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気になっている学会           ~いろんな人のいる学会を探し中~


学会って敷居が高いですか?
この学問をしているならこの学会に所属していなければモグリだ。
というような権威ある学会もありますが、そうではない学会もたくさんあります。

研究職の方は、研究業績を残すために権威ある学会で発表したり論文投稿したりしないといけないけど、わたしはそういう立場ではないので、関心ある領域の情報収集ができて、会費が良心的で、フレンドリーな雰囲気の学会にいくつか入っています。

学会ってたくさんあるので、気になる学会があったら、こんな点をホームページでチェックするとよいと思います。

会費は良心的か

大学の先生方は、学校の研究費で会費も落とせることが多いので、会費の額は無頓着なようですが、私は自腹なので、入会金の有無や年会費の額は必ずチェックします。年会費が万単位の学会ってけっこうあります。できれば入会金がなく、年会費も5000円くらいのところが入りやすいです。

理事の所属は偏っているか多様性があるか

会社でいう取締役会にあたるものが学会では理事会・評議員会です。ホームページをみると、役員一覧などの名称で名簿が載っています。大学の先生ばかりでなく、企業の方、民間団体の方などいろんな背景の方が役員に名を連ねている学会は、フレンドリーな雰囲気なところが多いです。

学会主催のイベントは参加できそうな内容か

会員の研究発表の場を提供することを主目的にした学会が多いなかで、講演会やセミナー、研修会などを活発に開いている学会もあります。
たまーに、学会員であっても有料で、その収益が学会の収入源?と思ってしまうようなところもありますので、会員は無料あるいは低価格の設定になっているかはチェックです。

会員になると得られる情報は魅力的か

学会誌やニュースレターが届きますが、やけにメルマガが届くけど肝心のニュースレターや学会誌らしきものは充実していないところもあります。研究メインの会の学会誌は、査読をパスした論文がそのまま印刷されているようなものも結構あり(どなたかに読んでもらいことが目的ではなく、査読にパスした証明のような位置づけなのでしょうね)、読むのは難解です。
学会誌とニュースレターが年2回は届き、会員無料の会が年に複数回あり、年に1回学術集会があって、年会費5000円だとかなりお得で、7000円くらいが相場のような印象です。

入会手続きのハードルが低いか

権威ある学会だと入会に学会員2名の推薦を求めることが多々あります。いっぽうで、学会員の知り合いがいない場合は、自由書式で職務経歴書の提出で代用可だったり、学会事務局に相談してください、と門戸を広く開いている会もあります。こういう会のほうがフレンドリーです。もちろん、入会申込書を出せば入れる会もたくさんあります。

会計年度の始まりはいつか

会費の有効月は4月~3月が多いのですが、たまーに、その会の設立の時期との兼ね合いで10月はじまりだったり、9月はじまりだったりすることがあります。年度の始まりのタイミングで入会すると、年会費を有効活用できます。

実は、4月からの新年度に入ろうかなぁ…と思っている学会があって、他にも気になっている学会がいくつかあります。noteで今度紹介します。

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