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興味関心の小さな種を育てる|me:Riseキャリアコーチ自己紹介vol.1 志賀文香

こんにちは。me:Rise キャリアコーチの志賀です。

これまでいくつか記事を執筆してきましたが、個人的な想いや考えについて書いたことがなかったので、自己紹介も兼ねて書いてみたいと思います。

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簡単な自己紹介・これまでのキャリア

私は現在、採用・転職支援をしている株式会社パーソルキャリアで、週3日、自社の組織開発に関する仕事をしています。一方、週2日程度は、株式会社ルバートにて、法人や個人、大学向けセミナーのコンテンツ開発と講師、オンラインキャリアコーチングサービスme:Riseの運営メンバー、そしてキャリアコーチとして活動しています。いわゆる、パラレルワーカーです。

今のワークスタイルはここ1年ほどのスタイルで、その前は、現在も勤務しているパーソルキャリアで、3年半ほどコンサルティングファーム・監査法人・金融機関を中心とした業界での法人営業をしていました。

具体的には「リクルーティングアドバイザー」と言って、法人顧客の役員・現場・人事の方々とコミュニケーションをとりながら採用ニーズをお伺いし、人材の要件定義から採用手法の提案、候補者様のご紹介、入社決定までの支援を行う仕事です。

パーソルキャリアに入社する前は、新卒で入社した大手生命保険会社で、個人営業、営業現場でのマネジメント、新卒採用を中心とした人事業務を経験しています。

自分のキャリアの経緯をお話しすると「一貫している」とか「やりたいことが明確にある」という印象を持たれることがあります。

ですが、自分の中では、そういったことを強く意識してきたわけではありませんし、むしろ「数年前の自分は、今の自分を想像もしていなかった」、そんな連続のように感じています。

そもそも、社会に出て3年くらい仕事をしたら結婚をして、母と同じ専業主婦になるのだと、疑いなく思い描いていた22歳頃の自分から見たら、今の自分の姿に驚くのも当然なのですが(笑)

自分の興味関心の小さな種を育てる

明確なビジョンやゴールを設定し、それに近づいていくことに幸せを感じる人もいると思いますが、私はどちらかというと、自分が大切にしたいと思っている価値観やこだわりを一つ一つ満たしながら日々を積み重ねていくことに幸せを感じるタイプ。そんな私が自分のキャリアを築くにあたって大事にしてきたことは何か?

それは、自分の興味関心で動いてみるということです。

例えば前職時代。社会人3年目の春、営業から人事に配属され、それまで自分には見えていなかった人材や組織の課題に触れたとき、その課題に対して何かしたい、微力な自分にできることは何だろうかと、模索し始めました。

「何を大事に生きていくかはその人の自由だけれど、人が仕事をしている時間は起きている時間の多くを占めるから、やっぱりその時間は幸せなものであるといいな・・・」

そんな願いを持ち始めた中で、「人が幸福になる」ということに関心が芽生えました。精神論などではなく、科学的な根拠をもって、人が幸福になることに何らかの形で寄与できないか?そう考え始めた中で出会ったのがポジティブ心理学という分野でした。(より多くの人の役に立つためには、経験した人にしか分からない精神論ではなく、科学的に証明された根拠があったほうが、納得度や信憑性の観点で良いのではと、当時考えていました。)

ネットの検索でポジティブ心理学の存在を知り、自分が知りたかったのはこれだと思い、すぐにその分野を学べる学校に週末通い始めました。学んでいくうちに、人の心理や感情、強みなど、内面的な部分への関心がどんどん高まっていきました。

その後、プロコーチ養成スクールに通うことになりますが、実はそのきっかけの一つには、このポジティブ心理学を学んだことによる興味の派生という背景があります。

今は、プロとしてキャリアコーチをしている私ですが、プロコーチ養成スクールに通うことを決めたときも「興味がある、学びたいから学ぼう」という動機でした。もちろん、その当時に感じていた課題に対して、役に立つアプローチなのではないかという期待感はありましたが、通い始めた当初、特にプロコーチになることは考えていませんでした。プロコーチになるとも、ならないとも、特に考えていなかったというのが正確な表現でしょうか。

そうして、自分の外側の世界を少しずつ広げて行動しているうちに、「もっとこういう人の役に立てたらいいな」が自分の中に生まれ、それが実現できるようなご縁をいただき、me:Riseの立ち上げから参画し、今に至っています。

本当にやりたいことかどうかなんて、正直やってみないと分からない。だからこそ、興味関心の小さな種を見つけたら、小さな種を育てるようにまずは動いてみる。本当にやりたいことなのかと、考えたって分からないことで悩む前に、実験だと思って行動してみるというのは、自分自身の道をつくる上で、とても役に立ったと感じています。

小さな種に気がつくこと、そして主体的に育てること

ここまで、興味関心の種を育てることについて書いてきましたが、その前提として、自分自身の小さな種に気がつくという必要があります。

私の場合は、自分の中に生まれた課題意識と、本当はこうだったらいいなという理想から、自分の興味関心の種に気がついていきました。

・自分の内側に目を向け、そこにどんな種があるのかを探求していくこと
・小さな種を育てるように、自分の外側の世界を拡げていくこと


自分の興味関心の種に気がついて育てていくには、上記のどちらも大切であり、自分らしいキャリアを築くことを助けてくれました。

自分が情熱をもって成し遂げたいことに、ある日突然、何かのきっかけで出会うかもしれない。それは、とても素敵なことです。一方で、それだけがすべてではなくて、自分の中に見つけた小さな種を、自分の手で少しずつ育てていくことで道を切り開くという発想があっても良い。私はそんな風に考えています。

me:Riseというサービスを通じて、一人でも多くの方の、その方自身がまだ気がついていない種を見つけていくこと、そして、その種にもとづいて、外側の世界を広げていく行動のお手伝いができたらと思い、キャリアコーチを続けています。

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自己紹介をお読みいただき、ありがとうございました。この記事を読んでくださっている方と、どこかでご縁がありましたら嬉しく思います。

オンラインキャリアコーチングサービスのme:Riseでは、3月31日(火)までの期間限定で、春のチャレンジ応援キャンペーンを実施しています。
これからのキャリアについて真剣に考えたいという方は、ぜひこの機会にご利用ください。








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