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子供も大満足!シリコンバレー観光5日間の充実スケジュール!

カナダのバンクーバーに住んでいるお友達家族が、シリコンバレーに遊びに来てくれました。土曜日の午後便で到着して、水曜日の昼過ぎの便で戻るという計5日間の滞在でした。お友達がきてくれたおかげで、私たちも普段はなかなかすることのないシリコンバレー観光をすることができ、なかなか充実したスケジュールだったので、世界中のどこかにいらっしゃるどなたかの参考になればという思いで記事にしてみます。

バンクーバーとカリフォルニアは同じタイムゾーンに属しているので、時差ボケなしの彼らだからこそ楽しめたスケジュールだったかもしれないので、その点はご留意ください。また、時期は12月中旬です。

12歳の男の子が来てくれたのですが、この年齢になると、親の行きたいところに無邪気にはついてきてくれないお年頃かと思います。12歳の男の子が喜んでくれたものはどこだったか?という視点からも参考になりましたら幸いです。

まずサマリーとして、どんなことをしたか、行ったところリスト一覧はこちらです。

シリコンバレーっぽさ、カリフォルニアっぽい感じがカバーされていて、結構な充実ぶりかと思います!

ここからは各日の内容です。

Day1(土曜日の午後便でSFOサンフランシスコ空港到着) 

■空港到着
■荷物を置いてすぐターゲットに買い物へ
有名なYoutuberの方のプロデュースした商品がアメリカのターゲットでしか買えないということで(+必要な日用品を買い込みに)、到着早々ターゲットに向かいました。お目当てのものを早速ゲットして嬉しそうでした。

Day2(サンフランシスコ市内からナパへ)

■フルハウス世代にはお馴染みの「Alamo Square アラモスクエア

■”世界一曲がりくねった坂道”で有名な「Lombard Street ロンバードストリート

■自動運転のWaymo乗車:「今回の旅のハイライトはこれだった!」と言ってくれました。無人の運転席。勝手に動くハンドル。自動運転の車が自分を迎えにきてくれる興奮。私も初めて乗ったときは、かなり感動しました。今回は、ロンバードストリートから、ゴールデンゲートブリッジまでの移動をWaymoにしてみました。これは12歳の男の子も大興奮でした。

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信号のない交差点での左折も、順番を待ってスムーズに曲がります。
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ロンバードストリートからゴールデンゲートブリッジまで15分のWaymoの旅。車内は興奮に包まれ、とても盛り上がりました。

ゴールデンゲートブリッジ: 橋をバックに写真を撮り、橋の上を少し歩きました。アルカトラズ島もここから眺めました。

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12月のサンフランシスコ。快晴ではありませんでしたが綺麗でした。橋の上は風が強く寒くて早々に撤退!

■「In-N-Out Burger イン・アンド・アウト・バーガー」:カリフォルニアといえば、イン・アンド・アウト、イン・アンド・アウトといえばカリフォルニア!レストラン、外食系はどこにご案内しようかなーと考え、ここは外せない!と思っていたのがイン・アンド・アウト・バーガーでした。アメリカの西海岸エリアにしか店舗を展開していませんので、カナダから来ているお友達家族はとっても喜んでくれました。しかも、イン・アンド・アウト・バーガー初体験とのこと。しっかり”実はあまり秘密じゃない裏メニュー Not-So-Secret-Menu”をご案内し、初回からアニマルスタイルのフレンチフライを頼み絶賛していました。ちなみに、グルテンフリーハンターの私は、いつもチーズバーガーをプロテインスタイル(パンの代わりにレタス!)で頼みます!

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じゃじゃーん!奥に見えるのはアニマルスタイルのフレンチフライ。危険な美味しさです。

オーパスワンでワインテイスティング(母たちのみ):今回遊びに来てくれた友達はワイン好きで、しかも初めてのナパ訪問ということだったので、事前にオーパスワンのワイナリー訪問に興味があるか聞いていました。「是非行きたい!」とのことで、オーパスワンのコートヤードテイスティング体験 を二人分事前に予約しました。オーパスワンのワイナリーに未成年は入れませんので、子供たちは夫(ワイン興味なし!)に任せて、母たち二人だけで楽しんできました。

彼女は以前接待でオーパスワンを飲んだことがあり、私は人生初めてのオーパスワンでした。私はナパを訪れたことがあっても、予約が必要だと知らなかったり、未成年のいる家族なので子連れでは行けなかったり、そもそも数年前にお酒は卒業したので、オーパスワンのワイナリーに入ること自体が初めてでとても楽しみだったのですが、正直、訪問前は、「世の中皆、美味しい美味しいとか言ってるけど、どうせブランディングがすごいだけでしょ」と斜に構えていました笑。でも、本当に美味しいんですね。びっくりしました。

