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⑧道徳と経済と成功と幸せ〜論語と算盤後半〜

こんにちはcapricciosoです(*゚▽゚*)

①道徳と経済と成功と幸せ
②道徳と経済と成功と幸せ(渋沢栄一氏について)
③道徳と経済と成功と幸せ(孔子と論語について)
④道徳と経済と成功と幸せ(視 観 察について)
⑤道徳と経済と成功と幸せ(蟹穴主義について)
⑥道徳と経済と成功と幸せ(立志のタイミング)
⑦道徳と経済と成功と幸せ(智 情 意について)

渋沢栄一さんの【論語と算盤】の第3章までと、
オリラジ中田のあっちゃんのYouTube大学【論語と算盤】を拝見させていただいて、それを参考にどう言うことなのか書いてきました。

【論語と算盤】の第4章から第10章までをサクッととまとめていきたいと思います!

第4章 仁義と富貴 第5章 理想と迷信


仁義とは道徳 富貴とはお金 と言う内容ですが、
宗教や哲学で【お金を儲けることは良くないこと】【お金儲けと人助け等の良いこと】とが多いけどそれは違う!と言う事を話されています。

そもそも、前にご紹介した江戸幕府で採用された論語をベースとして作られた儒教の朱子学で【お金儲けはよくない事】と言う教えの辺りからずれてますよ〜!!と、その辺りで儒学という教えが誤解されていますよ〜!!

儒教の元は【論語】ですが、それを作った孔子も【お金儲けは悪い事だとは言っていませんよ〜?】本当に言っていたのは、

【汚いことをしてお金を稼ぐぐらいなら貧しい方がいい】
と、言われていますがこれには続きがあります
【正しいやり方でお金を設けるならそれはかまわない】

と、言う考え方が正しい考え方なんですよ〜って事なんです。

【正しく儲けて、正しく分散する】【よく集めよく散ぜよ】

と、言われているように、お金が悪いものと言う訳ではないんです。
【お金】が悪いのではなく、そのお金を【どう使うのか?】
お金を正しく使うとは、国を良くするために使おうとか、役立つ事に使う事なのか?

だからこそ、ちょっとずつ誤解を隔ててきた教育の部分でも、
本当に大切なことは変わらない・人としての道徳の進化はないのだからこそ、元祖の【孔子】の教えに戻ってみて考えてみることも大切ですよ!と、言うことでもあると言うことです。

第6章 人格と修養 


歴史上の人物が例になって、
修養→こうゆう人間になりたい
と、思い勉強することで
人格→は変化する事が出来る!

松平定信の例を出し、
若かかりし頃から才能があり、天才肌の松平定信は最終的に老中となり国を救うために尽力した素晴らしい人!と、言われていますが・・・
若かりし頃は、とても短期でキレていない時がないと言う記録があるけど、後には精神が安定している老中として有名なんです。

どれだけ素晴らしいと言われている人でも、そう言う時代がある場合もあるのです(笑)なんだか安心しますね(笑)

ちなみに、西郷隆盛と乃木希典の例も出ていたりして、歴史の偉人を例えに出されているのでとても共感できる事だと思います。

第7章 算盤と権利 第8章 実業と士道 第9章 教育と情

孔子とキリストの比較について
孔子→宗教として作られた訳ではなく、乱世の世の中での人の生き方・政治学や哲学道徳から始まっている。
キリスト教→ユダヤ教の一派で宗教から始まっているもの
なので、始まり方が違うと言われています。

でも雰囲気は似ていますよね?と言うところの話がありつつ。
渋沢栄一は、孔子の考え方が推しだと言われています。
その理由は、ざっくり言うとキリストは奇跡を起こしているので、科学的に見てその部分が気になるから、釈迦なども同じ奇跡が含まれていると言う意味で孔子推しと言う。

そして、キリストの言う博愛主義についての話でも、
【右の頬を叩かれたら、左の頬も差し出しなさい】などの精神についても【勝たなきゃいけない戦いはある】と言われているんですね。

