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#7 就職活動を昨年3月からやっているのに、4年生の9月の時点で内定が無い方の傾向について考える

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キャリアコンサルタントの笹井典子です。

9月とはいえ、まだまだ4年生の就職活動サポートは続いています。

公務員や教員志望で、民間企業の就職を考えていないという学生は置いておいて、3年生の3月から就職活動をしていて、現時点で内定が無い方の傾向について、考えていこうと思います。

私がカウンセラーとして勤務している大学は、東京都内の有名大学という訳ではないのですが、その分就職活動へのサポートに力を入れています。

 多くの学生が内定を獲得するのが5月~7月にかけてですが、8月以降もまだ内定の無い学生も多数。世間では内定率80%(これには諸々の数字マジックががありますので鵜呑みにはしていませんが)という時点で、私の関わっている大学の内定状況はあくまでも体感ですが50%くらい。

 活動が停滞している学生に対して、電話やLINEで連絡を取り、新たにサポートを定期的に行う事で、サポート開始してから3か月くらいで内定を獲得に繋げています。

 就活する気が無くて全く活動していないという方は別として、(但し、「就活する気がなくて活動していない」の言葉の裏側にも、人によって様々な価値観が隠れていますが、それはまた別のお話で・・・)活動をしているのに、なかなか内定を獲得できない方は、本人が何か劣っているという訳ではなく、本人なりに一生懸命活動している訳です。

ただ、頑張りどころが少しずれてしまっているのです。

■自分が幸せになる(得をする)ことに一生懸命で、社会や企業側の視点が抜けてしまっている。とか

■素晴らしい意見を持っているのに、自分の思い込みや自分のロジックで表現することに一生懸命で、相手に伝わらない。とか

■面接で伝える「台詞」を暗記することに一生懸命で、本音が伝わらない。とか

■「理想の自分」をアピールすることに一生懸命で、相手に本当の良さが伝わっていない。とか


このような傾向に対する対策としては大きく3つ

1)他者の目線で考えること 

→他者への貢献という視点

→自分の思考の枠を超えて、相手の目線を考えること

2)自己分析(自己理解)

→理想の自分や、企業の求める人物に「寄せる」のではなく、本来持っている自分の良さに気づくこと

→自分が大切にしている価値観を理解すること

3)言語化

→自分の思いを「何となく」「ふつう」という言葉で終わらせずに、相手に伝わる言葉にする 


1)〜3)について、方法や事例を今後の記事で詳しくお伝えしていきますね。

こちらの記事を固定記事にして、今後アップした記事を一覧で見られるように整理していこうと思いますので、就活で迷った時の参考にしていただけると嬉しいです。


本日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
Have a great career_weave!






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