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介護と福祉関係者の集う講演会企画に凸してきた!!

どうも主に姫路にいるhideです。
毎日好き勝手な事書いて、友達の仕事を手伝って、あんまり働かずにチンタラ頑張って生きてます。漫画とゲームと音楽好きです♬
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それでは本編へGO


就労継続支援B型事業所キミトミライで田村有樹子さんが講演

まずは単語周りをサラッと。

田村有樹子さんって方はこんな方

かなり色々と書いてきてるので良かったら気になる記事を読んでみてね。タムラマガジン(笑)

講演会の依頼者はこんな方

就労継続支援B型事業所キミトミライを運営されてる方、、かな。
主催者の方が進行役でもあったんだけど、とても個性的で人柄が滲み出る楽しい人でした(^^)


ここまでの情報、告知フライヤーなどからわかる通り、今回は基本的に介護福祉関係者のみ参加できる講演会。

ですが田村有樹子さんの計らいでタムココサロン(田村さんのオンラインサロン)メンバーなら何人かカモン!という呼びかけがあり
僕は"いの一番"にコメントしてのっかった。
(いの1番ってもうなかなか使えないよね)

田村イズムみたいなものは、僕は相当量の文章を読んできてるし、ご本人にも結構な回数お会いさせていただいてるから、、改めて講演会でええ話を聞いてインプットするぞオラァー!!と腕を振り回して参加したわけではない。

いや、ちょっとは振り回してこいよ!と言われそうだけど←

乗っかった理由は開催地が行ったことのない和歌山だったことや、介護や福祉関係では一ミリもないんだけれども、非常に社会問題としてトップクラスに難易度の高い環境をフックにした講演会という事で「行きたいな」と思ったから声を上げた。

行きたいな。やりたいな。
と思ったら行動する。

これも田村さんの発信からインプットできる事の一つ。

何も行動するやつが偉いとか正しいとかそんな話ではなくて、気持ち、感情を優先するという話ね。

どうしたって行けない人は行けないし
行けない事はないけれど行けないと思ってしまう環境なわけだし、色んな折り合いをつけて考えて人は選択する。

できる人は簡単に「それは行かないを自分で選んでるだけだよ」とは言うがそんな簡単な話ではない。

というわけで、、和歌山くんだりまで平日の昼間から動ける特殊な人代表として、ちょこちょこと講演会の内容をあくまでも僕主観でアウトプットするので、気になってた人はちょっとぐらい雰囲気を味わえてもらえたらなと思います。


田村有樹子物語を駆け足で

田村さんの話、、って日常のエピソードトークに深い話や共感や気づきがある感じで、なんか、こういう立派な実績があります!このためにはこういうことをして、、みたいなコテコテの偉人講演スタイルではない。

なので、どんな人なの?
みたいなところが結構重要で自己紹介的な話で所要時間の半分は終わった(笑)

よく知る人からしたら知ってる話ばかりなんだけど、それぞれのエピソードだけでも一つの講演ができるレベルの事をサラッと聞いていくのもまた面白い。

改めて話をコンパクトにまとめてみた。
(括弧内は僕の考えてる事です)

・外見コンプレックス

自分の容姿に自信がない
女性としての幸せのようなものは半ば諦めていた。外見で勝てないならどうすれば良い?
という事で仕事に打ち込んだ。
仕事は過酷な仕事として名前の上がることの多いテレビ業界のAD。
入口では勝てないかもしれないが、最終的には仕事ができるやつが勝つはずだ!

(ルッキズムと言われる外見至上主義、ひいては大きく見れば差別問題なんかにも通じていく話だと思う。人は見た目じゃないよ、中身だよという人は多いが事実であり事実ではない。見た目で弾かれ、中身まで辿り着かないということは多々ある。しかし仕事というフィルターを通せば中身が剥き出しになる。
仕事は男性社会と言われるが、男性がルッキズムから逃れやすいのも関連性があるかもしれない)

・会社経営がプレッシャーとなり会社をたたむ

仕事でバキバキのゴリゴリに結果を出し会社を作るも、ある時、社員を抱えて生きていくことにとてつもないプレッシャーを感じるようになり会社をやめる。

(経営者ってのは何が凄いかって人の人生を預かってるってところ。人の人生を背負うって考え出すとどうしようもないぐらい重い。
例えば家族を持つこともそうだし、病院の先生なんかも、学校の教師もそうかもしれない、介護や福祉にしてもそうか。そして経営者もそう。田村さんのプレッシャーとは比べるべくもないけど、僕も縛られたり重みを背負うのがとても嫌で、独り身だし、スタッフといない。"考えすぎる人"がこういう自由を選ぶのかもしれない。重たすぎるのだ。)

・向いていると言われたスナックのママ

会社を辞めて、まず始めたスナックのママ。
理由は「向いている」と何人もに言われたから。お酒も苦手な田村さんは持ち前の気配りと気合いと根性でここでも大きな結果を出すが、スナックという媒体も"箱に縛られる"
ので辞める。

