しいたけ占いで2022年下半期を振り返る
みやもとまなぶさんのmachico advent calendarに参戦中。今回はしいたけ占いを使って振り返ります。
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これは僕の中ですごく共感できるところでした。今までは「かくあるべし」というのに絡め取られ、すごくしんどい思いをしてきたりしていました。しかし、今年の下半期からは「自分はこっちの方が好きなんだ」とか「自分はこっちに向かいたいんだ」というのが、少しずつ、なんとなく見えてきた気がしています。
手の届く距離の人を大事にする。無理をしてまで、裾を広げようとしない。良くも悪くも、きちんと取捨選択する、ということを覚えた2022年。
まだまだ「やってやったよバッキャロー」と言えるほどではないですが、「私、カッコよいわ」と思えるようになってきた気がします。というのも、変に格好つけなくなった気がするからです。
やっぱり社会人になって間も無くって、いわゆる俺俺症候群と言いますか、「俺頑張っているんだぜ」と言いたくなる気持ちがすごくありました。ただ、自分の得意なことが見えると同時に、自分ができないこともすごく明らかになった一年。そして、できないことを「できない」と言えるようになった一年だった気がします。
これってきっとカッコよいこと。限りなく素直で、限りなくまっすぐな、そういう「あり方」で、僕はあり続けたいなと思います。
3年目から4年目に上がると、どうも「若手から中堅へ」という、一線を画している気がしています。ただ、3年間の間は、本当に「若手っぽい」「若い間にしか感じれない感情」「若気の至り」を経験できたんじゃないかな、と思います。
大恋愛と大失恋をしたり、心の底から嫌いな先輩ができたり、人とぶつかったり。権力に立ち向かおうとしたり、自分らしさを誇示しようとしたり、あるいは人に嫉妬したり。自分の中の若々しい「自分らしさ」が手に余って、見事に暴走してこれたんだな、と振り返ります。
人間の成長には段階がある。経験するべき時に、経験する。そう考えると、過去の自分からバトンを受け取った「子ども」「若者」の物語は、一旦一区切りなのかも。酸いも甘いも、いつか出会うであろう大切な人のために生かされるような、良い経験ができたのかも。
皆さんは初対面で出会った人に対して「うわ、この人なんか無理かも」と思った経験ありませんか。僕は今まで嫌われたくない症候群スペシャリストだったので、その「無理かも」を押し殺して、「いやでも良いところもあるはずだ」と思い直すように生きてきました。エセ博愛主義者だったんです。
そこから、僕は今年、直感を信用するようになりました。「第一印象無理な人は、多分なんだかんだ無理な人。この人を幸せにする担当は僕じゃないな」と割り切れるようになった気がします。Agree to disagreeと言いますが、まさに、「無理しない」「付かず離れず」ができるようになったのです。僕にとっては大進歩!やったね!
まさに僕は、「結局やりたいことをやっているだけ」。ただ、一歩一歩、前を向いて進んでいるような感覚はなんとなくあります。
昔から厭世的な考え方ではありましたが、1mmだけでも「自分の人生にとって意味のあることができているかも」と信じる力がついたのかもしれません。この一年間よくがんばりました。私のおかげですね!
2022年は、本当にいろんなことがあった一年間だった。
辛かったこともあった、泣いたこともあった。
その分、たくさんの経験ができた気がします。
来年も頑張ろう。
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読んでいただけるだけでも十二分に嬉しいです、ありがとうございます!