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ゲートは閉まっており、フロントに電話をして予約の旨を告げるとゲートが開きました。
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ゲートが開き中へ。
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着きました~!
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天気もよく気持ちがよい!
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ホリデームードな外観。
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レセプションにここでホストの案内を待っててねと案内頂いたサロン。ホリデームード一色。
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私たちのテイスティングでは、オーパスワンの異なるビンテージ2つと、オーヴァチャー1つの計3種類のテイスティングができました。それぞれのビンテージのブレンドのパーセンテージ(%)の違いが書かれた案内も置かれていました。

ホストの方は、「なんで同じオーパスワンなのに、年によってメルローの率が違うの?」、「オーパスワンを製造したあとに残ったブドウでオーヴァチャーは作られると言ってたけど、それってどういうこと?」といった私の質問に、素人の私にでも分かるように丁寧に説明くださいました。オーパスワンがブレンドでできているということも初めて知ったし、オーパスワンと、セカンドラインのオーヴァチャーの違いも学べ、ホストの方との会話も楽しかったです。

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テイスティングの後に、ホストの方の案内で地下へ。
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圧巻の光景でした!「この並べ方は効率的ではないけれど、見栄えを意識してこういう風に並べている」と仰っていました。
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屋上に出て写真を撮れるよとホストの方に教えてもらって、最後は屋上から外を眺めて一連の体験は終了です。
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名残惜しい気持ちで、車に乗る前に最後にパチリ。

ミーハー心で訪れたオーパスワンのテイスティング体験、想像以上に楽しかったです。お友達もとっても喜んでくれていました(彼女は1本お買い上げ!)。

お酒は飲まなくなった私ですが、お酒というより、ワインというより、ある種の芸術品を楽しませて頂いたという感想をもちました。久しぶりの心躍るイベントで楽しかったです。その間の子どもたちは、アイスクリームを食べに行ったり、買い物に行ったりして、彼らは彼らで楽しく時間を過ごしてくれていたようです。

ホストの方によると、ナパ訪問のおすすめ時期は、「空いているのがよければ2月、収穫時期目当てなら9月だね」と仰っていました。

Day2は、サンフランシスコ市内観光からナパまで、朝から終日、めいいっぱい楽しみました。

Day3(シリコンバレーツアー)

やばいドーナツ屋さん(Stan's Donuts)
サンノゼの地元で有名なドーナツ屋さんです。THE ”アメリカっぽい”ドーナツで、ジャンク感満載の危険な味を、カナダから来た友人に紹介したくて、観光前の朝イチ、店舗に寄りました。が、生憎、臨時休業日で残念でした。たくさんの種類がありますが、なんといってもオススメはグレーズドドーナツ、「Famous Glazed」です。揚げたてが格別なので、禁断の味を試したい方はぜひに。朝から結構並びますが、回転数は早いです。※こちらのドーナツはグルテンフリーではありません。

■Nvidia本社(車窓)
偶然横を通り過ぎたのですが、お友達家族は「こんなところに、こんな建物で!」と感動してくれました。

Google Experience でランチ
以前の記事でもご紹介したGoogleのビジターセンター、Google Experienceにお連れしました。私は約1年ぶりです。私は今回初めてカフェでランチをしたのですが、そのサンドウィッチとスープのクオリティが高く、大人も子供も大満足だったのが、ポジティブサプライズでした!

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こちらの建物は、実際のオフィスでもあります。建物の一部が、Visitor Experienceです。
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駐車場に発見。妊婦さん専用の駐車スペースを確保しているなんて見たことあります?!さすがです。しかもコウノトリの絵ですよね?きっと。センス良っ!無料駐車場の情報はHPにあります。
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まずはショップへ!こちらは前にもあったトートバッグ。かわいい。
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1年前にきたときとラインナップが変わったような。
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Google バスケットボールどうですか?

