雪白珠

疑問に思い調べ追求する人生

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最近の記事

大きな挫折を経て

 4月から社会人となり、今までの環境とは180度変わった生活が始まった。自分が幼少期から憧れていた職業に無事就職することができ、期待と不安が膨らむ中始まった4月はあっという間に過ぎてしまった。 あっという間とはいうものの、自分の中ではこれまでの人生の中で一番と言っていいくらいの挫折を味わった。初めての経験で、対処法もわからず葛藤し毎日毎日苦しんだ。苦しむという言葉はあまり使いたくないが、ここでは使わざるを得ないくらいの苦しみだった。 集団の中で成績や体力で順位が決まり、全体に

    • LOVE YOURSELF

      ティーン向けのお洒落雑誌の名前の様で少し小っ恥ずかしいが、一番伝えたい言葉の「自分を愛する」 について今回は伝えたい。 義務教育の6年間を終え、濃い青春の3年間を終えた後の大学生という名のモラトリアム期間で、自己啓発について考える時間が多くなる人はたくさんいるのではないだろうか。私もその一人だ。 自分について、人生について、他人との付き合い方、たくさんのことをたくさんの時間をかけて考えてきた。 「自分自身を愛する」ことが必要になるということは、自分を嫌いになったり見失ってし

      • 音楽と青春

        音楽に囲まれ音楽のために全力を尽くした学生時代はかけがえのない宝物だった。 気づけば周りの友達のほとんどが一緒に音楽を作ってきた仲間達だ。 今の小学校には部活動がないということに驚きと悲しさを隠しきれないが、私の音楽との出会いは小学校の部活動に遡る。 運動が得意というまさかの理由でトランペット担当に。主旋律を奏でることができて、多くの人に音を届けることができるこの楽器がとても好きだった。 真夏の灼熱の太陽が照り続ける中、10歳〜12歳だった私たちは楽器を吹きながら行進する

        • スピリチュアル人生

          私は小さい頃からオカルトや占いに興味津々だった。 小学校の頃は、フィクションのこわい話がたくさん載ったカラー刷りの本をたくさん買って周りの友達に聞かせて怖がらせていた。 フィクションだけでなく本物の心霊番組にも興味があった。 興味があったからなのか、自分自身も何か人間ではない異質な存在を感じ取ることもしばしばあった。 小学校の時は輪郭がはっきりしない何かが浮遊しているものが見えていたり、誰もいない薄暗い廊下の一番奥に何か黒い塊がモワモワっと動いていたり、はっきりと見えるわけ

        大きな挫折を経て

          助けるとは

          健常者と障害者。この二つを分けるボーダーはすごく難しい。 視力が悪い人は眼鏡をかけるし、聴力が弱い人は補聴器を付ける。視力がない人は白杖を持つし、聴力がない人は手話を使う。骨折したサッカー少年は松葉杖をついているし、生まれつき下半身麻痺の男性は車椅子に乗っている。 障害の大小はあるが、生きていく上でのなんらかの「障害」を誰かしら背負っている。 ADHD、発達障害、自閉症等は体の内側で表れるから中々外見から判断することは難しい。グレーゾーンと呼ばれる人達も懸命にこの社会で生

          助けるとは

          MBTIに助けられた話

          私は一言で言うと女性らしい性格ではない。即ち男性脳な性格だと思う。そして実際の年より上に見られることも多く、18歳の時に「20歳超えてますよね?」て言われ、同級生に敬語を使われ「先輩ですよね?」と言われたこともある。自分ではなぜそう思われることが多いのかよくわかっていないが、友達には「わかるかも」と言われるからそうなのだろう。 自分の性格がなぜこうなのか探ったことがある。遺伝的なものもあるが、育ってきた環境も影響していると思うからだ。 ここで自伝的な話になるが、幼少期から私

          MBTIに助けられた話

          希望がない未来

          私は、将来結婚がしたいとも子供が欲しいとも思わない。女性は子供が好きな人が多いため、子供を産むために結婚したいという人が多くいると思う。私の母も実際そうだと聞いた。 だが、私は子供が嫌いだ。だから産むための結婚も必須な手段ではない。仕事一筋で生きて、自分のためにお金を使うことも幸せの一つではないかと最近強く感じる。 今の世の中はスマホ一つで成り立つ脆い社会だ。一つのクリックで知らない家族の様子を覗き見ることができる恐ろしい社会になった。 学生カップルの日常から始まり、夫婦

          希望がない未来