会社を辞めたいと思ったとき、会社で働き続ける選択肢も！

会社に勤めているのが嫌になるとき、人間関係で悩んだり、仕事で失敗したり、希望の仕事ができない、自分の能力を思う存分発揮できていないと感じるときなど、誰しも一度ならず今の会社を辞めたいと思う時があると思います。会社を辞めるのはいつでもできます。会社を辞めることを考えるときには、今の会社に残ることも選択肢の一つとして考えてみることをお勧めしたいわけをお伝えします。

会社を辞めたい理由が、ネガティブな理由のときは少し立ち止まって考える。

会社を辞めたいと思う理由が、上司と合わない、仕事がつまらない、今の仕事はやりたくないという理由であれば、会社を安易に辞めることはお勧めしません。もちろん例えばブラックな会社で、続けても何一つ自分のためにならないのなら話は別です。

会社という組織の中で働くことは、合わない人が上司になることは少なくありません。自分がものすごく尊敬できる、こうなりたいという理想だという上司に出会えることのは本当にラッキーだと思います。私は個人的には私が求める理想の上司に出会ったことはありません...。完璧な人はいませんし、人は違って当たり前です。上司と合わないと思ったら、どこが合わないのか、どうすれば上司を攻略できるのか戦略的に考えてみると、案外うまくやれることもあるかもしれません。

言いたいのは、どこに行っても、自分と合わない人はいますし、嫌だと思った上司と同じようなタイプの人とまた出会うことになることもあります。つまり乗り越える必要がある課題だと思って取り組むこと、向き合うことが一つの壁を乗り越えるチャンスになるのではと思います。

仕事がつまらないとか、何となくやりたい仕事じゃないから辞めたいというのは、これも自分自身の成長の機会を逃していることになると思います。その仕事の何がつまらないのか、どんなことであれば興味がもてるのか、興味の持てるような意味のある仕事に変えることはできないのか、自分の次のステップへの足掛かりになるのか、ならないのかを考えてみてからでも遅くないと思います。

目先のことだけではなく、広い視点で考えてみる。

もし、会社のミッションやビジョンが、自分のやりたいと思っている仕事の方向性と合っているのであれば、目指す仕事に向けてスキルアップするために今の目の前の仕事にしっかり取り組んでチャンスを待つということもあるかもしれません。

一番避けるべきなのは、後先考えずにやめること。

どんなに仕事がつまらないと思っても、この先自分が本当に何をしたいのか、何ができるのか、今の会社で何を得たのかを明確に言える状況であることがまずは大切です。次のキャリアステップを決めてから辞めることが理想ですが、少なくとも方向性は決めてから辞めることをお勧めします。

いつでも自分のキャリアの軸と方向性はしっかりと考えておくことが、何をするにしても大事なことだと思います。