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こころのうぶげちゃんカードとは

梅雨入りして、雨が多い日が続いていますね。梅雨の時期にアジサイにちょこんといるカタツムリを目にするとなんとも愛らしさを感じます。深い緑色に紫や青の花がとっても映えて、気分が暗くなりがちな梅雨にこころが踊ります。梅雨が明けると夏の到来!!夏はどのように過ごそうかと考えるのもこの時期の楽しみのひとつですね🌟

さて、先日の記事の中で出てきた「こころのうぶげちゃんカード」についてお話をしていきますね。
〝こころのうぶげ〟は神戸大学名誉教授中井 久夫先生(1934-2022)が残したことばです。
〝こころのうぶげ〟とはそれぞれがいろいろな解釈をする言葉であり、恥じらいやためらいといった、人の心の柔らかな部分や、対人的配慮、優しさといったさまざまなものが含まれています。
(出典:NHKテキスト2022年12月Eテレ100分de名著中井久夫スペシャル)

こころの状態は目に見えないので、感じやすくイメージしやすくするために、精神科医である中井久夫先生の〝こころのうぶげ〟を参考に観察しやすいように「こころのうぶげちゃんカード」が誕生しました。
「こころのうぶげちゃんカード」は季節の流れをベースに創られています。
トランプの構成を参考にして、春(桜マーク)・夏(蝉マーク)・秋(稲穂マーク)・冬(星マーク)の4種類それぞれ13枚ずつ、アイテムカード5枚、ルナ(月)カード2枚、ジョーカー1枚の合計60枚で構成されています。タイトルにある画像はうぶげちゃんカードです💞
このカードの特徴はオラクルカードと違い、自分のこころに訊いて、自分でカードを見て、自分でカードを選ぶところです。
「自分で選ぶ」ということは自分で行動をすること。行動して初めて、身についたり、気づいたり、見つけることができます。「自分で気づいて、見つけて、感じたこと」は腑に落ちて使って、智慧になり、体験や経験となります。
そして、日本は四季があり、日本人のくらしは四季をベースに成り立っていて、月の満ち欠けは日本のくらし(特に農耕)やからだとこころの状態にも密接に関わっています。感じる感性が日本人豊かなこと、四季とこころと月は繋がっているとずっと感じていたので、カードという目に見えるカタチにしました。

このカードはいろんな表情をしたうぶげちゃんが60枚あり、〝今〟自分が感じていることにしっくりくる、もしくは気になるやこの表情っぽいなど絵を見てカードを選んでいきます。選んだカードを見て、「感じたこと・気づいたこと」などを言語化していきます。こころで感じていることを言葉にすることは難しいですが、カードが感じたことを言葉にする手助けをしてくれます。実際にことばにしてみると自分が思っていたのと違っていたり、こんなこと感じていたんだ。今まで気づいていなかった自分に気づくことができたり、自分の中にある無限の可能性を引き出すことをお手伝いするためのツールです。
1日1枚選んで、〝今〟感じていることを表現し始めて約1年経ちます。
インスタやFacebookに投稿を始めました。
癖やパターン、自分が落ち込んだ時に使うことばなど日々観察することで気づくことがたくさんあります。思い込んでいた自分や既成概念にカッチカチ固めた自分がいて、もがいていたり、うぶげちゃんを通すので自分を第三者の視点が見ることができます。自分を必要以上に攻めることも少なくなりました。

自分と向き合うってしんどいことです。地味で泥臭いことではあるけれど、
自分のことは自分にしかわからない。内面的なことでおもてからは見えない部分で毎日、色んな経験を私たちはしていて、色んなことを感じています。
感じていることを抱え込んだり、抑え込んだり、蓋をして封印したりして、なかったことにしようとします。感じていることを消すことも失くすこともできない。なかったことにして見て見ぬふりをしているといつかどこかで綻びがでてくる。その綻びが出てきたとき、人はものすごいパワーをだし、自分自身を守る為に極端な行動に出やすくなる。その一つが生命を失うことだと感じています。
私自身も数年前に大切な人を失って、その時にこの世の中からツライ想いをする人を無くして、こころに希望の灯を灯して、愛と調和の世界にすることを誓い、「こころのうぶげちゃんカード」に至ります。

地球を愛と調和の星にするためにまずは自分自身を癒して、慈しむ。
満たしたこころから溢れる愛を少しずつ周りの人たちへつたわり、
そして伝わって人たちがまた周りに傳え、波紋のように愛を広げて、海を越えて世界へ広げていく。うぶげちゃんと共に風の時代だからこそできると確信しています💕
一人でも多くの人に愛が届きますように。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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