(飲食店、、に限った事ではないが、飲食店はとてもわかりやすい。とにかく動けない。皆さんが思ってるよりも遥かに動けない。
圧倒的な体力と精神力とエネルギーがなければ本業以外に活動の場、足がかりを作ることすらままならない。飲食業界の関係者のインプットがとにかく遅いのはそうした理由もあると思う。そんな余裕がないのだ。
それにしても全てのフェーズで結果を出してる田村さんがエグい)

・リベンジ成人式

振袖レンタル会社が成人式直前に会社を閉鎖。多くの新成人が成人式にでられなくなるという事件に。それをどないかしよーよ!って声を上げたのが田村さん。っていう。

・キングコング西野亮廣マネージャー

そんな感じで外部の人間として関わっていたが、なんやかんやしてるうちにマネージャーに。自身はやはり自由がなくなるし、もっと今まで通りフラットな関係性でいたいという思いから何度か断っていたけれども。

様々な活躍を経て、、悩みに悩み抜いて
やはり自分の感情を大切にしたいという事でマネージャー業を退職。
(文章でまとめると簡単ですが、ここはそれはそれは大きな、大きすぎる葛藤があったこと)

さて、田村さんのエピソード一つ一つに言えるのは、とてもわかりやすく感情に基づいた行動力がある。

感情を大切にするって口では多くの人が皆言うんだけれど、具体的にそう生きれている人は極めて少ない。

感情で動くって、良きも悪きもあって、田村さんの体現する感情を大切にするって行動は良い部分が大きいんだろう。

極端な話、「あいつめちゃくちゃ腹立つからめちゃくちゃ嫌がらせしたる!!」
これも感情で動いてるわけで(笑)

一部の人は感情の赴くままに動くことが極めて悪影響となったりする。

そんなこんなで感情的になるな。
感情を表に出すな!感情で動くな!
みたいなロジックが生まれる。これも極めて正しい。

僕が思うに田村さんはこれもやってる。
どこでもかしこでも自分の感情第一にオラオラやってるわけではない。そんな人がオンラインサロンで成功するわけがない(笑)

田村さんの感情はまず他者がある。
自分の大切に思う他者への感情を1番に置いている。だから時に自分の感情が優先されていない時もある。それが積もり積もると悩む。そりゃあ悩む。

そしていくつかの壁を越えていよいよ、、となったその時はキチンと自分の感情を最優先するという選択ができている。

そうだな、、田村さんは確かに感情を大切にしてはいるが、それは他者の感情も含めて大切にしているんだと思う。

それがプラスの循環を生み出してる。

自分を大切にしない人が他人を大切にできない。という言葉があるが、他人を大切にして自分も大切にしてるんじゃないか?
というあくまでも勝手に僕が思うことなんだけど。

これはしかしエネルギーがいる。
田村さんを目指す人は体力をつけよう(笑)


友情とはなんだ?

主催の谷正義さんとのやりとりで
「友情とは何だと思いますか?」
というウルトラC難度の質問がでた。
これはなかなか、、と思ってたら

「えー、、ファシリテーターって私を助けるために居ますよね?私を追い込もうとしてます?」

と、さすがの返し(笑)

田村さんはご自身の人間関係のエピソードを話してくれた。

学生時代人気者だった田村さん。
何かのキッカケからいきなりいじめられるようになる。その時は家族が味方でいてくれた。居場所があった。

次に私立の学校にいくも、その時のイジメがトラウマでとにかく周りに合わせる八方美人な性格になってしまっていた。

テニスに出会い、テニスに打ち込む。
結果を出せばこちらから無理に合わせなくても人がついてくるということが体験できた。

人は一人では生きていけない。
友達は大事だ。

イジメはダメなことだけどなくなることはない。特に子どもは。そんな時に誰かが味方になってあげる環境が大事。

友情とは、、の答えに直接はなってないかもだけど、、とこんな話をしてくれた。

何かしら友情とか友達とかについて考えられるんじゃないでしょうか。

人は1人では生きていけない。
と、同時に
人は所詮1人である。
も真理だと僕は思っている。

僕の友人でこれまたゴツい経営者でミュージシャンのミヤマテツオという人がいる。
その人の代表曲にこんな歌詞がある。

「1人で生きてるけど1人じゃなくて」

まぁ、、こういうことなんだろうなと。

【イジメ問題について自分の補足、思った事】

これは、ちょっと捻くれた貧しい考え方なんだけど、嫌な学校があったとして田村さんは違う学校にひとまず逃げることができた。

チャチャをいれるようで気も引けるけど、きっと見聞きする人によっては「お金があるからやん」って思う人もいるかもしれない。

僕も貧しい家庭で育ったから、多少の貧しい考えはわかる。転校したとか本質はそんな話ではなくて、理解者がいること。ひとまず逃げること。それが大切だよという話なんだけど、貧しい環境にいると思考も貧しくなる。

