月収14万から月収100万までの道のりを思いっきり楽しむ#235

娘が財布を無くしたという。

東京都内の引っ越しのお手伝いをしたときに、

財布がないと言うが、そのうちで出てくると

思っていた。

それでも、引っ越し先の荷物をすべて運び出し、

部屋を隅から隅まで掃除しても出てこない。


こうなると、疲れからか、焦りに変わる。

財布の中身を確認すると、マイナンバーが入っている。

健康保険証も、銀行のキャッシュカードも入っているという。

再発行の手続きが必要なものをリストアップし、

平日に対応することリストとする。

そして、マイナンバーは、警察への紛失届の番号がいるというので、

警察へ行き、番号ももらう。



あまりに、財布がないにフォーカスしすぎて、

不安や焦りにつながり、自分自身嫌な気分だった。


そこで、引っ越しの車の中で、

財布が見つかったら、どんな気分になるかな?

「きっと、あー見つかったという安心」

「ふーほっとした。」

「やったね!見つかった」

そんな気分だろうなと思ったので、

その言葉を繰り返しながら、引っ越し作業を続けた。


財布がないことをすっかり忘れ、夕飯を食べ、

娘は一人引っ越し先へ、私と手伝いの息子は、

引越元でそれぞれ過ごした。


翌日娘に会う前に、ラインで

「財布見つかった!」

という。その話を聞き、鳥肌がたった。

すごい!先に気持ちを先に味わったら、

その後から、タイムラグを経て、安心を得られる体験をした。

”普通に財布がないと思ったら、

あとから見つかっただけ。”

そーいえば、それまで。

でも私は一度実験をした。

ない、ないという焦りの気持ちの時は、

財布は見つからなかった。

でも、
あった、見つかったの目の前にないけど、

あったら、どんな気持ちを先に味わっていたら、

後からその現実がやってきた。

この実験は、目の前になくても、あるを先に

味わうとタイムラグを経てやってくる実験成功である。


きっと娘の財布さんは、私にこの体験を味わうために、

無くなってくれたんだと勝手にいい解釈にしたのでした。

うー、これから、楽しみで仕方ない。

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