花火（詩・写真・鼻歌）

１）

ディズニーランドで　熱海の海で　

鎌倉で　そして　君のお部屋から　

思えば沢山　花火を見たね　

パッと景気よかった　一年目の夏　

大きな爆発音に　目と耳を塞いだ途端　

空と唇が　赤く熱く燃えたの　

恥ずかしくて「玉屋」と呟いたら　

すかさず「鍵屋」と答える君が　好きだった

２）

寂びれた西伊豆の　防波堤で

二人による　二人のための　花火大会　

なかなか火がつかない　線香花火に　

会話も湿り出した　二年目の夏

「風が強いから無理よ」

「諦めが早すぎるのは悪い癖だよ」と　

キツネ顔　尖らせた　

そうね　ごめんね　だけど直せなかった　

吹きつける風に負けて　君を待てなかった　

３）　

夏の星座に紛れて　光ってた沼津の花火

あれが　ラスト・ショー　しだれ柳だったね　

どこか淋しく　でもだから美しく　

惜しまれながら消えてく　あの恋は瞬間芸術　

そう　あの恋は瞬間芸術 

♫　おまけ　♬

これをお風呂で歌うとこうなります。

最後までお目通し下さりありがとうございました！

写真・作詞・作曲・鼻歌　

すべてcandycandyでした　(^_-)-☆ 。