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入ってよかったキャリア関係の学会の話

ちょっと前ですが、気になっている学会の話を書きました。

きっかけは業界の雰囲気を知りたかった

キャリアコンサルタントの資格をとったものの、資格取得の勉強をしただけで、この領域でお仕事されている知り合いはゼロでした。業界の動向とか業界の雰囲気みたいなものを知るためには、どこかの団体に入会するのが一番!と考えました。

キャリコンを取った人が多い団体

キャリアコンサルタントの資格を取得した方が、資格取得後に入る団体で多いのは、日本キャリア開発協会(JCDA)さん、一般財団法人ACCNさんではないでしょうか。私は、資格取得講座の主催がJCDA系だったのでなんとなーくの流れで入りました。

JCDAさんの話はまたの機会にしますが、研修講座の案内がすごーく来ます。時々無料もあるけど有料が多い。最近、無料で視聴できる講座の配信が始まり期待してます。ニュースレターがとても充実してます。

なぜ学会に?

もう一つ、キャリア関係の学会に入ろうと思いました。なぜかというと、30代のころに研究所の仕事をした関係で、学会とか研究は身近な存在だったからです。

学会というと研究者が集まって難しい話をしているところ、という印象でしょうか? そういうマジな学会もありますが、研究者も実践者も集まっているコミュニティみたいな学会もあります。

私は、論文を投稿したり発表したりすることは目的ではないので、研究者も業界の人(企業の人)も運営に参加していて、情報発信の多い学会を探しました。

入った学会は…

キャリア関係の学会はいくつかあるのですが、役員構成をみて、研究者と企業人のバランスがいいなぁと思った「日本キャリアデザイン学会」に入会申し込みを出しました。

入会に必要な正会員2名の推薦書が難題

たいていの学会が、既に会員となっている人(たいてい2名)の推薦が必要で、日本キャリアデザイン学会さんも同様でした。

う~む…知り合いの知り合いを探せば会員がいそうだけど遠すぎて頼みにくい。それで、よーくサイトを読んだら、こんな記述がありました。

「推薦人がいない場合は、理事会及びその依託機関で選任することに同意いただければ、空欄で結構です。その場合、①職務経歴書 ②入会希望理由書 ③キャリアデザインに関連する業務・研究(無い方は結構です)を添付いただければ幸いです。(書式自由)」

③はないけど、①と②なら書けるのでA42枚にまとめて提出しました。理事会承認が必要なら時間がかかるかな、と思っていたら、数週間で入会手続きの案内が届きました。

安くない会費だが、元は十分とれる

年会費は9000円(引き落とし)。学会の会費としては平均的なお値段です。最初は、情報収集目的だけなら高いなぁ!と正直思いましたが、入ってみたらオンライン開催の研究会が毎月のようにあって、どれも興味深い。

会を企画されているチームがいくつかあって、どのチームも研究者と企業人がタッグを組んでいて、役人を呼んで政策動向のレクチャーがあったり、トレンドテーマ(リスキリングとか)をとりあげたり、と数が多いだけでなく質も高いし、会のテンポもダラダラしてなくていいです。

例えば、8月22日キャリアデザインライブ!のゲストは・・・

お片付けメソッドで有名なコンマリさんの旦那さんから「キャリアから日本を復活させるプロデュース戦略」をテーマにお話しが聞けます。平日ですが、夜の7時スタートなので、カメラはオフにして夕飯食べながら耳だけ傾けます。会員は無料ですが、非会員だと2000円。(どの会も非会員参加者も多く、お金払っても聞きたいレベルの話)

研究会参加は資格更新のポイントに

キャリコンの資格更新には使えないのですが、参加証明を出せばCDAの資格更新のポイント3がゲットできます。参加証明の作り方は、自由で、指定書式がないのですが、もしどんな書式で申請しているか知りたい方はメッセージ送ってくだされば書式送りますよ。

学会誌は難しい

この学会は9月はじまりなので、そろそろ年1回発行の学会誌が届きます。学会誌は・・・学会なのでバリバリの研究論文がズラーりと並んでいて、かなり難しく、全く理解できません。が・・・この分野の研究トレンドは、目次を眺めているとなんとなーく見えてくるので、それも勉強ですね。



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