そういった部分が現実を生きる上での商人としての考え方で、【智 情 意】を、兼ね備えて全き人になるべく学び、
【勝った上でその勝ちをみんなの為に使うのが私の正義だ】
と、言われているんですよね。

競争を否定してるのではなく、【良き争い】と【悪しき争い】を理解する。戦いはあるし、そして勝たなきゃいけない!と、言う点が素晴らしいですよね。

そしてYouTube大学であっちゃんの見解がとても共感出来ました。

優しさを道徳を説くけど、そして争うな!と、言われるけど、
勝たなきゃいけない時も往々にある。
だからこそ、強くなければいけない!って思っていた。
誰かを守りたいって思っても強さがないと守れない。
ただ、強い人のイメージにはズルかったり賢すぎたり優しくない人が多かったりする。
ナポレオンだって、ヒトラーだって、毛沢東だって、強い人って本当に優しかったんだろうか?世界の偉人と言われている人だけど、大量に何かを殺したり壊したりしている人が本当に偉人なんだろうか?
ただただ一瞬偉かっただけで、心から全地球のために何かをした人だとは思えない。悪名高き人なんじゃないか?って思っていた。
そこで、その答えが【視観察】【智情意】【全き人と偉き人の差】だと思う。
そしてこの章の【勝たなきゃいけない!勝って優しくするんだ!】が心に沁みた。

と、言う部分にとてもとても共感しました!

そうなんですよね。【権力者】(強い人)を、素晴らしいと言うけれども・・・本当にその権力者が人から愛されているのか?
【偉大だった】と言われるけど、それで本当に良いのか?


【儒学の誤解】での、お金がなぜ稼がないといけないのか?
儒学は侍のためのものだけではない。
【智育】と【徳育】が必要になってくる!!

智育だけしても、ただただ頭の良い悪い人間が出来てしまうからこそ、
徳育を一緒にする事で、みんなの為にお金を稼げる人材が育つ!

そして【教育】の部分にも踏み込まれていて、

昔は天才を少し育てる教育だったけど、
現代は全体が満遍なく学びの場が与えられている。
その事で真面目に受けない生徒が増えている事。

そして同じように教育を受けたからと言って
同じ成功を納めると言う訳ではないと言う事。

それは誤解してはいけない事があり、
出来ない奴は出来ない・才能には差がある
同じ教育を受けたからと言って、成功すら同じと思うと間違いと苦しみの原因になってしまう。
だからこそ、自分の出来る事で人の役に立つ事をするんだよ。

と、言われているんですね。

出来ないなら出来ないなりに、出来るなら出来るなりに、
【社会に貢献する事が幸福であり、成功する事が幸福ではない】

なんども書くけど、同じ教育を受けたからと言って同じ成功をもたらす訳ではない。

第10章 成功と運命
(例)菅原道真と藤原時平
(例)楠木正成と足利尊氏
についての見解があり、

藤原時平により菅原道真は結果左遷されて太宰府に左遷されるけど、
時代を経て人気があるのはどちらですか?

楠木正成と足利尊氏は、足利尊氏が室町幕府を納めたかもしれないけど、寝返りに寝返った結果であって、ずっと忠君だった楠木正成の方がかっこいいんじゃないのか?

などの見解を経て、

その世界での成功は一瞬だけど、
その生き方がどう言う風に生きたかは後世に残る。
その結果が【成功】なんじゃないか?


【どう生きるか?これが大事】
自分が何を志し、誰の為に生きるのか?
それさえブレなければ、失敗や成功は関係ない。
皆んなの為に自分のできることをやろうじゃないか!
=これが論語と算盤の合わせた結論だ!!

と、あっちゃんのYouTubeを参考にまとめさせていただいたのですが、かなりざーーーーーっくりとしても、この量になってしまいました( ;∀;)

この私の②から⑧までは、あっちゃんのYouTube【論語と算盤】①〜③をそれぞれ数十回ずつ拝見してまとめたものです。
ユーチューブでは実際に面白くお話をされているので、ぜひご覧いただくとより楽しく学べると思いますのでオススメです^^

やっと全てご紹介する事が出来ましたので、
最後に次の記事で私の見解を書きたいと思います!!


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