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仲介営業マンを悩ませる 一人暮らしの部屋選び、本当に譲れないこだわり設備と妥協ポイントを探る

こんにちは。 不動産情報アプリ「CANARY(カナリー)」、顧客管理システム「CANARY Cloud(カナリークラウド)」運営 株式会社カナリーの小林です。

このnoteでは、不動産会社さまにとって有益となりそうな情報を発信しております!いつも記事をお読みいただきありがとうございます🙇‍♂️


「お部屋の希望条件、なかなか厳しいなあ…」

いきなりですが、賃貸マンション・賃貸住宅のお引越しを検討されているお客様の希望条件と聞いた時に、不動産会社の皆さまは、一度は感じたことがあるのではないでしょうか?

もちろん全てお客様の条件に沿った物件を提案できるのがベストですが、どこかで妥協して貰わないといけないポイントが出てきてしまうのが仲介業務の難しいところですよね。
今回はそんなお部屋の設備の内情について探っていきたいと思います!

ユーザーの人気設備ランキング

アットホームの「問い合わせが多かった条件・設備」の設備編の調査(2021年8月)によると、下表のような結果となりました。

出典:athome

「オートロック」や「モニタ付きインターホン」など防犯に関した設備が上位を占める中、それを抑えて1位になったのは「インターネット接続無料」となりました。

コロナ渦で在宅勤務や休日も家の中で過ごすことが増えたため、もはやスタンダードな設備ともなりつつありますね!
合わせて「宅配ボックス」もネットショッピングが増えた事で需要も高まってきていると思われます🛒

妥協できるポイントはどこだろう?

そうはいっても、すべてを叶えるを提案するのは至難の業。
お客様の探す条件がガチガチで、いいお部屋をご紹介できない。。なんてこともありうりますよね…。

一度お客様に妥協点を提案して、そこからまた条件に合った部屋探しを再開してみてはいかがでしょうか。例えば、下記のような例があるかと思います。

インターネット接続無料

人気設備のインターネット無料物件ですが、意外と注意点があります。

  1. 共同利用方式の可能性が高く、土日や夜間など多くの人が利用する時間帯に回線が混みあう

  2. 初めから会社やプランが決まっており、通信速度に制限がある

  3. 家賃にインターネット料金が上乗せされていることがある

全ての物件に当てはまるわけではありませんが、実はこのようなデメリットも。
どのような用途でインターネットを使用するかによっては、妥協しやすい条件といえますね。

追い炊き機能

一人暮らしの場合は基本的に入浴するときにお湯を入れる為、すぐに入れば追い炊き機能を使うことはありません。

コンロ二口以上

あまり自炊をしない方であれば、一口でも十分に過ごすことが出来ます。「料理をするぞ!」と意気込んでいてもなかなか実際には時間を割けない…なんてこともありますよね。

また、コンロは後から取り付けられる場合もあったり、卓上のIHクッキングヒーターなどでも対応できますので、必要に応じて2口にも変更できるのも提案しやすいポイントです。

鍋パーティーもできます

どちらかというと、調理スペースがしっかりあるかどうかを重視して探すというのも大切です。
コンロが2口あろうと、調理スペースが十分に無くて、結局使いづらい…となってしまうケースもあると思います。

宅配ボックス

仕事で家を空けていることが多い方にとっては便利ですが、日付指定で届けてもらったり、コンビニや最寄りの宅配便ロッカーで対応することもできます。
物件の周辺で荷物の受け取りができる場所を提案してみてあげるのもいいかもしれないですね。

宅配便ロッカー(最近よく見ますよね)

もしくは、最近では後付け型の宅配ボックス・バッグも販売されています。
マンションの共用部の規約や、賃貸借契約の約款は見つつ、置き配対応を提案するのもいいかもしれません。

築年数

設備のランキングには入っていませんでしたが、築年数も気にされる方は多いですよね。

自分の希望条件よりも年数がオーバーしている物件であっても、リノベーションが施されていたり、想像しているよりも状態が良い場合もあります。
一概に築年数だけでは物件の状態は判断できないので、築浅よりもお得にいい物件を提案できる可能性もあります。
そのことをお客様に丁寧に説明しつつ、「なぜ築年数を浅くして探しているのか」の本質をお伺いすることが大切です。

”無理に”条件を下げさせる必要はありません!

上記で比較的妥協しやすそうな条件を上げましたが、もちろんそれを判断するのはお客様自身になります。

特に、セキュリティ面などデリケートな部分の条件を下げるように言いすぎてしまうと、かえって信用を失い、営業が進めづらい状況を生んでしまうことにもなります。

まとめ

本当にお客様が外せない条件を一緒に探しましょう

物件を提案する上で希望条件のヒアリングは重要ですが、設備の条件と家賃のバランスをしっかりと伝えることが大事です。
その上でお客様が何に重きを置いているのかを判断し、より良い物件提案に繋げましょう。

本日もお読みいただきありがとうございました。
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