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リモートワークの弊害

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リモートワークのメリット

周知の事実だと思いますので簡単に説明します。

  • 通勤によるストレスがない

  • 時間の有効活用

  • 育児など制約がある人でも働きやすい

  • 好きな環境で働くことができる

私も実際ここ2年で自宅に本格的な作業場を作りリモートワークを中心に仕事を行っていますが、非常に効率的に仕事ができていると感じています。

通勤に使用していた時間を運動や余暇の時間に充てることができるので生活が豊かになったと実感しています。「家でなんか集中できない!」と高をくくっていた私ですが今では家の作業場が一番集中できる場所になっています。

リモートワークのデメリット

個人的にはほとんどないと思っています。当然、スケジュールやタスクを自己管理できないと生産性が下がってしまうので、ビジネススキルのベーズがあればの話です。経営側の目線で考えると、コミュニケーション不足によるマネジメントの難しさだったり、常に見えているわけではないので、従業員の生産性を管理できなくなって評価しにくくなってしまうなどの問題はあるかと思います。

リモートワーク推奨派の私(実際私が経営している会社は全て基本的にリモートワーク)でも明らかに弊害が発生しているなと感じるポイントがあります。

リモートワークの弊害

リモートワークの弊害、それは育成です。
育成においては結構不利なところが多いと思っています。それの理由は「学び」の性質にあると感じていて、特に今回はモデリングの機会が少なることによる弊害を上げていきます。モデリングとは、私たちは自分自身の体験だけでなく、他者の行動を観察・模倣することによっても学習するという理論です。

簡単にモデリングの流れを説明します。

  1. 注意過程
    何をモデルとするかを選択し、そこに注意を向けている段階です。例えばイチロー選手に関心を向けている段階ですね。

  2. 保持過程
    観察したことを記憶し、その記憶を保持する段階です。イチローの振り子打法を覚えておく段階と思っておけば良いでしょう。

  3. 運動再生過程
    記憶した行動や動作を実際に行う段階です。鏡の前で振り子打法を行っているわけです。野球好きな男性なら、小さいころ実際にやっていたのではないでしょうか。

  4. 動機づけ過程
    実際に真似したことで得られた満足感や、周りから褒められた嬉しさなどにより、その行動が動機づけされる段階です。振り子打法を真似すると、自分がイチロー選手になった気がしませんでしたか?

これって私たちは職場で自然と今までやってきているんです。先輩の仕事を見て「あぁこういう風にやってるんだな」って感じたことは誰しもあると思います。

ここなんです!リモートワークになると極端にこのモデリングの機会が減ってしまって成長の機会損失が発生してしまうんです。
実際私もサラリーマン時代に経験したんですけど、出社して朝礼で部長から先輩がこっぴどく怒られていることとがあったんですけど、その先輩がなんで怒られているのか聞いて(いや、部長の声が大きすぎて聞こえちゃう)「あぁーここはこうやってやらないとダメなんだ。次自分がやるときには気を付けよう」とか思っていたりとか、上司がホワイトボードを使ってビジネスモデルの構造理解の説明を他の部署の人にしているときにも「なるほどね。業界の知識が無い人に説明をするときはこの言葉をチョイスするのといいのか!」とかのこうゆう風にやればいいんだ!っていう情報源があったわけです。それによって成長していたのは確かだと思うんです。

しかし、リモートワークによってこのモデリングの成長機会が激減して「勝手に育ってくだいね」というスタンスの若手はかなりきついと思うんですよね。

リモートワークの弊害から退職になるケース

極端な表現を「勝手に育ってね!」のスタンスになってしまうと成長機会を失ってしまうだけでなく、失業にも繋がってきます。

終身雇用が無くなり、転職が普通になり、人生100年時代だとまとめて急に言われるようになった今の時代では、「この会社で成長できるのか」「市場価値は上がるのか」「他社でも通用するスキルを身につけることができるのか」など不安になるのは当然です。

この不安を払拭できていない会社は”隠れブラック企業”と呼ばれます。「会社に不満はないが将来に不安があるから転職したい」ということが発生します。特に優秀な社員からこのような気持ちになり、離職に繋がってしまうとのデータが出てきます。

対応策

私が自分自身でやっていることでもあるのですが、コミュニケーション不足を無くすためにリモート会議の5分前に入室して仕事とは全く関係のないいわゆる”雑談”をするということで結構コミュニケーション不足を補足しています。

あとは、リモートでも画面共有を使ってどのように考えてこの結果になったかどうかをマインドマップなどを使って思考の順番を開示してあげたり、画面で一緒に文章をまとめてみたりすることでモデリングの機会を意識的に増やしています。

確かに現場でのモデリングから得られる情報と比較するとリモートワークは情報源が少なくなってしまいますがリモートワークはメリットが多いので上記のように工夫することで若手の成長が低下しないようにしたいですね。

以上、リモートワークの弊害でした!
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