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オンライン授業の強い味方!iPadの王道手書きノートアプリGoodnotesを使った学習ノート術(実践例)

社会人大学院生として。スキルアップ目的の受験生として。興味あるトピックを学びたい受講生として。私はこれまで日常的に、オンライン授業ウェビナーする機会がありました。そんな私にとっての勉強のお供は、iPadとGoodnotesです!

オンライン授業や、ウェビナーを受ける際、「講師が投影しているプレゼン資料に、その場で書き込めたらいいのになぁ」、もしくは、「受領したPDFファイルにそのまま書き込めたらいいのになぁ」、と思われたことはないでしょうか?

オンライン環境でなくとも、目の前で教授や講師が行う授業中、投影されたパワーポイントに、”その場で”メモを書き込みたい、撮った写真にメモを書き込みたい、と思われること、ありませんか?

iPad✖️Goodnotesの組み合わせによるノート術は、非常に便利な学習ツールです。私は、大学院在学中も、普段ウェビナーで勉強する時も、子供の習い事や学校への申込書類の提出等の日常生活のアレコレにも、この方法を使っているのですが、本当に私の人生を変えたと言っても過言ではありません。そんな形でノートをとっていると、よく友達やクラスメイトから、「へー!便利そう!それどうやるの?教えて!」と言われることが多々あるので、いつかNOTEでもご紹介できたらと思っていました。

iPad✖️Goodnotesの組み合わせにより、学習環境が飛躍的に向上するので、本記事では、実際に私がどのような場面で使っているかを紹介できればと思います。

社会人大学院、大人の学び直し、リカレント教育に取り組む方々も多い昨今、ウェブ検索でも「Goodnotes勉強法」は数多く紹介されていますね。本記事の特長として目指しているのは、「こんな場面で、こんな使い方ができますよ」という実践的で具体的なご紹介です。

本記事は、特に以下のような方にお役に立てると思っています。

・社会人大学院生の方(実際私はINSEAD在学時に使っていました)
・オンライン授業、ウェビナーをよく受ける方
・英語資料をよく使われる方

そしてGoodnotesでどのようなことができるかといえば、例えば、受領したPDFに手書きメモをしたり、蛍光ペンでハイライトを付けることができます!

背景(元ファイル)は、読み込んだPDF。
講義資料として配布されたPDFをGoodnotesに読み込み、iPad上でアップルペンを使って、自分でメモを書き込んだり&蛍光ペンでハイライトを付けられます!

使用するものは、①iPad、②Apple Pencil(アップルペンシル)、③Goodnotesアプリ

私は、iPad Pro(12.9インチ)を使っています。大きい分重いのですが、デュアルスクリーン(二画面表示)することが多いので、画面が大きいものを選んで良かったと思っています。実際にデュアルスクリーンで何を投影しているのかといえば、「画面片方はZoomでオンライン講義、もう片方にはGoodnotesにして手元メモ」、だったり、「画面片方はGoodnotesに講義資料、もう片方は英語の翻訳画面」という使い方をしています。

そして、ノートアプリとして、Goodnotesという有料アプリを使っています。私がGoodnotesを購入した際は、一度購入すればOKの買い切り型(確か1,000円ほど)でした。しかし本記事を書くタイミングで少し確認しましたら、私が購入したのはGoodnote5で、現在はGoodnote6として、少し運用が変わっているようです。恐縮ですが、Goodnotes6については皆様各自でご確認いただければと思います。

実際の使い方

ここからは、実際にこういう状況下で、こういう使い方ができますよ、という事例をご紹介していきたいと思います!

PDFで送られてきたファイルに、記入(手書き)して送り返す場合

例えば、こんな場合です。

  • Slack経由で、PDFファイルが送られてきました。

  • 「署名して提出(Slackで返信)してください」という指示があります。

そんな場合、受領したPDFをGoodnotesに取り込む → アップルペンシルで手書き記入 → PDF化 → Slackに返信 という一連の作業が簡単にできます。

一般的な資料(空欄ブランク版)であれば公開しても問題ないと思いますので、以下より、実際に私が経験した事例を用いてご説明していきますね。

まずは、受領したPDFを、iPadで開くところから始まります。
最初なので詳しく書きますと、今回の例は、「SlackからPDFファイルが送られてきました。iPadでSlackを開いて、送られてきたPDFファイルを開きました。」それで以下の写真は、iPad上でPDFファイルを見ている」という状況です。

iPadで、受領したPDFファイルを開きました。Goodnotesに取り込むために、右上の「…」マークをクリックします。
「…」マークを押すと、↑のような一覧が出てきます。メニュー一覧から、「アプリで開く」を選びます。
「アプリで開く」を選んだ後、「Goodnotesで開く」を選びます。
「Goodnotesに読み込む」として、「現在の書類に読み込む」または「新規書類として読み込む」の選択肢が出ます。「現在の書類に読み込む」を選ぶと、例えば、別々に受領したファイルでも、合体して一つの資料としてまとめることがここでできます。今回は、受領したファイルを単体で送り返すので、「新規書類として読み込む」を選びます。
Goodnotes上にPDFが読み込まれました。ここからはGoodnotes上の画面です。今回の目的は、署名して返送する、なので、次は記入をします。

