カヌーの練習をしていてぎっくり腰をやってしまったと相談を受けたお話

2019年には披露がピークを超え座っている時に徐々に腰の痛みが増し、体がしばらく曲がってしまったコーチです。
カヌーワイルドウォーターの選手からぎっくり腰をやってしまいシートを変えた方がいいのか相談を受けた時に改めて考えさせられた話です。
コアな競技の話ですが普通の方でも腰痛の解決方法としてシェアができることもあるかもしれません。

バックレストはつけた方がいいのか?

ギックリ腰をやってしまってシートをバックレストをつけた方がいいのか?と言うご相談でした。

ウイニーでバックレスト有りから無しにした

バックレストをつけたのは6年前のウイニーというワイルド艇にはつけて漕いでいました。
それも数カ月だけだったような・・・
漕いでいる時にバックレストがあると腰を抑えてくれていい感じだったような気がします。
それなのに外しました。
これは主観なので本当にそうなのかわかりませんが、バックレストがあることで今まで腹圧で固定されていた上半身がバックレスト任せになってしまい漕いだ力を推進力に変換している感じが薄れたような気がしました。
バックレストを外して練習をし迎えた長崎国体では1500m4位、スプリント3位とかだったかと
まぁ外してもいい感じでしたよ。

ESOX HEROに乗り換えてハイシートを使った

そしてESOX HEROと言うカヌーに乗り換えてハイシートにしました。
これがまぁ良いんですよ!
スッポリとお尻を包み込んでくれてしかも丈夫でした!
お尻の動かしもいい感じ!
福井国体のスプリントでは3位でした。
茨城国体は腰痛すぎたけど入賞した気がする。

シカリオに乗り換えてバックレスト有りに乗り始めた

最終バックレストつこてるんかい?!ということなんですが実はあまり漕いでいません汗
選手としていいのか?ってくらい漕いでいません汗
2020年4月に手元に来て足回り膝周りを作ったのが日本選手権前。
この時は決勝で失敗して8位。
それから膝のウレタンが練習後にどっかへいってしまったりして木を取り付けることに汗
少しながら乗った感じからするとバックレストあると腰抑えてくれてやっぱりいいよね笑

シートの他に思ったこと

長々とカヌーとシートのことだけ情報量0でお送りしましたが、
ギックリ腰をやってしまったの解決方法がシートだけではないと思いました。
そもそもギックリを含め怪我をしてしまうことはここままやったらうまくも早くもなれへんで!と体自身が教えてくれていることなんだと思います。
ということでプランをいくつか考えることにしました。

改善案を他にも出してみる


プラン1はシートを変える。
プラン2として出てくるのはフォームを変えることです。
プラン3は体幹トレーニングを増やすでしょうか?
プラン4をさらに出すとしたらストレッチやヨガ、ラジオ体操などの体のメンテナンス?
プラン5癒やし系練習メニューを用意しておく
他にもあるかもしれませんがこの中で効果が大きそうなものから取り組むのが良さそう。
費用的、時間的、体力的に何かを基準にしながら取り組める優先度が変わる他に複数同時でやれそうなことばかり。
感覚的で良いのでこれは効果があるなぁ!と思うものはそのまま継続、もしくはさらなる改善などしていきます。
やっているうちにアイデアも出てくるかもしれないもんね。

プラン2 フォームを変える

私がやっているのは
・普通の椅子に座った状態でお尻の下に手を入れます。手を入れた状態で背中を丸めます。尖っている骨(坐骨)がありますが、この尖った部分が背筋を正すと後方へと移動します。(おおよそ指3本分くらい)そうすると尾てい骨の手のひら一つ分位の部分がググっと前へと押し出され腰の筋肉が固くなるかと思います。この状態で漕ぐ。どんな時でもこの姿勢を意識するのが良さそうです。(車の運転や事務仕事など)情報元はラジオと矢澤兄です。
・ゆっくり漕いでいる時に頭の中で体の全体図をイメージする。体の筋肉を使っている部位を色付けしていく。キャッチ、ストローク、フィニッシュの中で色の移り変わりをイメージする。色使っていない部位をどれだけ使えるようにできるかフォームを変更する。その中でカヌーにとって気持ちよく進んでくれるポイントを見つける。(個人的に会心の一漕ぎと命名しました)過剰に使っているところを認識して怪我防止につなげる。

プラン3 体幹トレーニングを増やす

ありがたいことに昨年娘が産まれまして、私のパーソナルトレーナーになってくれていることもあり出てきたプラン。
・うつ伏せの両手足を上げてバタバタ、ズリバイ、ハイハイ、タカバイを娘とやる。これがけっこういいトレーニングになる。そして、娘も喜んでくれたり一緒に笑顔でいられる。こんなの努力とは言わない笑
そう!私は遊び人のまま選手を超える!身勝手の極意を習得します(ドラゴンボール超より)
・プランク系を増やす。これはどこにでもある解決策だしアマゾンプライムに入ってTARZANを見ればいっぱい出てきます(他でも無限に出てくるから省略)

プラン4 クロストレーニングを取り入れる

プラン3とほとんど同じなのですがヨガやラジオ体操等取り入れる。
最近のブームはインスタグラムでyoga.tutsをフォローしています。
初心者用から上級者用までめちゃくちゃヨガ情報が流れてくるのでやることに困らない。
ラジオ体操も最高!You Tubeで見れるから楽ちん。

プラン5 癒やし系練習メニューを用意しておく

練習を増やすと怪我したりとなかなかうまくいかない所もあるかと思います。
私自身は練習計画0で当日の体の相談から始まります。
体の相談とは首の裏から伸ばして上から順番に筋肉を伸ばしていきます。
その中でストレッチ性がいまいちだった場合にはちょっとメニューをのんびり方向へと変化させる。
漫画トリコの食義と言う歩き続ける修行がありますがこれを模したひたすらゆっくり漕ぐ練習ばかりやっています笑
トリコでは動作が雑で消費カロリーが大きいがために長いこと活動ができない状態から小さな消費カロリーで大きなエネルギーを生む修行です。
心拍計付きの時計でポラールを使っていますが心拍数を落とした状態でいかにスピードを上げられるのか?をやります。
心拍数を下げた状態で漕ぐことで血流が促進されて体も癒やされます。

偉そうに書きましたがブーメラン

偉そうにいっぱい書いてしまいましたがほぼほぼ自戒で書かせていただきました。
これを忘れて好き放題やっていると必ず自滅してしまう。
せっかく大会に出るのに2019年の日本選手権や国体の時のように腰が痛すぎて全力が出せない勝負もできないのは心身共に辛すぎる。
振り返らせてくださったご相談に最大限のありがとうm(_ _)m
元気いっぱいに練習や試合ができることに感謝しつつ悟空のようにワックワクしながら漕いでいきます♫

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