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自分らしいリーダーシップ像が明確になると、行動が加速する

me:Riseキャリアコーチの重次泰子です。(コーチ紹介インタビュー
私はストレングスファインダーを使ったストレングス・コーチングを行っています。

最近、コーチングセッションや企業研修で、リーダーシップを扱うことが増えています。

リーダーシップというと、カリスマ型リーダー、ビジョナリーリーダーなど、強力な影響力でチームや組織を牽引するタイプのリーダーシップ像を思い浮かべる方が多いかもしれません。

実際、「自分は人を引っ張れるような強烈な影響力を持ち合わせていないので、リーダータイプではありません」という声が20代から30代前半、特に女性から多く聞かれます。

そんな方たちでも、自分の強みを活かしたリーダーシップのスタイルを明確にイメージできると、意識が変化し、行動が加速し、成果が上がることが多いと感じます。

決め手は「それならできる!」の腹落ち感

例えば、無駄な対立を避け、周りの人の意見を聞いて、合意を取って前に進めるのが得意な「調和性」という資質と、人の気持ちを自分のことのように感じ取ることができる、「共感性」という資質があります。

この2つは、日本でもグローバルでも出現率が高く、一緒に上位に持つ人が多い資質の組み合わせでもあります。

このタイプの方は、活かし方が分からないと、「自分はリーダータイプではない」と受け身に回り、自分の意見はしっかりあるのに、人を優先させて自分の意見が言えないまま、モヤモヤしてしまう、ということがあります。

しかし、うまく使えると、周りの人の気持ちに寄り添い、皆が意見を言える環境を整えながら合意形成をし、着実に前に進めていく調整役として、非常に力を発揮することができます。

ある女性は、「関係者から本音を引き出し、落としどころを調整することなら自分でもできるかもしれない。」と動き出し、次第に「あの人がいてくれると意見がまとまる」と評価されるようになり、マネージャーに昇格しました。

リーダーシップのスタイルは実に様々で、自分の資質を使うと何ができるのか、と考えれば既存の枠にとらわれず、自分らしいリーダーシップ像を作ることができます。

例えば、「ポジティブ」の資質を使い、チームメンバーに1日一度は前向きな言葉で声掛けをすることで、チームの雰囲気を明るくするリーダーシップ。

「収集心」の資質を使い、集めた情報をTeamsやSlack上でシェアすることで、最新の知識や仕組みをチームに取り込むことができるリーダーシップ。

決め手は、「これならできる!」と思えること。小さなアクションからスタートすればよいと思います。

小さなアクションが大きな成果につながる

成果につなげていく方たちを拝見していると、いくつかの変化が起こっていると感じます。

まず、小さなアクションでも、自分から起こしたことなので、「どう進めるか」「次は何をするか」という、より主体的なマインドセットになります。

また、強みは「自分にとっては当たり前にできること」なので、労力はあまりかからないのに周りの人に感謝され、自分自身も幸福な気持ちになり、「又やろう!」という好循環が生まれ、継続して取り組めたり、バリエーションを広げたりして、成果につながっていくようです。

日々仕事をする中で、自分自身に伸び悩みを感じ、モチベーションが今一つ湧かないという方は、自分の強みを使ってできる具体的なアクションを考え、動き出してみてはいかがでしょうか。

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