あ、ここで私は、「このままでは署名スペースが小さくて、書き込みにくいなぁ」と思いました。(もしくは、「字が小さくて読みづらいなぁ」という場合も同じです。)そんな時はどうしたらいいでしょうか。
iPadですから、画面を大きくすれば、自分で記入スペースを広くして書き込むことができるのです!

手でズームイン!文字も大きくなり、記入スペースも広くなりました。
Goodnotesのメニューから、「ペン」を選びます。そしてアップルペンシルで書き込みます。例として「あいう」と書いています。

はい、署名が終わりました。ここからは、ファイルをPDFにし直して送る作業です。

Goodnotesのメニュー、既定であれば左上の左から3番目に、四角から矢印が上↑に伸びたマークで表される「共有と書き出し」メニューがあります。
「共有と書き出し」メニューの中に、書き出すメニューがあります。「このページを書き出す」と「すべてを書き出す」がありますが、もし、署名ページだけを送り返せばよければ、「このページを書き出す」を選べばよいです。今回は、全部のページを返送しますので「すべてを書き出す」を選びます。
”書き出し方”としても選択肢が上記のようにあります。今回は、「PDF」を選びます。そして、右上の青いボタン、「書き出す」をクリックします。
「書き出す」をクリックすると、『書き出しましたけど、その後、何経由でどうするんですか?』と言った具合に、「送り方」または「保存先」を選ぶことができます。今回は、Slackで受領したPDFをSlackで送付する、という状況なのでSlackを選択します。そうすると、Slackで送付先の相手を選ぶ事ができますので、それで書き込んだPDFは送付されます。これで完了です。
他にも、「書き出す」をクリックした場合、書き出したものをどうしたいかという選択肢は複数あります。Googleドライブに保存することもできますし、WhatsAppで送付することもできます。

いかがでしたでしょうか。私はGoodnotesを使う以前は、受領したPDFを印刷 → 署名 → スキャン → メールで送り返す、ということをしていたのですが、このiPad✖️Goodnotesを使い出してからは、日々のこういう処理モノが非常に楽になりました。子どもの学校習い事関係でも、イベント申し込み系や、連絡、署名系、こういった処理モノって結構あるのではないでしょうか。そういう時にも、私はGoodnotesを便利に使っています!

ネット上からGoodnotesにコピぺ可能!文字の色も、サイズも変更可能!ノートのフォーマットも途中変更可能!

オンライン形態の授業や、ウェビナーに参加する際など、配布資料の文章をコピペして、自分の手元ノートにコピーしたいと思ったことはありませんか?ネット上の文字をコピペして、Goodnotesに移し、移した先で自分のノートを作ってみましょう。

また、Goodnotesのよいところは、自分のノートのフォーマットを、ノート作成中、書き進めている途中で変えられるところです。例えば、どんなノートにするか(罫線はもちろんんこと、その罫線の幅の広さも選べますし、方眼用紙スタイルもOK、無地も選べます。それに、白紙はもちろんんこと、黄色も選べるんです。黄色の方眼メモ用紙とかよくありますよね。そのスタイルをそのまま踏襲できるんです。)、自由自在なのです。横向き縦書きも選べますし、それを、最初の設定以降、書き途中でいくらでも変えられるんです!

紙のノートで勉強していると、こんな場面ありませんか?
「あ!ここのページに書き足したいけどスペースがない!」
「ここは章立て的に、ページを前後入れ替えると見やすいんだけどなぁ」
「B5サイズで書き始めたけど、やっぱりA4の方が良かったなぁ」
「縦向きにしたけど、横向きノートに変えたいなぁ」

Goodnotesを使ったノート術であれば、ノートのフォーマットも、文字の色や大きさも、自由自在に変えられるところが非常に便利です。

以降は、私が実際に受講したオンライン講義の場面を用いて、具体的にどのようにGoodnotesを使っているかについてご紹介していきます。

実際の講義資料を用いてご説明させて頂きますので、申し訳ないですが途中からは有料記事とさせて頂きます。

とはいえ、実際に私がどういうご案内の仕方をするのかがイメージができないと、ご購入されるか否かの判断材料が乏しいと思いますので、まずはここで、私がオンライン講義を受ける時に、Goodnotesをどのように使っているのか、その基本的な一連の流れをご紹介することで、本記事全体のトーンとイメージをして頂けたらと思います。

