あの頃の私に「お疲れさま」

みなさんは『ガンダムSEED』という作品を
ご存知ですか？

2002年に放映されていたこの作品ですが
なんと20年もの時を経て、劇場版が出る！

当時から劇場版の噂はあったものの
ずーっと実現されなくて
もう劇場版はないんだなぁと諦めていた。

それなのに…！遂に…！
青春を捧げていた身としては
感慨深いものです。

ガンダムSEEDは
続編であるDESTINYも各50話で
全100話のすっごく長い物語。

私これ、何回見たっけなぁ。

SEEDは5回くらいはみてる。もっとかな？
DESTINYは3回くらい。
延べ400話……？すごくない？(笑)

リアルタイムでは見ていなくて
高校生くらいのころに見始めたんだけど
私の価値観に
多大な影響を与えた作品であることは
間違いない。

幼少期から思春期の頃までに見たものは
価値観にとても大きな影響を与えると思う。

私の価値観形成に影響があった作品は
こんな感じだったかな。

幼少期
→風の谷のナウシカ

小中学生
→デルフィニア戦記（小説）

高校生〜社会人
→デルフィニア戦記以降のシリーズ全て
　ガンダムSEED、蒼穹のファフナー
　コードギアス、図書館戦争（小説）

今
→アイドリッシュセブン

他にもたくさんの作品を見ているけれど
私の価値観の構成部分が大きいのは
この作品たちだなぁ。

こうして見てみると
戦ってるものばっかり…。
今と昔の落差が激しいよ(笑)

そうだな。
戦いに身を投じて
その中でもがきながら生きてる姿に
惹かれていたかもしれない。

昔から私は
『もがいてあがいて。それでも前に進む』
そんな人でありたいと
強く願っていたんだろうなぁ。

今は、戦う系の作品にあんまり惹かれない。

私自身がやっと
戦いの舞台から降りられたという
ことなのかもしれない。

あの頃の私にとってバイブルのような作品たち。

今の私には
合わなくなってしまったのかもしれない。

だけど、あの当時
その作品たちを好きだった気持ちは本物で。

今だって好きだと思うけど。
あの頃と同じように感じることは
多分、もうできない。

それはとても悲しくて、寂しいことにも
思えるけれど。

出会う人や、身を置く環境が変われば
それはとてもとても自然なこと。

価値観はいつだってアップデートしていい。
それは昔を捨てることではなくて
ただ思い出になるだけ。

あの頃の私をギュッと抱きしめて
こう言ってあげるんだ。
「お疲れさま。よく頑張ったね。ありがとう♡」

いつも読んでくださって嬉しいです。
ありがとうございます。

※
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