スラムダンクをよく知らないやつが、怖れながら映画スラムダンクを見に行ってきた
どうも主に姫路にいるhideです。
毎日好き勝手な事書いて、友達の仕事を手伝って、あんまり働かずにチンタラ頑張って生きてます。漫画とゲームと音楽好きです♬
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それでは本編へGO
映画スラムダンクを見に行くのが怖かった僕
いや、別にほなら行かんでええがな(笑)
で終わる話なんですけども、、ほんで行くつもりもそんなになかったんですけども、、結論として行って、見て、メチャクチャおもろかったって話でして、、
その結論までのあーだこーだを書かせてくださいな(^^)
僕は現在43歳のスラムダンク原作ど真ん中世代なんですが、僕とスラムダンクの関係はあまり良好ではありませんでした。
当時中学生だったかな、、何故か連載などとうの昔に終わってる世代違いのキャプテン翼にハマり、サッカーにハマり、学校にサッカー部がなく、、なんとなくバスケが好きではなく、スラムダンクにもハマれてませんでした。
というわけで原作をよく知らないのです。
しかも若干マインドがアンチ寄りなんです。
イチイチケチをつけることはないけど、心では明らかに盛り上がってない。
楽しめないのが怖いんすよね、、
楽しむ気持ちで行かなきゃ楽しめないよって言うけど、それは友達周りのイベントとかの話であって"完成された作品"にそんななんか優しい気持ちで見れんやん。
粗探しなんてしないけど、無理にここが良かった!とかも探したくないやん。
フラットに見たい。
でもだからこそ、周りが盛り上がってる事に対して自分が刺さらなかった時の疎外感は結構辛いんすよ。見たら見たで正直に感想をアウトプットしたい。その時に、自分はあまり面白くなかったよ、、って言いたくない。みんな嫌な気分になるやん。
僕は10代の頃から、自分の趣味嗜好は自分の周りの友達からは疎外されてきたからさ、、人それぞれが当たり前なんだけども。
スラムダンクって馬鹿にしたりネタにしたりする人いないじゃないですか。
キャプテン翼とかは確かにサッカー漫画のチャンピオンだけどバカにされたりもするのよ(笑)ネタ漫画的に。
ドラゴンボールとかもさ、バトル漫画はちょっとねー、、って人がまぁ、いるにはいる。
でもスラムダンクは知ってる人全てに愛されてるような、、そんな主人公スタイルがなんとなく好きじゃなかった。
でも、、
さらにシンプルにバスケがよくわからんっていう(笑)
サッカーや野球はすぐにほぼほぼのルールや描写や何をやってるかが理解できたんだけど、バスケは何してるかわかんなくてあんまり個人的に楽しくなかった
(個人的にね!)
と、まぁこんな感じで、見ない理由はたっぷりあった。
映画スラムダンクを見に行った理由
きっと、色んな理由が偶然にも重ならなければ、僕はスラムダンクを見ずに生活していただろう。
なぜ今回映画館に足を運んだのか?
