480 夏の終わりの山梨ドライブ~ひまわりと信玄餅と温泉と。
9月ももう半ばというのに連日のように35℃以上の日が続きます。
残暑というより、まだ夏真っ盛りですね。もう9月は夏といってもいい気がします。
8月下旬の平日、休みをとって山梨県にドライブをしました。この日も夏真っ盛りだったわけですが、少しでも涼しい場所に行こうと車を走らせたのは県北部の北杜市明野町。ひまわり畑が有名な場所です。八ヶ岳の麓にあり避暑地で有名な清里も近い場所。朝9時前に到着しましたが、風が涼しいです。
静岡市内からこの地域は1時間半ほどでアクセスできてかなり近い場所。去年もひまわりを観に訪れました。8月下旬とあってこの週末でひまわりのシーズンは終わりという時期。さすがに草臥れた感じのひまわりも多くなっていましたが、またこの黄色の楽園に出会えてうれしく思いました。
昨年も訪ねた明野のサンフラワーフェスの様子はコチラ ↓↓
一面黄色のひまわり畑を堪能したあとは山梨県を西から東へ。笛吹市まで車を走らせます。山梨県はそう大きい県ではなく一時間余りで東部のこの町まで着いてしまいます。
県を代表する温泉街、石和温泉のすぐ近くにある工場が次の目的地。平日の昼間というのに車はほぼ満車状態です。ここは山梨の銘菓「信玄餅」で知られる桔梗屋の工場。ここでは信玄餅の製造過程を知る工場見学やアウトレットショップなどがあり多くの人で賑わいます。
工場は特に案内の方がいるというわけではなく、ガラス越しに自由に信玄餅の製造過程を見ることができます。流れてくる信玄餅をビニールの袋で包む作業は8人一組で行います。だれかがサボると他の人が多くやらないといけなくなりしわ寄せが来るところなのですが、そのようなことはなくみんなてきぱきと目の前にある信玄餅を包みます。チームワークがいいです。うちの職場もこうあってほしいものです(闇)。
工場見学を終えたあとはつくりたての信玄餅の入ったソフトクリームをいただきます。香ばしいきなこと黒糖がマッチして美味い。信玄餅は外国人の方にはきな粉の粉っぽさももにょっとした餅の食感も苦手らしくてまったく人気がないそうですが、こんなうまいものが食べられないなんてモッタイナイ。日本人に生まれてよかったと思います。
さて、この工場の名物は工場見学のほかにもあります。それは「信玄餅詰め放題」。220円という破格の値段で信玄餅を袋いっぱいに詰め込めるというイベントなんですが、
平日というのに朝6:00ですでに100枚の整理券の配布は終了。。。旅色のメンバーで諏訪地方に住む方がこのイベントに挑戦しましたが、早い人は朝3:00から並んで整理券をゲットしていたそうです。休日はもっと早い時間に整理券の配布を終了するそう。どんだけ人気やねん。山梨県民の信玄餅に対する情熱を感じます。
信玄餅詰め放題に参加した、みっちゃんさんの記事はコチラ↓↓
お土産エリアで自分用の信玄餅をゲットしたあとは高台の方に車を走らせます。ブドウ畑の間の道を登っていくと現れるのがユニークな名前の「ほったらかし温泉」。
露天風呂メインでダイナミックな眺望が人気の温泉です。人気アニメ「ゆるキャン△」では「ほっとけや温泉」の名で登場しています。
ほったらかし温泉には「あっちの湯」と「こっちの湯」があり、それぞれ各900円。「あっちの湯」は眺望も広さも全てが「こっちの湯」の2倍のスケールで雄大な眺望が見事です。夜は甲府盆地の夜景もみごとでそれを目的による訪れる観光客も多くいます。「こっちの湯」はほったらかし温泉の源泉で木造りと岩造りの露天風呂で溢れる野趣感を堪能できます。
どっちの温泉に入ろうか迷った人用にサイコロが用意されています。わたしはより野天に近い「こっちの湯」をチョイスしました。
こちらは「あっちの湯」の入り口。
「あっちの湯」のすぐ近くから甲府盆地を望みます。きっと「あっちの湯」からはこのようなダイナミックな光景が望めるのでしょう。夜景はさらに美しいんでしょう。次はあっちの湯。夜に入りたいです。
こちらは「こっちの湯」の入り口。ちょっと地味な入口の向こうは1つの内湯と2つの野天風呂があります。野天風呂は適温でいつまでも入っていたいぐらい快適です。
お湯から上がったらかき氷で体を冷やすこともできますし、ラーメンなどお腹に溜まる食事もとることができます。ちょっとした山の上の温泉テーマパークで楽しいです。
「眺望トイレ」ってどんななんでしょうね。。。女子しか体験できない眺望、どなたかレポートしてください。
ひまわりと信玄餅と温泉と。日帰りドライブですが充実した山梨ドライブになりました。一泊するなら武田神社や昇仙峡を巡り石和温泉に泊まりたかったところ。行きたい場所がどんどん増えてきます。次は夜のほったらかし温泉も堪能しつつ新たな山梨の観光地巡りをしてみたいと思いました。