それは仕方がない。余裕がないのだ。

転校する余裕、引越しする余裕がない。
自分達には逃げ場はない。
そうやぅてますます閉じこもる。

転校する必要もない。
ただ行かなければ良い。
絶対に道はある。
誰かの成功例を自分にはそれができないからと目を塞いだらダメだ。
違う道が必ずある。

そして誰かが味方でいる。守る。
これはイジメの加害者も同じだ。
人はいじめをやめられない。
子どもはなおさらだ。
つまり被害者でなく加害者になることもある。加害者には基本的に"本当の味方"がいない。もし、イジメが明るみになったとき、あなたが加害者の友達なら、家族なら、厳しさも大切だけど、本当の意味での味方でいてあげる必要がある。

ここをミスると、加害者も負のループから抜け出せない。


障害や福祉について

田村さんは障害者の方、学生の時などどう思われてましたか?
という問いかけに

わからないからこわい。
授業がわけられたりして余計に怖い。

と、なんともいえない当時の心境をそのまま伝えてくれた。

思えば、そんな気持ちだったかもしれない。
あからさまに怯えるとか怖がるとかはなくても、何か違う存在なんだな、、と理解しきるわけでもないけど距離を置く感じ。

完全にみんなと同じは難しいと思うけど、接点を断ち切らない事が大切なのでは?と語られてました。

そこで会場に来られてた障害者の方から当事者の声も発せられました。
(僕は障害者を障がい者と書くような気遣いはしません。それが気遣いだとは思わないからです。それをやる人に対して他意もありませんm(_ _)m)

「差別を無くそうというキャッチコピーをよく見るけど、そのキャッチコピー自体が差別だと思う。そんなことをわざわざ言わなくも良いようになってほしい」

会場からは拍手が起こった。

主催の谷さんが事前に来場者に質問を聞いてくださり、僕も質問させてもらった。

僕としては田村さんに限らず個人的に誰かに質問みたいな聞きたい事があまりない(笑)
田村さんもそう言われてたけどアドバイスとかをこちらから聞くようなこともほとんどない。

なんだけども、、何か、、田村さんの良さも引き出せて、来場者さんも聞きたい話になるような質問が浮かべばしたいなと考えた、、結果、、こんな質問をと送った。


クセのある口語文章なので
めちゃくちゃ読み上げにくかったはず!(>人<;)


答えがわかってても辿り着けない
どうにもならない
そもそも答えもわからない事も、、

僕は介護や福祉ってこんな直面が多々訪れる仕事だと思ってます。教育とかとそうかな。

そんな時に心が折れてしまう人も多く、それが慢性的な人手不足となりさらにどうにもならなくなる。

ある種、絶望的な状況でも心が折れずに頑張り続けるには、気持ちの抜き方が大事だと僕はおもってるんだけど、真面目で誠実な人がやはりこの業界に入っていくから、なかなかうまく手も抜けない。

そんな中、気持ちを楽にもっていく方法は?みたいな質問。

「まぁまぁ前から知ってる関係性なんやけど、難しい質問して、おとしいれようとしてる?田村、あーだこーだゆうてるけど浅いなぁ、、ってやらかそうとしてない?」

と言いつつ、僕としても肩の力の抜ける答えを話してくれました。

「何をしても考えても前に進んでない、、そんなふうに感じたとしても、そうやって苦悩してることも前に進んでるって捉える」
「どんな簡単な事でもいいから目の前のできることをやってタスク量を減らす」

特に「苦悩してる事も前進である」という考え方はめちゃくちゃ良いなと思いました。

社会問題なんて解決しないんです(笑)
しないじゃないですか。
してないから社会問題なんです。

社会問題じゃなくても普遍的な仕事の話とか学業の話、恋愛、家庭、様々な問題。

そんな簡単に解決しない。
でも前進してる。
停滞じゃない。
後から振り返ればあの時の停滞も後退も前進なんだと。歴史はそう連なってる。

今、壁にぶちあたってる人、ぶちあたり続けてる人は、ちょっとこの考え方を取り入れてみてください。

そして願わくば心、折れる事なく頑張ってほしい。ミライを作る尊い仕事に携わってる人達に僕はそう思います。
(でも無理矢理はダメ!)

他にも、人生の目標は?の質問や
熱量の話、損得で動かない話、チーム作りの話なんかがあったけど全部書いてしまうのも野暮いなと思うのでこのへんで!

いや、ちゃうで!書くのがしんどなったからとかじゃ決してないんやで!!


PS アートの話

この施設では利用者のアート作品が飾られたりしていた。

田村さんも最近アートに触れ、めちゃくちゃハマったそうで、そんな話も少ししてくれた。

そんな田村さんのアートデビュー初個展は8月26日から姫路raft art galleryにて1週間ほど開かれるので是非、ご予定に入れておいてください。

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