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中途社員から見る、スターティア

こんにちは、スターティア採用担当の五十嵐(イガラシ)です。

新卒採用を2003年から継続している当社、同業のなかでもいち早く”新卒”に目をつけ、取り掛かったと聞いています。(創業者談)
採用人数は事業・人員計画によって年々変化させながらですが、初年度から毎年欠かさず新卒採用をおこない、2022年6月現在も各年度採用の在籍者が未だ途絶えていないという結構な!自慢があります。

その歴史の灯を絶やさぬよう、日々採用活動に勤しんでいる我々採用担当、
現在のチームは現在こんな構成。

本邦初公開(たぶん)。

普段はこのメンバーで、新卒採用・中途採用・社内研修・その他の人事関連業務をおこなっています。
部長(2005年新卒入社、男性)
メンバー(2009年新卒入社、女性)
メンバー(2019年新卒入社、男性)
メンバー(2015年9月中途入社 ※細かい、女性) ←私

#もうすぐ夏ですね


というわけでやっと題名に触れられるわけですが、私は採用担当のなかでも唯一、中途社員として入社をしています。
新卒教育機関、キャリアプロデュースグループに在籍する教育担当も、新卒入社5名:中途入社1名。
新卒採用・新卒教育をメインで扱う我々の部門では、今のところ中途社員は我が部門では少数派なんですね。
※全社では1:1の割合で在籍しています。

数字で見るスターティア」より(文献みたいに言う)


今回は中途社員代表として(#僭越 #恐縮)、
中途から見る当社の印象を 忖度なく 書いてみたいと思います。

① 社員、気さくすぎない?

小さな会社から転職してきた私、当時は数百名規模の企業=お堅い会社のイメージをしていました。
マニュアル通りに事務的に仕事をレクチャーされ、会社・上司から指示がきて、各々がPCを叩き、、、
強面の上司からたまに怒られ、でも時に評価されるOLをイメージしていたわけです。(ドラマの見すぎ)

実際は「事務的」からは程遠く、シンプルに話しやすい。
たっぷりと雑談からコミュニケーションを取ってもらい、質問・相談・報告のしやすいウェルカムな雰囲気を作ってもらっていました。
例:「青森出身だからあまちゃんって呼ぶね」が直属先輩の第一声です。
  ちなみに、結局一度も呼ばれたことはありません。


他部署の社員にはこのような言葉をかけてもらいました。全て初対面で言われた言葉です。

・あっ!!?えっと名前、、、、??……五十嵐!!五十嵐だ!!!!
 ※見た目からして絶対に役職が上の方、大緊張した。他部門の部長でした。
・青森出身なの?東北会やろうね~~~!!(日本酒飲みたいだけ)
・(通勤用リュックを背負っている私に真顔で)遠足ですか?
・(内線にて)あ、もしもし、がらし?
・どうも、社内代表イケメンです。

もう一度言いますが、全て初対面です。(ふざけた社員ばっかりだな?)
お陰で想像する何倍も早く、会社に馴染むことができました。私にとって「慣れるまで」が最も鬼門なのですが、やりづらさを感じたことは、誇張でなく一度もありませんでした。

当時は単に「気さく」な人が多いのだと認識していましたが、今思うと、とにかく個を見る意識が我が社は強い。
業務をこなす駒としてのカウントではなく、私がどんな人間で、どう教えたら私のためになって、どう声をかけたら社内で過ごしやすいのかを考えて接してくれました。

そして、私にとって衝撃だった 人間として嫌な人がいない。
就活で聞く「うちの会社はいい人が多いです」も大事ですが、
「うちの会社はいやな人がいません」は私のなかではもっと重要です。
人間なので多少の相性はありますし、自分も全社員も一切マイナスな思いをしていないわけではありませんが、
部門間の連携が多い当社で、頼みごと頼まれごとが快くスムーズになされている理由なのではと思っています。

今は声をかける立場、これは新たに入社するメンバーに返していく所存です。(敬礼)

② 大きな仕事、そんなに任されるの・・・

考えを持ち、発信する、行動に移すことが当社では想像以上に重要視されているなと思っています。
”社長の指示が絶対” という前職で育った私が、当社で最初にぶち当たった 壁 です。

入社数ヶ月で100名規模の前で話す会社説明会、1ヶ月に及ぶ新卒入社時研修の設計(半年規模のプロジェクト)~運用・講師、新卒入社受入、、、
入社間もないです、は通用せず、当社にとって・お客様(求職者、内定者)にとって・部門にとって・自分にとってどうすべきか?という意見も毎日求められる。他部署の連携でも、人事代表としてカウントされる。
思考癖がついていなかった私には、知恵熱が出るほど(出てない)もの凄く苦しい時期でもありました。

仕事の仕方に優劣はないです。
ルーティンや、指示を正確にこなす方が得意・好きでやりたい、という方もいらっしゃると思います。
ただそういった方は、社風がマッチしないという理由でご入社されないことをオススメします!本当に!! と、求職者には心をこめてアドバイスしています。笑

思考停止癖を叩き直したい、という方は勿論大歓迎です。(不敵な笑み)

③それって、甘やかして…ない……?

関東圏外から転居する新卒への入社支度金支給、教育専門部隊の存在、そのほか体系的な研修がある時点で、私にとっては非常に手厚い会社に見えていました。
(在籍7年弱、今では伸びしろもしっかり感じています)

入社後の教育体制は、求職者を安心させ、社員の力と意欲を伸ばし、会社を成長させます。採用難のこの時代、既存社員フォローの一貫である受け入れ・教育研修は企業の力の見せどころ。当社としても試行錯誤をしながら企画をしています。

その施策が、当時の私には「会社がやってあげすぎ」に見えていました。
なぜ社員にそこまでやってあげるのか?自分で調べさせてもいいのでは?「こういう機会を会社に作ってほしい」ではなくて自分でやればいいのに…?と。

今は、時代背景や、社員教育の重要さ、個人の状況や捉え方で意見はそれぞれと認識できます(できてると思いたい)が、
それでも「箱入り社員」でなく、適性な制度や教育研修を思案し続けたいという思いは当時から変わらないです。



中途社員、というよりも私は、
前職を辞める前に、本当に環境を変えていいのか自問自答し決心して入社したため、入社後もキャリア脳(市場価値を考えるなど)になりがちで、他社とも自然と比較する癖が、良くも悪くもついていると思っています。

それでも自分がこの会社を選んで勤続している理由はなんだろう、と日々思考して、
この会社の良いところ、伸ばしていきたいところを、今後もフラットな目線で見ていきたいと思います。

どなたかの、何かの参考になるとうれしいです。


フラット(を目指す)人事より。


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