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未来のメールに返信できるのがコンサル

ITコンサルの企業におります。
先日、うちの部長から聞いた話がとても勉強になったので、備忘録的に書きます。

「メールの返信が来る前に、送信日時指定でメール打つんだよね笑」

最初に聞いたとき、へっぽこ社会人の私は「ゲーム感覚で行っているのかな。」と思いました。
しかし、コンサルを目指す私に対して先輩がいつも言っている「相手の出方を予想し、この後の動きまで読むこと」とつながっているように感じました。

以前から「この自分がどのように動くのか、相手がどのように動くのかを先読みして動く」ということを口すっぱく言われてきました。
頭ではわかっていますが、いざというときには目の前のことに手一杯になってしまい、今の自分のワンアクションが後にどう影響してくるのかが体感としてわかっていませんでした。

上に記した先輩の一言を耳にし、自分の理解の浅さや今現在自分が行おうとしている動きが、今後どのように影響しているのか理解していないことを痛感しました。

自分が今まで意識してきた「先を見ること」というのは頭に入っているだけで、自分の手元で他者の動きに影響を与えることはないことにも気づかされました。
まさに「わかっているつもり」だったのです。多くの人がこのような状況にあることでしょう。

先輩の今回の話を聞き、今まで抽象的なイメージであった「この自分がどのように動くのか、相手がどのように動くのかを先読みして動く」ということが、自分の目の前に実務の動きと同様に現実の、目の前の作業として立ちはだかりました。

最後まで先を読むと、ゴールに辿りつきます。相手の動きを読み、ゴールまで辿りつく。先を読むことで、ゴールまでのクリティカルパスも自ずと見えてくるのではないでしょうか。

全く簡単なことではないですが、思いもよらず先輩が私に垂らしてくれた雲の糸、逃さずに食らいつきます。

この一件で得た知見は
・先のことを考えるには意識が必要なこと。
・先のことを考えることは、全体をみることにつながっていること。
・あらゆることを行うには実際の事象に基づいた意識が必要なこと。

先読み送信日時設定メールを、1日でも早く打てるよう精進します。

木の葉の美しき蒼い野獣です。

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