時代です。

人と人ですから、相性もあります。
テンポが合わないこともありますが、あなたが合わせる事によって多くの内定を獲得できれば、自分が行きたい会社を選択することも可能です。


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