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希望通りの転職を遂げた人たちが「うまく行った要因」として挙げた一つのこと

me:Riseキャリアコーチの重次泰子です。(コーチ紹介インタビュー
私は、ストレングスファインダー®(※)を用いて、その人の強みを活かして成果を上げる、ストレングスコーチングを行っています。

ここ2年ほどは、リモートワークになって自分自身に向き合う時間が増え、これからのキャリアを真剣に考えた結果、ステップアップの選択肢として転職を考える方が増えていると感じています。

アクションを起こすと決めて転職活動をし、見事に希望通りの成果を得た方たちの多くが、第一声として口にしたのが、「自分の強みをしっかり言語化できていたことが、うまく行った一番の要因だと思います」という言葉でした。詳しく話を伺ってみると、「強みの言語化」は、採用面接で実施されている、「コンピテンシー面接」に非常にマッチしていることがわかりました。

「コンピテンシー面接」とは

「コンピテンシー面接」とは、過去の行動を基に、候補となる人を評価する手法です。

採用する側の企業の立場で考えると、「コンピテンシー面接」を行う企業が増えている理由が理解できます。エージェントに多額のお金を払って人を採用する訳ですから、「こんなはずじゃなかった」と後悔しない人を採用したいと思うでしょう。

面接で、華々しい成果を上げたと言われても、今後の抱負をエネルギー高く語ってもらっても、再現性があるのか、別のメンバーと協業しても成果を上げられるのか、保証はありません。そこで求められるのが、これまでの経験、具体的なストーリーです。

実際にどのように考え、動き、成果を上げたのか。
うまく行かなかった場合、どのように振り返り、学びとして活かしているのか。
企業は過去の行動からその人の本当のコンピテンシー(能力)を見極めようとしています。

「コンピテンシー面接」の具体的な質問としては、以下のような例が挙げられています。

・今までどんな仕事をやり遂げてきましたか?
・困難な状況に直面したとき、何を考え、実際にどのように動きましたか?
・日々仕事をする中で、何に価値を置いて、どんなことを大切にしてきましたか?それを実現するためにどんなアクションを取りましたか?
・今までどのような新しいチャレンジをしてきましたか?どんなやり方で乗り越えましたか?
・失敗した経験はありますか?そこから何を得て、どんなふうに活かしていますか?

時として、その時の様子を詳しく再現してみてください、と求められることもあるほか、その時の感情、周りの反応、上司とのやりとり、などを質問されることもあるようです。

「強みを言語化できている」状態とは

「強みが言語化できている」状態とは、面接を終えた皆さんの言葉を総合すると、「どのような時に自分の資質をうまく使えて、どのような時にうまく使えないのかがわかっている」状態、と表現できます。

ストレングスファインダーを使うと、何となく「無意識」に繰り返していた得意なやり方が、「資質」の特徴をもとにして言語化でき、「意識」できるようになります。

例えば、「調和性」という資質を上位に持っている人の得意技は、「穏やかで皆が話しやすい場を作り、1人1人の意見を引き出して、合意を取って前に進めていく」ことです。世界でも日本でも上位に持っている人が多い資質ですが、強みとして認識されにくい才能でもあります。

しかし、強みとして使えると、多くの部門が関わるプロジェクトで、各部門の主張を引き出し、交渉し、皆が納得する合意点を見つけて、着実に前に進めていくという、非常に貴重な役割を果たすことができます。

しかし、この「調和性」も、場の雰囲気を乱すことを恐れて、自分の意見が言えない、忖度してしまう、など、非生産的な使い方になってしまう場合があります。あらかじめ自分の陥りやすいパターンが意識できると、「相手の気持ちを損なわずに自分の意見を伝えることを学ぶ」などの対処ができるようになります。

実際に「調和性」の強みを活かして成果を上げていた、ある女性リーダーを思い浮かべると、以下のような表現ができると思います。

「私は職場が穏やかで皆が言いたいことを安心して言える雰囲気を大事にしています。自分自身も意見を伝えるよう努力しますし、メンバーの意見も引き出しながら、交渉し、調整してまとめていくのが私のやり方です。具体的には、本社移転のプロジェクトのリーダーとして、各部門の意見の調整などで活かすことができました。意見が食い違って大変でしたが、会議の前にあらかじめ皆さんから意見を聞いておき、合意できそうなところを手掛かりに案を作り、それを皆さんに示して各部門と調整を図っておくなどの工夫をしました」

自分の調和性がうまく使えるパターン、非生産的な使い方になるパターンと対処法がわかっているので、「コンピテンシー面接」にも柔軟に対応できることになります。

「強みを言語化する」までのステップ

ストレングスコーチングでは、3つのステップで自己理解を深めていきます。

  1. ストレングスファインダーで自分が上位に持っている資質を理解する。

  2. 次に自分の資質を好きになる(受け入れる)。

  3. 自分の資質を狙って使い、強みとして活かす。

という流れです。

「強みを言語化できている状態」とは、上記のステップ③、強みとして活かせる状態、つまり再現性が高い状態と言えます。

そして、私が皆さんから感じるのは、自分の強みも弱みも、「これが自分だな、いろいろあるけど、まあこれでいいんじゃない?」と、自分のありのままを肯定的に受け入れている、「そこはかとない自信」です。これは上記のステップの②に該当します。私の印象では、このステップ②が最も大切なプロセスで、ここまでくると体温が上がり、やってみよう、と「狙って使う」姿勢に変わられる方が多いと感じます。

面接では、色々なタイプの人から、また様々な角度から、何度も「ツッコミ」が入ります。「最後は、今までじっくり自分と向き合ってきたという自信が支えてくれた」などの声も聴かれました。

転職活動は、大変なことも多いと思いますが、自分とじっくり向き合い、次のステージに成長するための良い機会と捉えることもできます。「自分探求を楽しむ」くらいのつもりで、時間をかけてみてはいかがでしょうか。

※ストレングスファインダー®とは、米ギャラップ社が提供する34の個人のクリフトンストレングス(強み)の資質を明らかにするテストです。


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