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304 浜松を山から海へ弾丸ドライブ②~うなぎパイファクトリー&中田島砂丘

浜松の山から海への弾丸ドライブの後編です。

今回向かったのはここ!

うなぎパイファクトリー

浜松の銘菓といえばうなぎパイ。全国的に有名な「夜のお菓子」です。
「夜のお菓子」とは夜家族の一家だんらんのときに最適のお菓子、という意味でつけられたキャッチフレーズ。このインパクトあるフレーズも全国的な銘菓となるのに一役買っています。

そのうなぎパイを生産する工場をここでは公開しています。
その名も「うなぎパイファクトリー」。休日ということもあり駐車場も結構混雑していました。

こんなPR用トラックも停まっています。

工場見学は受付さえすれば自由に見学することができます。予約なしのコースではガラス越しに生産過程をぐるっと見て回る感じ。

焼き上がりできたてほやほやのうなぎパイ!

予約すると工場内部の見学、さらには焼き立てのうなぎパイを試食することができるツアーもあるそうです。工場としてはそこまで大きくはないですが、趣向を凝らしたツアーが用意されています。

上からはラインも見学できます。

うなぎパイを作る春華堂は明治20年に創業。その頃は甘納豆を生産、販売する会社でした。戦後昭和36年に浜名湖名産のうなぎをヒントにうなぎパイを発売したところこれが大ヒットして主力商品にのしあがったのです。

ちなみにうなぎパイにはうなぎエキスが練り込まれています。焼きあがりの風貌がかば焼きのたれを塗った状態に似ていることもポイントです。

さて、そんなうなぎパイファクトリーなんですが、見学のあとはカフェで食事を楽しむことができます。今日は暑い!夏のこの時期に食べたい看板メニューがこちら!

ニョロっと!うなぎ、砂丘をのぼる 1200円!
かき氷は浜松の南に広がる中田島砂丘をイメージしていて、そこをチョコのうなぎが登っています。うなぎパイを3本ほどつかっており、氷の中に散りばめられています。この日はこれが昼食代わり。それでも十分なボリュームです。

廊下の手すりもうなぎ!

うなぎパイの生産過程やその歴史を知り、小さいころから親しんできたうなぎパイがもっと身近に感じられるようになりました。車でないとなかなか行きにくい場所にありますが是非一度お立ち寄りください。

日本三大砂丘のひとつ、中田島砂丘

さらに車は浜松市を南へ。ついに海までやってきました。

たどり着いたのは中田島砂丘。遠州灘はここから御前崎にかけてなだらかな海岸線が続きます。御前崎に近い浜岡砂丘から浜松の中田島砂丘にかけては日本三大砂丘ともいわれる砂丘地帯です。

門をくぐると一面の砂丘。さすが日本三大砂丘です。向こうまで歩いている人も多くいます。砂の上登るのって結構大変なんですよね。

荒涼とした砂丘をひたすら上ります。鳥取砂丘ほどではないですがそれなりに体力使います。これらの砂は愛知県の渥美半島が削られて運ばれてきた砂なんだそうです。

砂丘を超えると、海! 棚田から山を下り、ついに海に到達しました。

この日は台風13号の余波で波が高く人も多くはなかったですが、思い思いに海を眺めたり波と戯れたりして寛いでいました。大きなお土産店も出店も、ラクダもいるわけじゃないですが、ただ海を見ているだけっていうのが最高の贅沢なんです。

中田島砂丘はロケスポットらしく多くの映画の撮影地になっているようです。風によってできる風紋や、夕日、マジックアワーの景色は絶景でカメラマンがよく訪れます。次はそんな時間に来て写真撮りたいなって思います。

中田島砂丘の向かいには風車公園があります。この時期に、凧揚げしている人がいました。

何の絵?

風が強いことで有名な浜松。中田島砂丘では毎年凧揚げ祭りが開催されて賑わいます。今日はなにかのイベントだったのか、浜松では年中凧揚げをしているのか…?謎ですがとにかく凧揚げが盛んな地区なのは間違いありません。

山から海へ車で走りぬけましたが浜松の魅力はこれだけではありません。
今回は行きたいところをピックアップして南北縦断をしましたが、またこの町を訪れてじっくりと浜松の魅力を感じたいと思いました。








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