見出し画像

人付き合いが好きな人と嫌いな人

僕の場合、嫌いじゃないけれども、そこまで積極的ではなく、1人の時間と他の人との時間は8:2ぐらいが丁度いい気がしています。

ので、今テレワークで家にこもっているのは結構心地良い方です。

一方で、できるだけ毎日誰かと会って話をしないと気がすまず、お酒を飲むなら誰かと一緒じゃないとつまらない。というように、人と一緒にいることが好きな方もいらっしゃると思います。

人付き合いが苦手/積極的ではないタイプの人に対して、陰キャとか根暗とかそういうレッテルをはる傾向がありましたが、最近はオタク文化によってちょっとは緩和されてきたのかなぁと思います。

人付き合いが好きな人と、得意ではない人の違いについてですが、どうやらその人自身の性格の問題とかではなく、遺伝子に起因していることがあるそうです。

人はオキシトシンという脳内ホルモンのレベルが高まると、幸せな気分になり、不安が減り、愛情を感じ、社交的になり他者と関わろうとしたりするそうです。

人付き合いが大好きな人は、このオキシトシンの分泌量と受容体の量が多いとされています。

そして、そのオキシトシンの分泌量と受容体の量は、オキシトシン受容体遺伝子の型によって変わるそうです。
特定の型(GG型)だと、愛情を感じやすく、人付き合いへの関心度が高まるそうです。

つまり、人と関わるのがあまり好きじゃない人と人付き合いが好きな人の違いは、もしかしたらオキシトシン受容体遺伝子の型の違いかもしれません。

となると、人付き合いがちょっと苦手だなぁと思っている人は無理やり得意にならなくても、苦手なりの生活の仕方を考えれば十分な気がします。

両親共に身長が170cm程度なのに、自分自身の身長が190cmにならないことに必死で困窮している青年を目撃したら、「まぁまぁ、遺伝もあるからしょうがないさ」と諭したくなるかと。

人付き合いがあまり好きじゃないことは別に悪いことじゃなくて、ただの遺伝的個性の一つなので、それ自体に対して悩むことはないだろうなと思います。

問題はその個性をどう利用して何をするのか?です。

※社会生活に支障があるレベルで苦手とかだと多分生活しにくいと思うので、一度医師に相談してみるのは良いかと思います。

190cmある相手と同じようにスポーツをしようとしても無理があるので、170cmなりの勝負の仕方をする必要があります。

自分が今できていないこと。に注目するのも大事かもしれませんが、意識的に今の自分にできること。に注目するのも大事なんだろうなと思います。

では。また。

▼参考文献


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?