今回の場面は、「オンライン講義で、送られてきた講義案内の文章を、手元のGoodnotesにコピーしておきたい」という場面です。これを例として、具体的にGoodnotesで何ができるのかについてご紹介していきます。

実際の資料の一部ではありますが、授業の説明文だけなので支障はないと判断して使用します。

iPad上の画面です。オンライン上の文字をコピーします。(コピーしたい対象を選び、長押しです)
長押ししていると、画面のように選択肢が出てきます。「コピー」を選びます。※
「コピー」を選んだあと、iPadの下方からメニューバーを持ち上げます。
iPadのメニューバーからGoodnotesを選びます。
iPadのGoodnotes内が画面表示されます。今回は初回なので、新しくフォルダを作成しようと思います。Goodnotesの「書類」→「新規」の+マークを選びます。
何の新規を作るのかを聞かれるので、「フォルダ」を選びます。
フォルダ名をつけましょう。
フォルダ名をつけました。
フォルダ名をつけたら、右上の「完了」を選びます。
はい。Goodnotesの「書類」の中に、新しくフォルダができました。
新しく作ったフォルダをクリックしてください。新しく作ったフォルダの中に入ります。
フォルダの中に、「ノート」を作ります。新規の+マークを押すと、こちらの画面のようなメニューが出ます。「ノート」を選びましょう。
ノートのスタイルを選ぶことができます。今回私は、「縦向き」、「黒い用紙」の「無地」を選びました。(黒いバックグラウンドの方が、目が疲れにくいと感じているので)ここは皆さんご自由に選んでくださいね。
はい、ノートができました!ここで、冒頭コピーした※ネット上の文字をペーストします。
ノート上を長押しします。そうすると、画面のようなメニューバーが出ます。「ペーストしてスタイルを合わせる」を選ぶと、ノートに合わせてペーストしてくれます。
はい、※がペーストされました。しかし、私が黒い背景(黒色の紙)を選んでいるので、コピペした文字も黒いため、同化して文字が見えませんね。しかし、このコピペした文字の色を簡単に変えられるので、問題ありません!コピペしたした文字を白にします。「投げ縄ツール」の出番です!
Goodnotesのメニューバーから、「投げ縄ツール」を選んでください。〇の点線の形をしたマークです。
「投げ縄ツール」を選んだ状態で、文字の色を変えたい部分をアップルペンシルでぐるっと囲んで選択します。
ぐるっと囲んで選択した状態で、そのままペン先で長押し
長押しすると、メニューバーが現れます。文字の色を変えたいので、「カラー」を選びます。
「カラー」を選ぶと、カラーパレットが出てきます。そこで白を選んでみると…
私の黒バックグラウンドのノートに、文字が白くなりました。
でも、ここで私は、「ん?このコピペした文字、サイズが小さくて見づらいな」と思いました。
「でも文字を大きくすると、ノートのスペースが足りないかも」と。そんな時は、ノートを横向きにして(今は縦向き)、文字を大きくすればよいのです!
ということで、まずは、ノートを横向きにします。
Goodnotesの右上…」マークを選びます。
テンプレートを変更」を選びます。
ノートのメニューが表示されるので、「レイアウト」から、「横向き」を選びます。
「横向き」を選ぶと、横向きのノートの選択肢がでてきます。
私は「いバックグラウンド」の「無地」を選びました。
はい!これで、Goodnotesのノートが横向きになりました。
今度は文字を大きくします。これまでの流れであれば、「投げ縄ツール」が選ばれたままだと思います。「投げ縄ツール」を選び、Apple ペンで大きくしたい対象の文字ぐるっと囲んで選択しましょう。
はい、ぐるっと囲んで選択したところです。青い点線で囲まれています。それをまたペン先で長押しです。
メニューバーがでてくるので、今度は「サイズ変更」を選びます。
Goodnotes上はこのように現れます。
青い点線上にある、右下の矢印をびよーんと伸ばしたり、戻したりすると、選択した対象が拡張したり、収縮したりしますので、それで好みの大きさに変えましょう。
私は、文字を大きくしたかったので、びよーんと拡張して文字を大きくしました。

いかがでしたでしょうか。本記事では、上述のような私の日常的に使用する場面をもとに、こんな使い方ができますよ、という内容をご紹介していきます。これからGoodnotesを買われる方が、「こういう使い方もできるのか」という実際の使用方法イメージを膨らませるのに役立てるかもしれません。

また、私は英語の講義を受ける機会も多いので、和訳ツールを使う場合はこうしています、という内容も入れています。

私はこのiPadとGoodnotesで勉強が楽しくなったので、ずっとNOTEでこの記事を書きたいと思ってきました。コツコツ書き溜め、ようやくご紹介できる状態になりました。
教科書のように章立てはできていないので、その点読みづらいかもしれません。申し訳ありません。

全文の内容は以下のとおりです。少しでも皆様のお役に立てることができれば幸いです。
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