【家族移住】オーストラリア移住にかかった費用を公開します【学生ビザ】

こんにちは!シドニーのレストア屋です。

海外移住するに当たっていちばんの心配ごとが “お金” ですよね。

「一体いくらあれば海外移住が出来る?!」

私もオーストラリアへ来る前はそんな疑問を当然持っていましたので、今回は実際にオーストラリア移住にかかった費用を公開してみたいと思います。

この記事を作成するにあたり、改めて費用を計算してみましたが

「こんなにかかっているのか…」というのが正直なところです。

これは意地でも永住権を取得しなければ…と、俄然やる気が出てきました(笑)

日本人3人家族がオーストラリアに移住。かかった費用は約450万円

私は妻と子を連れて2017年末にオーストラリア・シドニーにやってきました。

2021年現在、ようやく次のステップ(就労ビザ)が見えてきましたので、今までかかった費用を計算してみることに。

シドニー滞在4年目、これまでにかかった費用は約450万円+生活費

では詳しく解説していきます。

我が家の構成

2017年渡豪当時

私:30代後半
妻:30代前半
子:1歳7ヶ月

我が家のビザ遍歴

2017年12月〜2019年2月

私が語学学校の学生として学生ビザを取得。

2019年5月〜2020年6月

私が再度、語学学校の学生として学生ビザを取得(2度め)。

2020年7月〜2022年3月(予定)

妻が語学学校+ビジネス学校の学生として学生ビザを取得(3度め)。

渡豪時は観光ビザで入国しましたが、現地で学生ビザに切り替えて今まで2度更新しています。

以前記事に少し書きましたが、オーストラリアは学生ビザでアルバイトが可能です。

ですので、生活費を稼ぎながら学校に通う事ができます!

※学生ビザの就労に関しては規定の条件があります。

1年目:$13,871(日本円で¥1,179,035)

※為替相場は日々変化します。当記事では1ドル=85円で計算しました。

語学学校の学費=$6,030(1年分) 日本円で¥512,550

内訳:週およそ$130×48週

※オーストラリアでは学費は週毎の料金で計算されます。

  • 学生ビザ申請費用=$1,095 日本円で¥93,075

内訳:メインの申請者(私)$550、扶養家族(妻)$410、(子)$135

※こちらはオーストラリア政府に支払うビザの代金です。

  • OSHC(学生保険)=$6,746 日本円で¥573,410

※学生ビザは申請時に民間保険に加入していなくてはいけません。こちらは家族3人分のお値段です。

総額$13,871 日本円で¥1,179,035

上記はオーストラリア滞在のための「学費」と「ビザ代金」を計算した費用ですので、生活費は計算に入っておりません。

1年目は生活用品を揃えたりしなけれなならなかったので、これら以外にも結構お金がかかりました。

車は$2400の中古車を購入

こちらは中古車市場が大変大きいです。
日本では走行距離10万キロが車の乗り換え時期の目安となっていますが、オーストラリアは日本で10万キロを超えた中古車が流れてくるようですので10万キロ超えの中古車はザラにあります。
我が家で迎えた車も購入時すでに20万キロ超え(笑)。
しかし4年目の今もまだまだ活躍中です(長距離移動はさすがに怖い)。
自動車価格はピンきりで、安い車は$2000(日本円で¥170,000)くらいからありますね〜。
個人売買が主流で、私も個人の方から購入しました。
下記はオーストラリアで主流な中古車売買のサイトです。

【個人売買】

gumtree
carsales

【中古車販売大手】

ozcar

ちなみに、オーストラリアでは中古車の価値が下がらないようで、売るときには購入時の値段で売れるみたいです。

家具・家電は貰う・拾う

オーストラリアでは、地域にもよりますが市が定期的に粗大ごみを回収してくれますので、回収日前になると皆さん家の前にたくさんの粗大ごみを置くようになります。
そして、これが面白いんですが、みんな粗大ごみを自由に物色して、気に入ったものがあれば貰っていくんですね〜。
エコ精神の強いオーストラリアならでは、という感じです。
中には貰ってきた粗大ごみを修理して売りに出す商売なんかもあるようで…。
はじめは粗大ごみを物色するのは気が引けましたが、まだまだ使えそうなものが結構あるんですよ。
不要になったものを譲っていただいく機会もあり、大助かりでした。
シドニーはIKEAもありますので、購入する場合はIKEAに行っていました。

