方程式17 ミスター大原則
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方程式17 ミスター大原則

僕が人材開発部から異動した先はキャムネット推進室(キャンパスネットワーク推進室)。その担当取締役が福田峰夫さん。
 

リクルート退任後は角川書店やジュピターテレコムの代表取締役を歴任するなど、事業執行力は多くの方が認めるところ。

中でも、「ミスター大原則」と呼ばれる事業方針や本質論の徹底ぶりは、かなりリクルート でも異質だったと思うし、僕自身とても勉強になった。

リクルート は朝令朝改と言われるほど、柔軟に対応していく風土と、それに適応する人材が多いだけに、比較的「例外」を認めるケースがある。

ところが、福田さんはまず例外は認めないし、事業の原理原則を貫き通す人だったので、ブレることがない。そのこだわりを「硬すぎる」と苦手にする人もいたが、僕にとっては新鮮でカッコよく映っていた。
 

目に前で問題が起こっても、慌てることがないし、
そのうち乗り越えることができるという信念のようなものを感じたものだ。

僕は、どちらかというと器用なタイプなので、
ついついその場その場でうまく調整して難局を乗り切ろうとするクセがあったのだが、それが後々大きなツケになることもある。
 

正しいことを着実にやっていけば、必ず後から結果が付いてくる。
その場しのぎの対応をすると、大きな果実は得られないということを
福田さんの身近で学ばせてもらった。

だから福田さんとのコミュニケーションは至ってシンプル。
小手先の改善案を持って行ってもハネられるが、
原則に従って真っ直ぐな提案をすれば高確率でOKをもらえる。

僕がIMJの経営をしている時に、動画配信サービス事業者のための
コンテンツアグリゲーターを角川書店グループ、CCCグループ、IMJグループのジョインベンチャーで立ち上げましょうという提案に行った時も、
社会環境、時代のニーズ、参加各社の強みをすぐに理解してくれて、
出資のGOサインを出してもらった。

「一本、芯が通っている」
何をやるにも、そこがしっかりしているかどうかで、
その先の安定感が全然違うことを目の当たりにさせてくれた尊敬すべき方である。

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かしのたかひと

楽しんでもらえる、ちょっとした生きるヒントになる、新しいスタイルを試してみる、そんな記事をこれからも書いていきたいと思っています。景色を楽しみながら歩くサポーターだい募集です!よろしくお願いします!

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リクルート、福岡ドーム、メディアファクトリーを経て、映画プロデューサー、ベンチャー経営者、政治家、作家に。