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【本紹介】「勝ちぐせ」は思考から

おはようございます。
カナリアコミュニケーションズです。

本日は求人広告業界勤務24年目の廣田さえ子さんの著書、『勝ちぐせ。』をご紹介します。

1.感想

本書を書かれた廣田さえ子さんは、リクルートトップパートナーに勤務されていて、5期連続営業成績MVP獲得という超エリートセールスであると本書の冒頭で紹介されており、そんな凄腕のエリートの考え方を自分が理解できるのか半信半疑で読み進めていました。

ただ、読み進めていくうちに、廣田さんはずば抜けたセンスを持っていたり、ずば抜けた思考力を持っているわけではなく、ずば抜けたボジティブ思考でここまですばらしい成績を残しているのだということが理解できました。

本書のサブタイトルは「ハッピーを味方につけて勝ちぐせをつけるための7つのコツ」なのですが、全7章でこれらのコツが紹介されています。

この7つのコツなのかを見ると、私が本書を読んで感じた、ポジティブ思考でとにかく自分に正直に生きていくことが廣田さんの強みであり、一番の能力なのだ、そして仕事で求められることはこれなんだ。という理解に至ったことがわかると思います。

7つのコツについては、3章の概要で紹介しますので、そちらをご覧いただければお思います。

その中でも、第6章「現場に答えがある」という考え方が私にとってとてもしっくりきたのと同時に、自分の仕事に対する姿勢を改めて見直すきっかけにもなりましたので、簡単にご紹介します。

今のお客様の現状をヒアリングする。
時代の相場感を見通す。
そうすると、その会社だけの課題というものが見えてきます。

常に現場にヒントがある。時代とともに色々な事象は変わっていく。そんなことに気付かされ、気になることは自分の目で確かめることの重要性を再認識させてくれました。

2.おすすめポイント

おすすめポイントとしては、全体を通して、廣田さんの異常なまでのポジティブさが伝わってくる点です。

そして、読み進めていくと、廣田さんのポジティブ思考がそのまま伝染してきていることを感じます。笑

・常に一生懸命
・前向きに考える
・自分を信じる
・自分に正直に生きる
・とにかく行動する
・常にお客様第一で考える

誰もが一度は言われたことはあるであろう、こうあるべきだという考え方を全てそのまま実践している人なんだということが理解でき、そういう人こそ、成功すべき人なんだと感じることができます。

自分がどのような姿勢で仕事に取り組んでいるのか、どのような思考で人生を生きているのか、改めて見直すきっかけになることは間違い無いです。

3.概要

目次
第1章 コンプレックスが栄養源
第2章 「大人ピュア」だから心に響く
第3章 面白がると空気は変わる
第4章 プライドをどこに置くか
第5章 ”ライブ”が大事
第6章 現場に答えがある
第7章 ビッグマウス上等

本書では、サブタイトルにある通り、勝ちぐせをつけるための7つのコツが順々に説明されます。

7つの観点から、廣田さんの勝ちぐせを身につけたその生き方を理解することができる構成になっています。

全体を通してとにかくポジティブ!ポジティブすぎる!そう感じる内容になっています。

仕事がうまくいかない時も、何かのせいにして、自分で変えようと行動しなかったり、諦めたりしてマイナスな方向に思考や行動が言ってしまう人って多いと思うんです。

そんな仕事がうまくいかずに悩んでいる人にはぜひ読んでいただきたい一冊です。

ご一読ください!

それでは。


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