を徹底追求してみた。
・えんとつ町のプペル
僕は映画を見ない。見なかった。
アニメも社会人になってから見てない。
理由は時間がとられるから。
そして時間を自由に止めれないから。
短くても30分は必ず拘束される。
その集中力が基本的にない。
生まれてから37歳までに自主的に映画を見に行ったのは多分1回、、か2回。
そんな僕に映画を見るというアクションを教えたくれたのは間違いなく、えんとつ町のプペルだ。作品の好みは置いといて←
映画を見に行くという行動動機としてはプペルが大きい。
やらないやつにやらせるって凄いこと。
それだけのムーブメントを作った西野亮廣はなんやゆうてやっぱ凄い。
・ホームレス小谷
つい先日、ホームレス小谷さんと飲み会をした時に、マジでスラムダンクは見た方がええっす!!って言われた(笑)
プペルよりプレゼンに熱入ってたような気がするけど気のせいにしておこう←
僕に対してだからよね(笑)
・拗らせ友達
他、僕の逆張り気味の拗らせ友達が僕と同じくスラムダンク素人童貞(なんとなく有名なセリフとかエピソードは知ってるけどちゃんと見てない)で、その友達も絶賛してた。
ファンの絶賛って直接は響かんのよ(笑)
やっぱ斜に構えてるヤツの意見が参考になる。
ただ熱量やムーブメントを作るのはファンの熱量だけどね。
ファンの熱量がムーブメントを作り、その熱が外に外に徐々に伝染していき、拗らせ層にも響いていく。
・第0感
10フィートの提供してるエンディング曲なんだけど、この曲がめちゃくちゃ好みで、映画見る前からサビとリフが頭ん中でずっと鳴ってた。
この曲が映画スラムダンクの一つのモチーフになってて、あー、絶対カッケェんだろうなぁってのを想像できて気持ちのagaりを助けてくれた。
・黒子のバスケ
全く関係ないんだけどLINE漫画で黒子のバスケが全巻無料で今、読める。
序盤はまぁまぁやなぁ、、って感じで惰性で読んでたんだけど、中盤からラストにかけてめちゃくちゃ面白かったんよね。
おかげでバスケに対しての苦手意識がかなり解けた。相変わらず何がどうなってんのか?は理解しづらいけど、楽しく見れるようにはなった。
結構大きい偶然。
・リスケ
今回、悪天候による関東行きのリスケで、大きく2.3日空きができた。
これ、めちゃくちゃデカい。
どうせなかった空き時間なんだから、そうでもないとやらなかった事をやろう。ってなるのよ。
だからアクシデントもプラスになるんよね。
大きくこれだけの要素が重なって僕は映画館に足を運んだ。
鬼滅の刃の新しいやつに惹かれながら、いやいや今日はスラムダンクやで!!と乗り込んだ。
席は満席。
テンションがまた下がる←
隣を通路の席が空いてて良かった。
両方に人がいるのは嫌だ。
そうして、、決してノリノリではないながらのスラムダンク体験が始まったのだ。
感想 全体編
いやー、、なんだろうね。
クオリティでぶっちぎる!って多分こういう事を言うんじゃね?っていう感想。
音楽に関しては第0感ばかり自分の中で爆発してたんだけど、オープニングもぶっちぎってるやん。
オープニングの演出だけで、あ、、これアカンやつや(ええ意味で)ってなったわ!!
第ゼロ感の方が強く話題になってるけど、このオープニング曲も同じくらいぶっちぎってる!!
ただ、これは自分だけの問題だけども、2時間集中はやはりバテる(笑)
よく映画は最後まで見れない、寝るって人がいるけどめちゃくちゃ気持ちわかる。
体力の問題もあるよなー。
頭使って、五感使って、身体は動かさずやから
後半はバテてる。
だから凄く理由がないと映画は気軽には見に行かない。僕の中でまだまだインフラにはなってない。
さてさて、、これはもう強めに断言する。
物語云々抜きにして、クオリティだけで映画好きやアニメ好きは見るべき。
ましてやスラムダンク好きなら絶対映画館で見なきゃダメよ!こんなもん。
ファンでまだの人は急いで!!
映画ファンでもアニメファンでも原作ファンでもない人間の褒め方でコレやねんから!
