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転職が当たり前になった時代、持っていたい3つのポイント

そうだ、転職しようというのは当たり前の時代

転職をすることが当たり前の時代になってしまった。
転職を1度もしないということも、リスクになった時代である。
一度でも転職をしたことがある人ならわかると思いますが、実はキャリアの無駄になることも多くあるというのが現状です。

なぜなら、社内の信用預金がないということが大きく影響をしています。
入社したあと、信頼と実績を上げてくると自然と信用預金がついてきます。
そうすると無理なお願いに対しても、あの人に言われたらしょうがないというようになる。
転職をするということはその信用預金がなくなり、ゼロから実績をつくることになるからだ。

転職をする際に必要なものは、キャリアの地図、羅針盤、自分なりの判断基準の3つが必要になる。
キャリアの地図というのは、自分がどういうキャリアを築いて、そのポジションを取りに行くのか。
羅針盤とは、そのポジションを取りに行くにはどうしなければならないのか、何が必要なのかを理解すること。
そして、自分なりの判断基準がなければ、決断の時に困ることになる。

転職の準備というのは常日頃からおこなっていてほしい。
これからは個人の時代に突入をしており、会社はいざというときには守ってくれない。
解決金制度が成立をすると、雇用の流動化がより一層加速することはまちがいない。

また、早期退職制度を取り入れている会社が増えてきている。
リストラというとネガティブなイメージがあるけれど、
早期退職制度ということで解決金制度に似たシステムが現在もあるということ。
退職金を上積みしますから、退職してくださいと企業が合法的に編み出した方法でもある。

だからこそ、いつ何時でも転職ができる準備をして、
自分の内面としっかりと向き合うことがひつようになるでしょう。

キャリア地図と羅針盤を持っていないと

キャリア地図は自分がどういうキャリアを築いていくのかがポイントになります。
営業として花型で第一線を突っ走るもよし、バックオフィスで会社を支えるのもよし、経営幹部として成り上がって年収アップをするのもよし、選択肢は多いほうが有利です。

キャリア地図はどんどん変更されるものですから、正解はありません。
しかし、自分が目的としている場所については変わらない。
ここが変わってしまうと、ジョブホッパーになるか、
スキルを身に付けているようで、深くはないものになってしまう。

新卒で入社した会社では総合職として入社をするケースが9割です。
残りの1割は専門的な知識を持っていたり、資格を持っていること、インターンシップでの評価が高かったなど、企業側がほしいと思った時に、営業職ではなく、専門職として入り込むことができるでしょう。

総合職として営業の経験は非常に重要なものである。
交渉力、プレゼン力、根回し力が身につくことになりますし、お客様からいろいろと教わることもおおいのが営業職です。

長時間労働やお客様から呼び出しの対応などについて、ネガティブなイメージが先行をしてしまいますが、実は、花型の職種でありやりがいをかんじることが多い職種です。
ここを経験していると、あとのキャリアの形成が楽になります。

なぜなら、業界の流れをしっかりと分析するチャンスがそこにあるからです。
いろいろなお客様とふれあうことによって、自分の業界のポジションや経済状況など、細かく分析することができる情報がそこにはあるからです。
経済誌やビジネス書、新聞などで業界と経済状況については、情報を早めに取ることを身につけておこう。
これを続けることによって業界や自分の会社を取り巻く環境というのが、俯瞰の位置からしっかりと見わたせることになる。

人材の価値とは2種類ある

これをしっかりとわかっていないと、大変なことになるので注意してください。
1つ目は社内評価。これは仕事をしている人たちが評価をするので、スキルも実績も十分だと思っている人が多くいます。
これは大きな誤算になることが多いパターンです。

2つ目は社外評価。これは仕事の実績を第三者が評価することによって、社内ではイマイチの評価であっても高い割合で高実績とみなされるパターンです。
意外とこういうタイプが伸びしろがあって活躍するケースが増えています。

人材の価値とは、自分の市場価値を知るということになります。
そのため、人材紹介会社に10社ほど登録することを勧めています。
なぜなら、マーケティングの意味合いがそこにはあるからです。
1社だけの評価ではサンプルにならず、どれぐらい必要とされているかわかりません。

業務内容が細分化してしまった昨今において、そのスキルを見極めるには、
面接だけではどうしようもないというのが現状です。
プレゼンテーションの場ですから、どれだけのスキルかというのは作れてしまいます。
漫才や落語と一緒で、粗くつくったものを磨き続ける事によって本物になるからです。
年齢を重ねれば重ねるほどそういうことになりますから。

そして自分の市場価値を理解することができたら、弱いつながりを持つようにしましょう。
つねに人材紹介会社の人たちと連絡を取りながら、自分のスキルに合う案件を紹介してもらえるようにする。
案件がガラパゴス化しているからこそ、自分にあった会社をチョイスする必要があります。

いろいろな会社の人と知り合いになり、求人情報を探すのも1つです。
リファーラル採用とか縁故採用といわれていますが、社員からの紹介というのは意外とマッチング確率が高い。

準備をしているから先手を打てる

キャリア地図と羅針盤が用意ができたら、転職市場でも優位に進められる。
自分の目的地がしっかりとしているからこそ、どうするのか、何が足りないのかと分析できる。
分析しているからこそ、自分の強みをしっかりと理解することができる。

中途半端転職をすることはキャリアの3歩進んで2歩下がる状態で、自分では進んでいるように思うキャリアも実はほとんど進んでいないということがある。
それを繰り返す転職をすることは、30代に突入した時に格差となる。

三歩進んで二歩下がるキャリアと戦略的な転職をするのとでは大きく違ってくる。
その差が出てくるのが昇進のスピードや年収の差になる。

40歳を境に昇進レースが決着をすることになる。
内部で昇進ルートに乗っているのか、早期退職者リストに名前が載るかの運命の分かれ道。
40歳過ぎの転職ということになるとリスクも大きく、募集枠も少ないのが特徴。

専門性の高いスペシャリストでありながら、実績を残しており、転職を経験していないと市場価値が下がってしまう。
転職経験がないとなると環境適応能力があるということを証明するのは難しいというのが現状である。

以前の会社がこうだったからということで自分のルールを作ってしまうと部下からのハレーションが起こってしまう。
郷に入れば郷に従えではありませんが、信頼と実績を兼ね備えてから、マイルールでチーム力をアップするようにしていかないといけません。



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