5.恋愛×子育て×仕事へ応用可能 (副題: 誰もが抗えない本能について3 / fin.)
過去2話にわたって綴ってまいりました
マインドコントロールpart3です。
本記事はゆくゆく
加筆して有料版にします。
・process
〉1.欲求を生み出す
相手に求めさせる状態
〉2.欲求を増幅させて
欲しくてたまらない状態
〉3.必要となる、依存する
ステップ1.2を見てない人は
【記事3】【記事4】をお読みください。
では最終章のステップ3に参りましょう。
ステップ1では【連続強化】
ステップ2では【間欠強化】
をキーワードにしました。
ステップ3では結果的に
あなたのことを好きになったり、必要な存在になる。離れられない存在、依存するという状態になります。
実はこのメカニズムは
宗教なんかにも使われています。
例えば最初の頃は、教祖様にお布施をすれば必ず讃えられ、ありがたいお経を読んでもらえる。という連続強化が行われます。
しかしある時、習慣化した頃
お布施をしても教祖様から無視されたり
苦言や厳しい説教をされるという
間欠強化が行われます。
すると信者たちはもっとお布施をしなければ。もっと熱心に通わなければ。と、意欲を通り越して狂気のように血筋を上げるようになります。
ちなみに、ホスト狂いになるのも同じ原理が働いていますし、メンヘラな人(感性)が生まれる原理も同じものとされています。
この状態になると
相手は従順になり、少しでも関心を払われたい、褒められたい、認めてもらいたいという状態になります。
つまり、
相手をマインドコントロールするためには
脳の『報酬を求め、罰を避ける』という
【本能的システムをハックする】 こと。
そのために使う、"報酬と罰"は
〈承認欲求の充足〉という報酬
〈無視〉という罰
ちなみに報酬と罰に関しては
モノをあげたり、脈ありサインをこちらから出す。という報酬や
脈なしサインをこちらから出す。という罰などにも応用が効きます。
そして、その"方法"は
〈連続強化〉と〈間欠強化〉による条件付け
まずは必ず報酬がもらえるという連続強化を行うことで相手の中に欲求を生み出します。
それが慣れた頃に間欠強化。
報酬を与える場合とたまに与えない場合を
ランダムに作って、欲求を増幅させる。
すると、
安心と不安で感情が揺さぶられ
欲求が肥大化するとの同時に
『安心を求め、不安を避ける』という
心理が芽生えるため、
これを繰り返すことによって
教祖さまと信者くらいの主従関係さえ作ることができるのです。
もう少し、現実的な話しに代替します。
相手はあなたと会うたびにドキドキを感じるよう、"条件付けがされる"ということ。
これが、マインドコントロールのテクニックを使った、相手の脳をハックする方法。
※悪用厳禁
まだまだ始めたばかりですが、ご期待頂けますと幸いです。