(あ、変な拗らせてるファンの人は知りませんw 自分の感性だけの思い入れが強すぎる人ね、、)
感想 物語編(ネタバレあり)
バスケは5対5のスポーツなんだけど
チーム戦でありつつ個人戦要素も強いんよね。
あんま詳しくないんだけど、それぞれのポジションでマッチアップといって、俺はこいつとやる!俺はあいつを抑える!みたいなのがサッカーよりも相当強い。
この作品でいうと
深津一成VS宮城リョータ
この映画の主人公リョータのマッチアップは山王(やまおう)キャプテンの深津。
語尾にぴょん!って付けてる人で、作中屈指のPG(ポジション)と呼ばれてます。
基本的に見せ場以外はリョータは勝ててません。
野辺・河田兄弟VS桜木花道
作品主人公の花道は、前半は野辺、中盤後半は河田兄弟とマッチアップ。
やはりこの原作最終戦の山王(やまおう)戦はこの主人公桜木花道の成長が際立ってるんだなと思いました。
かなり野辺と河田弟に関しては完全に攻略し、河田兄にも要所では勝ってました。
映画はリョータが主人公でしたが、あくまでも作品の主人公は花道でありこの試合は花道の活躍が一番、そして圧倒的に大きいなと僕は思います。
河田雅史 VS 赤木 剛憲
ゴリこと赤木のマッチアップは、これまた作中屈指のセンター河田兄。
とにかくめちゃくちゃに強かったすよね、このオッさん(高校生w)
このマッチアップもほぼほぼ勝ててません。
一ノ倉・松本vs三井寿
「先生、、バスケがしたいです」で有名なイケメン三井のマッチアップは前半一ノ倉。
この時はガンガンに三井が3Pを決めてたのですが、実はこのマークが三井のもともとの弱点であるスタミナをゴリゴリ削ってたんすね。(すっぽんディフェンスというらしい)
そして後半登場の松本にボコボコにされます。松本は地味ですがそれは河田や沢北が強すぎるだけであってステータス的には作中上位のようです。
このマッチアップも湘北は負けていたと言えるでしょう。
沢北栄治vs流川楓
エース対決。イケメン流川もストイック沢北には全く歯が立ちません。
基本的にボコられてました。
花道以外それぞれが見せ場以外は勝ててないんすよ。
そして、それぞれの過去や因縁を思い出しながら一矢報いていく見せ場の魅せ方が凄く良かった。
他にグッと来たシーンは
・ベンチの応援
石井という補欠モブキャラの
「湘北に入ってよかったー」っていう所は少し目頭に来ました。
全員で戦ってんだよなー。
・両チームの監督の試合の読み合いが熱かった!!
・赤木の熱血
赤木の過去回想。
チームメイトとの温度差。
よくある話だと思うけど、あーゆーのはホンマに辛くなるね。
そりゃあ赤木がカッコ良い。
でも腑抜けた先輩の立ち振る舞いはダメダメだとしても気持ちはわからないでもない。いや、、わかる。
しかるべきチームメイトができて良かったよね。ホントに。ミスマッチはマジで不幸だからなー。
・桜木の根性
ただただシンプルに負傷後の花道に僕はこの映画一番グッときた。勝ったから良かったけど負けてたら泣いてたかも、、
・沢北のストイックさと山王の最後
スラムダンクの素晴らしいところは勝負にこだわりながらもマキャベリズムにはならずに勝負は勝ち負けじゃないんだと伝えてるところですね。
これはホントにバランスが難しいんです。
結果が全てじゃない。
でも結果を蔑ろにしてもいけない。
ここがもう少しMIXされるととてもええ感じになるんじゃないかなーなんて。
そしてスラムダンクの作品の在り方はそれをかなり表してるとこのセリフでも思いました。
主役チームが全国大会の2回戦で負けちゃうところやライバルも準優勝どまりだったりするところもめちゃくちゃ面白いですよね。
わかるけれどわからないって感じ。
僕は死別をいくつももう体験していて死別は割り切ってしまう。父ちゃんの死も兄ちゃんの死もリョータより先に僕自身が割り切れてしまったんすよね。
でも多くの人はリョータのストーリーや、母ちゃんの心情に涙するとおもいます。
ダラダラと長くなっちゃいましたが、僕の初めてのスラムダンクアレコレはこんな感じです(^^)
ホントに素晴らしい作品!
映画見れて良かったです!!
なんだろ、また語弊があるような感じになっちゃうかもですが、スラムダンクは原作よりも僕は映画が好きかもしれません。(いつか漫画も読みます)
それぐらいこの映画スラムダンク、、凄かったです。
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