希望がない未来

私は、将来結婚がしたいとも子供が欲しいとも思わない。女性は子供が好きな人が多いため、子供を産むために結婚したいという人が多くいると思う。私の母も実際そうだと聞いた。
だが、私は子供が嫌いだ。だから産むための結婚も必須な手段ではない。仕事一筋で生きて、自分のためにお金を使うことも幸せの一つではないかと最近強く感じる。

今の世の中はスマホ一つで成り立つ脆い社会だ。一つのクリックで知らない家族の様子を覗き見ることができる恐ろしい社会になった。

学生カップルの日常から始まり、夫婦喧嘩、DV、離婚、不倫、若年妊娠等々、色んな情報が入ってくる。生々しい不倫関係のLINE、写真や、DVの証拠となるような荒々しい怒鳴り声、叫び、足で食べ物を遊ぶ様子を撮影し閲覧者に助けを求める若年出産した母親。マイナスの面しかみえない結婚、妊娠、出産を若い頃から見ていれば、明るい未来を想像できる者はいないだろう。私もそのうちの1人だ。

年金がもらえないも同然になりつつ日本で、自分以外の人間を育てていくことなんか私にはできない。「夫のこういうところが無理」なんていうテレビ番組が放映されている世の中で、出生率を上げることなんて到底不可能なことだと思わないのか。

先進国のくせに少子化が進む日本に住み続けることは危ないことではないのかと思い始めたから、外国に住むことが安泰だと考えている。


恋愛は素晴らしいことだとは思う。自分以外の人を心から愛して一緒に生きたいと思う気持ちはかけがえのない素晴らしいものだとは思う。しかしそれ以上の結婚や妊娠はマイナス>プラスだとしか思えない。仕事が生き甲斐になる人生しか想像がつかない自分は何かおかしいのだろうかと日々疑問に思う。