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あっちゃんの闘病記⑨ 『術後経過』

~麻酔から目覚めて~

術後は色んな管に繋がれていて動けない。と言うか、動いてはいけない。
身体だけではなく、血栓防止の為のエアーマッサージブーツも両脚には巻かれている。

『あ゛ぁー!横向きたい!うつ伏せになりたい!』

と小さな欲求との戦い。

『人間、動けないってこんなにつらいのかぁ。』

ただ、動けない状況が術後から次の日の朝までとゴールがわかっていたので、何とか耐えることができました…

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~入院生活前半戦~

手術翌日は朝7時からたくさんのチェックがあります。
まず、検温。そして、傷口のチェック。
次に左胸下の側面からドレーン(手術後に出るリンパ液や血液の排液を体外に出す管)がついているので、排液の量のチェック。
最後に点滴と尿管のチェックがあります。

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(survivorship参照 ☞ 詳細はこちらから)

ドレーンの排液の色が薄くなり量が20ml以下になれば退院できるそうです。
(結局、私はなかなかドレーンが抜けず、予定していた2週間の入院が20日間入院することになりました...)

お昼には看護師さんと一緒に散歩して、問題なければ(つまり、1人でトイレに行ければ)尿管を抜いてもらえます。
(これは、すんなり行けました。)

夕方には看護師さんが来られ、リンパ浮腫にならない為の注意点のレクチャー。
・過度な負担をかけない
・重い荷物を持たない

この2点は気を付けないといけないそうです。
それ以外にも肩回しなどベッドの上で出来る体操を教えてもらいました。

まだこの時は、胸にはさらしのようなものを巻いていたし、ドレーンの管も繋がれたままで動かしにくいし、動かすとつっぱった痛みがあり、左腕に負担をかけないよう大事しないとと思っていました。
しかし、大事にしすぎました。

今ならわかる!
この時に毎日しっかり動かさなければ、後々大変になってくるということが...
(運動の大事さはまた改めて書きます。)

さてさて、『今思えば…』ってことは色々とありますが、私の入院生活前半は、比較的快適に過ごす事ができました。
痛み止めが点滴に入っているからか、痛みなく元気でした。
食欲もあり、ごはんも全部きれいに食べてました。
病院のフロア内には中庭があり、そこで外の空気を吸ったり、ベッドに戻ってコナンのマンガを読んだり、YouTubeでお笑い見たり…

日頃、仕事と家事、土日は息子のサッカーの応援など、自分の時間がなかなか取れなかった私にとっては、のんびりできるありがたい快適な自分の時間でした。

痛みがなかったからか…
あまり弱音を吐かなかったからか…
お見舞いに来てくれた方々から一番多く言われたのは、

「あっちゃんは強いな!」でした。

しかし、入院生活後半は痛みが出て、弱音吐きまくります。

「弱音吐きまくり編」は次回書きますのでお楽しみに(笑)

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