お買い物をしたら、ちょうどお昼時でお腹がすいたので、Google Experienceのカフェでランチをすることにしました。私は普段サンドウィッチをランチにすることはあまりなく(グルテンフリーのオプションがないことが多い)、それに、サンドウィッチだけってなんだか寂しく、スープが欲しくなるのですが、なんと、こちらGoogle experienceのカフェは、その両方を満たしてくれました!メニューに書いてなかったので、「グルテンフリーにできますか?」と聞いたら、グルテンフリーにできました!そして、スープもフルサイズとハーフサイズがあります!しかも、お味も美味しい!パンは地元の有名店、MIDWIFE AND BAKERのパンを使っているようでした。

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そしてこちらが、皆大絶賛のサンドウィッチとスープです。お友達はCranberry Turkey Sandwich(ターキー&クランベリーサンド)、The Cafe Steak Sandwich(ステーキサンド)。そして日替わりスープのトマト(ハーフサイズ)。(ショップで12歳男子はしっかりお土産を買っていました!)
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同じく、夫はThe Cafe Steak Sandwich(ステーキサンド)と、私はサンドウィッチのパンをグルテンフリーに変更。スープは、Butternut Squash & Carrot Soup(バターナッツかぼちゃとにんじんのスープ)。抜群に美味しかったです。再訪したら、夫のを一口もらって美味しかったステーキサンドをグルテンフリーで頼んで、ハーフサイズのスープをつけるのが、私のベストかな!というくらい、ステーキサンドが異様に美味しかったです。

ちなみにこちらのカフェ、お値段がシリコンバレーにしてはリーズナブルな価格に感じます。(例:アメリカーノ=2.5ドル 2024年12月現在HP参照)

さて、Google experienceを後にして、次はスタンフォード大学に向かおうということになり、その途中で「シリコンバレー発祥の地」である、HP創業のガレージに立ち寄りました。

■シリコンバレー発祥の地 HP Garage(HP創業のガレージ)
一見なんてことのない民家で、12歳の男の子にとっては、「ふーん」といった感じでしたが、私たち大人としては、こういうところから(こういうなんてことのない車庫から)すべてが始まっていったんだなーと、結構感慨深く、印象に残りました。せっかくこのエリアに来たのであれば、人生に一度くらい行ってもいい場所だと思いましたので、建物を外からみて、下の写真を撮っただけの数分の滞在でしたが、お友達も喜んでくれたし、案内できてよかったです。

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Birthplace of ”Silicon Valley”

(Day3続き)
Waverley Streetをドライブ
ハロウィンで盛り上がった話をしながら、こちらの通りを通過。素敵な街並みに「素敵ねぇ」と盛り上がりました。

■スタンフォード大学
雨だったので、外には出ずに車でぐるっとキャンパス内を走りました。既に冬休みに突入していたのか、キャンパスは閑散としていました。

アップルが誕生したガレージ 
Private Propertyですし、車でさーっと通り、外から眺めて終わりです。シリコンバレー発祥のガレージに続き、「こういう環境から始まったのね」とお友達は「連れてきてもらってよかった!」と言ってくれました。

■トレジョでお買い物
カナダにトレーダージョーズはないということで、お買い物に行きました。楽しんで頂けたようでした!

Apple Park Visior Center アップルパーク ビジターセンター 
アンドロイドユーザーのお友達なので、お連れしてもあまりかな?と思いつつ、「せっかくシリコンバレーに来たら行ってみたい!」ということで、アップルパークにも行きました。当初私はビジターセンターの2階から景色を眺めてもらうだけかなと想定していたのですが、何度か行っているのに今回初めて1階にあるアップルパークの説明スペースに気づき、それをお友達たちも楽しんでいたので、行って良かったです!

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こんな殺風景な模型?があるのですが…
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受付でiPadを借りて模型を写し込むと…
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こんなふうに、iPad上に、実際の風景(左側に”10AM ”とあるように、時間帯ごとの風景)が映し出されました!
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これは5PMの風景。ちょっと暗い。
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映し出されたiPad上の建物を指でドラッグすると、オフィスの中のスペースが映し出されました。レイアウトが見れておもしろい!
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そうかー。円形オフィスの中はこうなっているのかー。

12歳の男の子も、大人も、初めての経験にとても楽しんでくれました!よかった!

