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ペットフード(おやつ)の着色料の意味

こんちには!ペットカノンのカノンです!

今回はタイトルの通り。
ペットフードに着色料が使われている意味です。早速本題に。

初めに

ペットと暮らしている皆さんなら1度は見た事のあるペットフード。

皆さんは最初にペットフードと言われてどんな感じのイメージを浮かべますか?

この色とりどりの、赤とか緑とかオレンジとか。こんな感じでしょうか?

人によっては美味しそう!と感じることもありますよね。日本人の食卓には文化的に彩りが大切で、色々な色が入っている方が、美味しそうでバランスよく見えるんです。

ただ、上の写真のペットフードは着色料の使われたご飯。では、そのご飯にはどんな意味があるんでしょうか。

人にとっての意味

みなさんはやはり食事を思い浮かべる時、色とりどりな食材や料理の並ぶ食卓を想像すると思います。

この彩りは人間にとって食欲にも作用します。
例えば、お米に塩を振っただけのご飯よりも、何故かごま塩の方が黒いごまがあるだけで美味しそうですよね。対して味は変わらないのに。。

他にも、肉じゃがに人参がないとどうでしょう?
何故か少し物足りなくなりますよね。

このように人間は食事を色で判断して食べたいのか、美味しそうなのか判断しています。

では、ペットフードに着色料を使ってどういう意味があるのか。それは、人間が美味しそうと思うからです。

着色料を使うことは、彩りを与え、美味しそうで、バランスのとれた食事に見えるようにしているんです。

その彩りを上手く使うことで、ペットフードを作る会社は目に留まりやすい買ってもらいやすいように着色料を使用しています。

つまり、パッケージ買いを狙っているわけです。そして、人間は無意識的に着色料のついたペットフードを選んでしまうのです。

ペットとしての意味

では、上記を踏まえた上でペットにどんな意味があるのか考えてみましょう。

もし、ペットが人間と同じ感性なら、ペットも彩りを判断して美味しそうと思うことでしょう。

しかしそれはありません。

ペットの代表、犬や猫は現在の研究で色は正確に識別できていないとされています。

犬や猫は上の写真のように色覚には長けておらず、色は限定されたものしか視認できません。

つまり、ペットフードに着色料なんて別になくていいんです。

色を付けることだけの着色料に、栄養もなければむしろ、人工添加物(自然由来のものもある)で摂取する必要もありません。

最悪なのはその着色料が体調を崩したり、体内に蓄積して病気に起因することです。実際には食用着色料は食品衛生上問題は無いとされてますが、やはり、犬や猫が口にするのはリスクがないと言えません。

また、犬や猫は食事で色を気にする事はなく、匂い、食感、味を感じて食事を楽しんでいます。別に着色料がないからと言って食べないなんてことはありません。

まとめ

ということで、今回はペットフードの着色料の意味についてお話しました。なるべく簡潔にまとめようと思いましたが、なかなか思うこともあって長々と書いてしまいました。

結論として、着色料は人間のエゴです。買わせたい!目を引きたいその為だけに着色料は使われています。人間が食べる訳じゃないのに色付けしたからって買うのもいかがなものですが、やはり、ペットのことを考えて企業さんには安心安全なペットフードを作っていただきたいです。

また、これは僕のスローガンでもあるんですが『ペットの選択肢は人間がもっている。そして最善な選択をする義務がある』この言葉の通り、ペットは自ら食べたいフードを選ぶことは出来ず、飼い主であるあなたに選択肢があります。あなたの主観ではなく、愛するペットのために、ペットに最善なフードを選んでください。

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