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金曜日は日本語教師の日🌼『将来、「教師」にだけはならないだろう!と思っていたのに、、、?!』

こんにちは^^

毎週金曜日は、『日本語教師編』ということで、私の番です^^

まず、「日本語教師と国語の先生って違うの??」と、最近は聞かれなくなりましたが、以前はよ〜く聞かれました^^。

私は、もともと国語は苦手で(ちなみに社会も苦手で、文系科目が全くダメでした^^;)、国語と何が違うの?という答えにもあまり上手に答えられませんでした。

国語が嫌いでした、、、


そして、
「日本語が話せるんだから、日本語教えるのって簡単でしょ?何説明するの???」

何説明するの??? のイメージ^^;


と言われることもあります。

どんな世界でもそうかもしれませんが、
「自分ができる」≠「教えられる」
ではないですよね?

反対に
「自分が出来ない」→「教えられる」
人はいます。

つまり
自分ができるからと言って、教える技術があるかというとそれは違う!ということで、
「教える」は、特別な技術です。

「自分ができる」→「    」→「教えられる」
の、この「    」の中に

「教える技術を身につける」
というワンクッションが入ります。

このワンクッションを入れると
「日本語話者」+「教える技術」=「日本語教師」
と、なります^^

導入の導入で、ここまでがちょっとした「日本語教師」という職業のご説明です^^;

そして、タイトルの

『将来、「教師」にだけはならないだろう!と思っていたのに、、、?!』

将来、「教師」という職業にだけはならないだろう、のイメージ^^;


ですが、、、。

子どもの頃から「先生」が好きじゃなくて、先生からしても全くかわいい子どもではなかったのでは、、、と思いますが、心の中でいつも

・「何先生ぶっちゃって(`へ´)フンッ。」
・「自分で自分のことを「先生は〜」って言うなんて、なんかナルシストっぽくて嫌!(`へ´)フンッ。」
・「命令口調で話さないでくれる?!早くしろ!とか、何様?!(`へ´)フンッ。」

と、謙虚さのかけらもない、本当にひねくれた子どもだった(当時は全くそんなこと思ってなかったのですが、、、^^;)のかもしれません、、、。

でも、今までの人生で一人だけ!大大大好きな先生がいました^^
その先生は、高校1年6組の時の担任の鶴峰先生(いいことだから名前も出します^^)です。

私が上に書いた3つの(`へ´)フンッ。、がありますが、このどれもなかった先生です。
(本当に可愛がってくれてる気持ちが伝わる命令口調はたっくさんありましたが、全然嫌じゃなかった^^)

・教えあげてる、という態度がない
・情報だけ分かりやすくさささっと教えてくれて
・できるだけ生徒の側に居てくれて
・先生にとって余分な仕事になることでも、いつも許してくれて
・先生からの愛情を毎日感じられた

こんな先生でした。

高校生の時の私です^^; 理系クラスだったので、女子は7〜8人だったと思います。

そして今の私は、、、
・教えてあげてる、という態度がない
(同じ!学習者の分からないところにだけ、情報を提供している、という感覚で向き合っている)
・情報だけ分かりやすくさささっと教えてくれて
(同じ!ここをずっとずっと磨いて、ある程度確立してきました^^)
・できるだけ生徒の側に居てくれて
(同じ!みんなが「寂しい」と言えば、一緒にアニメを見に行く、カラオケにいく、家に泊まりに行く、福岡から東京にも会いに行く^^)
・先生にとって余分な仕事になることでも、いつも許してくれて
(同じ!仕事を時給で考えない!自分ができることを、彼らが「したい」と言ってくれることは、日本語のことであってもなくても私にできることなら即OK!)
・先生からの愛情を毎日感じられた
(同じ!と言いたいですが^^; ここは彼らに聞いてみないと分かりませんね^^; I hope soということで^^)


『将来、「教師」という職業にだけはならないだろう!と思っていたのに、、、?!』

なのに、今、日本語教師という仕事を続けられているのは、、、
鶴峰先生のおかげかな、、、?

あとは、小学校6年生の時の担任の松木先生が、私の日頃のアイデア力を見て、通知表に
「君のアイデアは、これからきっと世界に必要とされるものになるでしょう」
とコメントに書いてくれた、ここにも大感謝。未だに私の自己肯定感の源になっています。

松木先生からは、
「人のよさを、しっかりと、重みを込めて伝えることの大切さ」を学んだのかな、、、と思います。

今振り返ると、先生達に助けられたことがたっくさんあったのかもしれない。

「教師にだけはならない(=なりたくない!)」と思っていた自分が、今こうして日本語教師になっている「不思議の謎」が、今少し解けたような気がします^^

日本語教師の皆さんは、「教師」という職業にどこか憧れて、とか、過去の人生のどこかに教師にまつわるStoryがある方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか、、、。

まったくもって個人的なことだらけの初回でしたが、次回は、「日本語教師」の「日本語」のお話をしたいと思います^^

じゃ、次は、来週火曜日のまりりんです^^
まりり〜ん、バトンタッチで〜す^^

Chihomi


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