情報戦を制するものが就職・転職活動を制するといわれる5つの理由とは!?
思い込みと先入観の断捨離
インターネットの普及に伴いいろいろな情報が錯綜している現代。
就職、転職活動については正解がないため、いろいろと迷うことがあります。
内定を獲得するためのゲームであると勘違いしている人もいます。
内定をもらうことでカードを集めて、一番いい条件を獲りたいと考えています。
売り手市場と言われていますが、企業側も採用にはシビアになっています。
新卒採用、中途採用の両輪でハイブリッド型の採用をしている企業が増えています。
転職をしていないこともリスクになる時代です。
かといって転職を繰り返すことについてはまだまだ認知が広がっていません。
30歳まで3回、35歳まで5回という転職回数が限度と言われていますが、
企業の人事は転職回数が多くなればなるほど、ストレス耐性がないと見てしまいます。
大手企業の場合は出身大学と転職回数で書類選考をする会社もあります。
書類選考通過率は平均で10%〜15%と言われています。
10社応募して1〜2社面接に進めればいいというぐらいで構えておきましょう。
全戦全勝というわけにも行きませんし、勝率が高いからといっても面接の相性が悪ければ、内定は遠いものです。
面接は相性が9割ということもいっているのは、面接官の感覚や思考性があっているのかどうか、面接官の経験値、決めつけ、思い込み、先入観で判断をされることになります。
採用基準が明確になっているケースはほとんどありません。
会社の社風に合う人材、価値観が同じ人材、自分の部下のとしてもアンチテーゼにならない人材を採用したがる。
そのため、イノベーションが起きないというのが基本です。
また、才能を伸ばさず、潰すことが多いというのが特徴である。
内定を獲得するための5つのステップについて、自分自身から勝負をしながら、内定を獲得できるポイントに絞って、面接前までにやっておくことをお伝えしましょう。
その1:この会社しかないと腹を括る
人として書類選考、面接で落とされていくと、人格否定をされているような気がすることが多くあります。
お祈りメールが届くことによって、精神的に追い込まれてしまいます。
そして、面接に進んでいる会社があった場合、この会社で断られる訳にはいかない、どんなことがあっても面接を突破していかないと…というように焦りがではじめることになります。
内定を1社もらえることで心に余裕ができることによって、より良い条件の会社を探すこともできるでしょう。
そういう時には、きちんと企業分析、業界分析をすることをオススメします。
事前準備をしっかりとしておくことによって、どんな時でもできるという自信が生まれてきます。
また、ここしかないということは思わずに、こんなに会社があるんだということでポジティブに考えることも必要です。
面接官との相性もありますし、研究してきた会社と違うということも良くあります。
入社する前にわかったからよかったと思えるぐらいが一番いいんです。
その2:好きなことを仕事にする
最近の転職者に多い傾向なのですが、好きなことを仕事にすることが正解だと思うのであれば、企業へ転職をするのではなく、フリーランスになることをオススメします。
それだけ仕事を選べるのであれば、それだけの実績があり、人脈や弱いつながりをうまく活用して独立してしまったほうが、遥かに精神的にも楽になり、好きな仕事だけに集中できるでしょう。
しかし、好きなことを仕事にしている人というのはほんの一握りです。
たいていの場合は好き嫌いで仕事をしているという時には、人は成長をしないことが多くあり、ストレスが溜まってしまう傾向があります。
モチベーションになるのが好きな仕事しか考えていないため、理想と現実の格差にギャップを感じることになり、すぐに転職をしてしまうか、その会社で潰れてしまうことになります。
好きなことに注目が行きがちですが、ちょっと視点を変えてみましょう。
じぶんが得意なことで評価をしてくれる方法を考えてみてほしい。
得意なことで会社へ貢献をしていると感じられるようになれば、社内での信用も勝ち取ることができますし、社内ノマドを目指すこともできます。
その3:有名だから、今の流れにのっている会社を選ぶ
超有名企業へ就職転職をすることができるからいいじゃないか、今すごく勢いのある会社だから、自分が得意としている事でチャレンジできるとか、会社名だけで選んでいることはありませんか。
将来が安定だからといって超大手企業ばかりを受けていたり、今流行の会社をうけていると自分のキャリアではなく、ただのミーハーになってしまうことになるので、注意が必要です。
今流行の会社だからいいという判断もあまり良くありません。
その後数年後先に倒産してしまうかもしれませんし、核となる事業が1つしかないとか、先行きが不透明なこともあります。
面接前に企業のホームページであったり、情報を確認する必要はあります。
上場企業であればIR情報や決算短信などいろいろと見るところがありますから、ホームページの隅々までしっかりと読むようにしましょう。
求人広告だけでは情報が不足していますし、人事がいうことというのはポジティブなことだけですので、面接前の準備というのは非常に重要になってきます。
その4:面接はアピールの場と勘違いしている
これは就職、転職サイトはもちろん、赤本にものっていることですが、実は面接というものを勘違いしているケースが良くあります。
その人の理解力を疑う部分もありますが、面接はアピールの場ではありません。
面接とは履歴書、職務経歴書に書かれている内容の確認とそのスキルや実績が本物かどうかを確認する場であるということ忘れないでください。
自己紹介とは話のキッカケをつくるもの、自己PRとは自分の強みから貢献できることを話す。
いくら自己分析をしていたとしても、ちゃんと流れを読んで適切にアピールをすることができなければ、面接を通過して内定をもらうことはできないでしょう。
間違ってしまうケースとしては、とにかくいろいろなところで自己アピールを入れてくる。
人事としては仕事とスキルの接点を知りたいと思っているのにも関わらず、
自慢話をしたり、価値観を押し付けたりする内容になってしまうことが多いのです。
面接官からの質問に対して、きちんと自分の間合いをとることが重要です。間合いというのは面接慣れをしていないと出来ない部分でもありますが、普段からコミュニケーションの取り方に注意をしていればいいんです。
会話の流れをしっかり読みながら、どんなことをいえばいいのかを考えるだけで十分です。
その5:就職活動、転職活動は1人でおこなうもの
書類選考でお祈りメールが届く、面接を受けたけどお祈りメールが届く、どんなに準備をしていても落選するときは落選するので、どの点がまずかったのか、減点対象になるのかがわかりません。
落選した理由というのは自分一人でいろいろと考えたとしても、堂々巡りをしてしまうことになり、余計に負のスパイラルに入り込むことになる。
そういう時はエージェントや信用できる人たちと一緒に、原因分析をする必要があるということです。
第三者にいろいろな意見を聞くことによって、新たな角度からいろいろとアプローチをすることができます。
そこで新しい一面を見つけ出すことができ、それが突破口になることがあります。
いろいろな人の意見を聞き過ぎるのもよくないので、3人から5人ぐらいまでを目安に、じぶんの強みについて話をしてみるといいでしょう。
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