2年目:$19,637(日本円で¥1,669,145)

語学学校の学費=$9,440(1年分) 日本円で¥802,400

内訳:週およそ$196×48週

  • 学生ビザ申請費用=$3,245 日本円で¥275,825

内訳:メインの申請者(私)$575、扶養家族(妻)$430、(子)$140 +ビザ更新代としてひとり$700追加

  • OSHC(学生保険)=$6,952 日本円で¥590,920

総額$19,637 日本円で¥1,669,145

2年目の費用は1年目よりもおよそ50万円ほど多い金額となりました。

まず、学生ビザに限らずですがオーストラリア国内でビザを取得するのが2回目以降の場合、追加費用でひとり$700かかります。(なんなのでしょうか、この費用は…。)

そもそもビザ代金自体が前年より値上がっていますね。

あとは学費も前年より少し上がりましたが、これでも語学学校価格の中では安いと思います。

3年目:$20,890(日本円で¥1,775,650)

語学学校+ビジネス学校の学費=$8,580(1年半分) 日本円で¥729,300

内訳:週およそ$126×68週 ※語学学校とビジネス学校で値段は違いますが、平均値で出しました。

  • 学生ビザ申請費用=$3,330 日本円で¥283,050

内訳:メインの申請者(妻)$620、扶養家族(妻)$460、(子)$150 +ビザ更新代としてひとり$700追加

  • OSHC(学生保険)=$8,980 日本円で¥763,300

総額$20,890 日本円で¥1,775,650

3年目の費用は1年半分の授業料なので、過去2年の学費と比べると安くなりました。

ビザ代金がまた値上がり、保険料も滞在が延びた分上がったので総額ではいちばんかかりましたね。※OSHCは1日毎の料金で計算されます。

オーストラリアに滞在するためこれまでにかかった費用:計$54,398

$54,398 = ¥4,623,730 (1ドル85円計算)

こちらが私達のいままでの学費、ビザ代、保険代をあわせた合計金額になりました。(2017年11月〜2022年3月まで)

家族3人分なので、かかる費用も大変です。。

私達の場合はオーストラリアに来てから英語力を上げるという選択をしたので、語学学校に2年以上費やしています。そのため学費がとても大きい割合を占めています!

私達の次のステップである「就労ビザ」取得には「IELTS」という英語テストで既定のポイントを取らなければいけません。このポイントを取るために、語学学校に2年以上通いました。

この「IELTS」は日本でも受験することが可能ですので、オーストラリア移住を考えている方は日本で「IELTS」を受験して規定のポイントをパスしてくる事をおすすめします。

※IELTSのスコアは2年という有効期限がありますのでご注意ください。

海外移住はお金がかかる!でも「学生ビザ就労可能」の国オーストラリアだからなんとかやっていけてます

こうして改めて振り返ると、結構な出費ですね〜。

はじめからそんなに貯金してきたの?と聞かれると、そうではありません。

学生ビザでも就労可能にしてくれているオーストラリアだからなんとかやってます。(自転車操業ですが)

しかし、この450万円の自己投資(とも言えるでしょう)はとてつもない人生の学びになっています。

はじめはバスの乗り方すら分からないところから始まりました。落ち着ける家もない。仕事もない。貯金がどんどん減っていく。本当にゼロからのスタートでした。

この4年で私も妻も強く逞しくなったと思います(笑)。

今度、生活費などの費用もまとめたいと思っていますので、興味がある方はまたぜひ覗いてみてください。

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