Day4(バークレー)

Chez Panisse シェパニースでランチ
日本語の観光ガイドブックにもよくでている、「カリフォルニア料理発祥」のレストラン、シェパニースはバークレーにあります。以前は、全米一予約が取りづらいレストランと言われていたようです。カフェなら少し前に予約すれば大丈夫だったので、お友達に「せっかくだからどう?行ってみる??」と意向を聞いてから、事前に予約していました。12歳の男の子も一緒に行きました。しみじみ美味しくて、雰囲気もよくて、優しい味だから観光疲れしたお腹にも優しいし、デザートも種類豊富なので、観光で来た方をお連れしたら「カリフォルニア料理を食べた!」ということで喜んで頂けると思いました。

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お店の外観。素敵。
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お料理は日替わり?週替わり?で変わります。
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お野菜もたっぷり。
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ジンジャーケーキ。洋梨とザクロが添えられて。この生クリームが美味しかったです。
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アップルパイ風ガレット?ガレット風アップルパイ?名前は忘れちゃいましたが美味しかったです。バニラアイスも美味しかったです。
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食後に頼んだ自家製のフレッシュミントティーが美味しかったです。

■UCバークレー
シェパニースでランチを楽しんだ後は、UCバークレーに行ってお土産を買い、キャンパスをお散歩しました!スタンフォードと違って、こちらは学生さんで溢れていて、キャンパスの雰囲気を味わうことができました。

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パーカーを買いたい!ということで、まずはブックストアから。ドアノブもクマ。
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店内の様子。12歳の男の子もお目当てのパーカーを購入できました。
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UCバークレーのランドマーク的存在、SATHER GATEから入り、少しお散歩して、帰路につきました。

そして、Day4の締めは、
■Netflix(車窓から) でした!

Day5(コンピューターヒストリーミュージアム、午後便で帰国)

コンピューターヒストリーミュージアム 
Google experienceを訪れた際に、車からチラッと見えて、急遽「なんだあれは?!行ってみたい!」となったコンピューターヒストリーミュージアムには、最終日に行きました。フライトが午後だったので、「開館時間の10時に行けば間に合うね」ということで。その名のとおり、コンピューターの歴史が、ソロバンから時系列に展示されていて、IBMの実物がたくさん出てくるし、IBバンカーには感慨深いブラックベリーも展示されていて、「あの頃はブラックベリーを持つのが本当にカッコいいってステータスに思ってたもんだよね」と、お友達も投資銀行出身だったので、二人で懐かしい気持ちで盛り上がりました。また、「昔はこんなに大きかったのか!」と視覚的にも理解できたし、昔の持ち運び型のパソコンを持ってみよう!的な展示もあり体感型でもあり、とっても面白かったです。10時の開館と同時に訪れ、11時半くらいにはミュージアムを後にしました。

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Computer History Museum はGoogle Experience からすぐにロケーションです。
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展示名は “The First 2000 Years of Computing” 
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展示は計算機から始まります。
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日本のそろばんも紹介されていました。
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IBMって凄かったんだなぁという展示が続きます。
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Bean Bag Chair(ビーズクッション) の展示も!テック系企業のカルチャー紹介、という感じですかね。こういう展示も「おさえてるなー!」という感じ!
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展示意図は“シリコンバレーを中心に、多くのテック企業がフラットでオープンなカルチャーを象徴するために、堅苦しいオフィス家具ではなく、ビーズクッションなどカジュアルな家具を採用しました”ということだと理解。

また、別の展示部屋では、Engineered Arts社が開発した最先端のヒューマノイドロボットAMECAと交流したりもできます。「AMECAは複数の言語を使用し、先進的なAI技術で訪問者と対話します。」と書いてあったのですが、ちょうど私たちが訪れた際には、エンジニアさんたちが調整?メンテナンスをしていて、「ベトナム後で話して」とか、「韓国語で挨拶して」と指示を出していました。それに対して反応するAMECAの表情が怖いぐらいリアルでした。エンジニアさんが日本語の指示を出したので、彼女の日本語も聞くことができました。

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ちょうどエンジニアさんが調整しているところに遭遇!
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最後はギフトショップへ。ギークワッペン!

お友達が行きたいと言ってくれなかったら訪れる機会がなかったと思うので、想定外に楽しめ嬉しかったです。

■「In-N-Out Burger イン・アンド・アウト・バーガー」(滞在中2回目!)
最後は「イン・アンド・アウトで食べ納め!」ということになり(気に入って頂けたようで何より!)コンピューターヒストリーミュージアムからサンフランシスコ空港に向かう途中に寄ってランチにしました。最後の最後までシリコンバレーを堪能してもらえたかなと思います!

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12歳の男の子に触発され、私もチョコレート味のシェイクに初挑戦。

以上、私たちのシリコンバレー観光旅程でした。

せっかくお友達が遊びに来てくれるといっても、「シリコンバレー、あまり連れていけるところがないな、楽しんでくれるかな」と思っていたのですが、実はいっぱいあったようです!今回は私自身も新しいところを色々開拓でき、とても充実した数日間を過ごすことができました。

本記事がシリコンバレー観光のご参考になれば幸いです。お読みいただきありがとうございました!


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