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新しい自分になるのは結構簡単

1週間ぶりになってしまいました。意外と慌ただしかったです。あと、何故か早起きが続いていて、夜早いうちから非常に眠いです。今日は出張で、5時過ぎに起きて、局長の卒論の仕上げ作業をして返信して、駅に向かい、いま新幹線の中で書いてます。

1/6(月)が仕事始めでしたが、この日は1限から授業。その後、3限のゼミの時間から夕方まで、ラボメンと実験室の大掃除でした。去年より人が増えたので、早く終わりました。僕はその後、仕事しながら会議の時間を待ち、会議後、少し遅れてラボ新年会に合流(忘年会はしなかった)。

「(かんのは)酒が足りていないのではないか?」とか「ゼミの話を他学部の友達とすると「あー、あのTwitterの先生」と言われます」などのお言葉を頂きました。

しかしほんと、みんな美味しそうによく食べる。今回のお店は大学近くの騎射場という街にある居酒屋の ふかや さんでした。

僕が鹿児島に来た頃に、ここで歓迎会とかもしてもらって、ちょくちょく来ていたのですが、なんだかご無沙汰になってしまいました。リーズナブルだけどとても美味しくて、また、大将は学生とも仲が良いのです。僕のこともよく覚えていてくれました。愉快で退廃的な時間でした。今年の卒論は局長1人でしたが、来年は4人。頑張ってもらいましょう(僕にも...)。

なんだか慌ただしくて息をつく暇がない(その上、早起き)

火曜はメインの神経科学の授業。年明けくらいのタイミングで、基本事項を毎年一気に復習しています。その場で文章のまとめ資料を読ませ、その後、スライドで解説です。みなさん、是非単位を。夜に、マルヤガーデンズのD-Eyeさんに、注文していた眼鏡を受け取りに行きました(後述)。

水曜(昨日)は午後がずっと会議。朝早めから大学に。ダンケンでお昼のパンを買ってから出勤しましたが、鍵を忘れて一度帰宅。年末に行ったシンポジウムのレポート記事執筆、その原稿の関係者への確認。確認待ち中にメールなどでその他いろいろな連絡。会計などの事務処理と予算の確認。なんだかんだで休む暇なく、お昼を急いで食べ、簡単に歯磨きして、その後は、ずっと会議です。

とにかく細々したことを一気に終わらせる日にしようと思い、爆速で処理をしていたせいで疲れたのか、僕が書記をしている会議で、僕が記録しておくべきことを怠り、記憶からも抹消され、議長の先生に執筆して頂いてしまいました。精彩を欠いてしまいました。

その後、この日もマルヤに向かい、ジュンク堂にいくも、欲しかった本が2冊とも品切れ。調べてから行くべきでした。閉店間際のdで、友人に贈り物を手配して帰りました。帰宅後も、ささっといくつかのお仕事、ちょっと疲れましたが、丸く治った感じ。来週からは、研究も出来るでしょう。

めがねめがね

さて、先日、年末に注文したメガネが届きました。

この5年くらいフランスのアンバレンタインの眼鏡を愛用しています。僕に分子生物学の実験を教えてくれた大学院の先輩が、留学先から一時帰国した際に連れて行ってくれた渋谷の眼鏡屋さんで買いました。鹿児島に来たら、マルヤガーデンズにD-Eyeという眼鏡屋さんがあって、そこでもアンバレンタインを扱っていて、いいお店だなぁと思っていたところ、知人はだいたいここで眼鏡を買っていました。

アンバレンタインはいまだにお気に入りで、オールマイティで、これからも使い続けますが、日によって気分を変えてみたくて、今回はベルギーのTheo(テオ)の眼鏡をD-Eyeさんで選んでもらいました。選ぶときは、同じフロアのdやパティオの知人スタッフらにも見せて周り、足掛け数時間もかけて選んでしまい、みなさんありがとう。

かけはじめた初日から視界に違和感がないのは初めてのことで、D-Eyeさんの調整の丁寧さがわかります。アンバレンタインも扱ってらっしゃるし、メンテも含め安心。とても良い対応をしてもらいました。

袋やオリジナルの眼鏡拭きも素敵で(上のインスタ参照)、イラストは鹿児島のイラストレータ 江夏潤一さんによるもの。

視野にグリーンが見えることもあり、気分が明るく穏やかになりますね。全てに満足しています。簡単なことで、ちょっと新しい自分になれた気分。

ちなみに、お店のブログで眼鏡を紹介してくださっています。

新しい眼鏡で出張

ここからは、帰りの新幹線で書いてます。今日は、関西学院大学 応用心理科学センターでのセミナーで発表の機会を頂き、出張です。新幹線で新神戸まで行き、そこから阪急に乗り換え。

夕方のセミナーの前に、施設を見学させてもらいました。動物からヒトに至るまで、実験心理学に必要な設備が数多くあり、圧倒されました。

さて、今回のセミナー、昨年10月に行われた動物心理学会のイベントで僕が駄々滑りしたと思っている発表を聞いていた方が「かんのを呼んではどうか?」と言ってくれたようで、このような運びになりました。心理の人たちへの発表は、僕には向いてないのかな?と思ってしまっていましたが、本日は和やかにお話させていただきました。

少なくとも、僕の時間コントロールなどはいい塩梅で、どういう状況でも僕自身が「ダレずに喋る」みたいな技術は、毎週授業をやっているお陰で身についてきたかなと思います。ありがたいことです。

新しい自分

出張だったので、ランチのあとに歯磨きができませんでした。ちょっと嫌な感じです。歯磨きのトレーニングを受けて、ちゃんと磨くと口の状態が良くなることを知ってしまい、感覚が変わってきました。習慣によって変わるものですね。

日々授業をするようになってから、マイクを持つと緊張するという癖がなくなりました(かつては、そもそもマイクがうまく持てなかった)。

西日本の新幹線が停車する主要駅に降りる経験が増えて、だんだんどの駅にも慣れてきました。昔は、渋谷から井の頭線で終点の吉祥寺までいくのがせいぜいだったのに、いまは新幹線の終点の鹿児島中央に向かう。移動というものに億劫さを感じる性格ですが、もうあまりハードルを感じません。だいたい、どこへ行くのも苦ではない(関東内の移動の方が億劫)。


数年前までは、コンタクトレンズ中心の生活だったけど、アンバレンタインの眼鏡にしてからは眼鏡中心になり、目がしょぼしょぼしなくなりました。さらに先日、新しいTheoの眼鏡を買って、気分で視界を変えられるようになった。簡単なことだ。

今日、ほんのちょっと降りた神戸の三宮。神経科学の学会がよく行われる場所なので、以前からちょくちょく来ていた。院生の頃は、分子生物学会でも来ていた。結構、思い出がある。神戸に、僕が持っている靴のお店があり、ポスドク時代に立ち寄ったことがある。そのお店にはイギリスのアンティーク食器から作ったアクセサリのシリーズがあり、スプーンから作ったネックレスを購入した。「食いっぱぐれないように」という御呪いのスプーン。鹿児島へ引っ越す前日、家を引き払って東京の先輩の家で一泊。朝、出発する時に、そのネックレスのチェーンが切れていて「旅立ちにはちょうど良いか」と思った。

学生と接するようになってから、学生に対して怒らない(指導の姿勢として)ということを心がけようと決めた。日頃、マジギレすることが減った。

なんらかの習慣とちょっとした自分へのご褒美と、それら「外部装置」から自分へのフィードバックをちゃんと感じるという実験的な姿勢。これだけで、新しい自分を感じることが出来る。





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