ストレスへの対処方法を分類してみる
ストレスへの対応方法は大きく分けて2つ。
1:ストレス自体を受けないようにする
2:受けたストレスを解消する
2番については、衣食住を整えてちゃんと寝る。とか、誰かに相談したり話したりしてガス抜きをするとか、リラクゼーション的な話が相当します。
酒や煙草はストレス解消にはなりにくいので、良い対処方法とは言えないそうです。
1番は更に2つに分けることができます。
1−1:ストレスの原因自体を消す
1−2:ストレスと感じないようにする
1−1はストレス要因となっている上司から離れるように人事に相談するとか、職場を変えるとか、生活環境を変えるとかして、直接的にストレス要因から距離を取るようにする方法。
1−2については更に2つに分けることができるかなと思います。
認知の構造にメスを入れる認知行動療法と、そもそも脳機能レベルでストレスを感じにくくする方法です。
認知行動療法は、
「今朝、上司がなんだか不機嫌な態度を取っていた」
↓
「きっと自分の最近の仕事が良くなかったんだろう」
と、
自分を傷つける解釈をしがちな認知のゆがみに対して、自分をすぐに傷つけるようなことは無いような、自虐的ではない認知の仕組みになるように治療していくものです。
つまり、これまでストレスだと感じていた特定の出来事に対して、認知のゆがみを矯正していくことでストレスだと感じないようにする手法です。
ストレス要因からストレスを感じないように無視できるようになるのは、瞑想がもたらしてくれる短期的な効果の一つでもあるかと。
脳機能レベルでストレスを感じにくくする方法は、僕の知っている中では2つで、瞑想と有酸素運動です。
瞑想を長期間トレーニングすることで、感情を司る扁桃体を制御する能力が高まり、扁桃体自体の体積も小さくなるそうです。それにより、感情を制御しやすくなります。
また、有酸素運動はストレスホルモンであるコルチゾールから、脳のニューロンを守るBDNFという物質を大量に分泌させる効果があるとされています。
ストレスに対する対処手段はたくさん持っていることに越したことはない。とされていますから、自分が今どの手段を持っていてどの手段は弱いのかを振り返ると、よりストレスフルになれるかもしれませんね。
▼ストレス対処法整理
1:ストレスを受けないようにする
1−1:ストレスの原因を絶つ
1−2:ストレスを感じ無いようになる
・認知行動療法
・有酸素運動
2:受けたストレスを和らげる
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