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「結婚してよかったですか?」

 最近、ある人からこう聞かれた。「結婚してよかったと思いますか?」「奥さんに対して不満とかありますよね?どんなことがありますか?」
私はその時即答で、「よかったと思っている。」「不満はない。」と答えた。今考えてみると、「結婚してよかったかどうか、不満があるかないか」をあまり考えたことがなかった、というのが本音だ。それを考えたことがなかった時点で妻の素晴らしさが分かるのだが、改めてどうして結婚生活がうまく送れているのかをノートにまとめてみたいと思う。
 あまり参考にならないかもしれないし、ただのおノロケととらえられてしまうかもしれない。読まなくてもよいやという人はブラウザバックでお願いします。

①話し合いができること

 妻のすごいところはしっかりと理論付けて話し合いができるところである。一緒に暮らしていると何かを選択しなければならないときがある。その時どうしても意見が食い違ってしまうことがある。そういったときに、感情的に物事を考えてしまったり、感情的に相手にぶつかったしまったりすることがあるだろう。そんな時でも、論理的に今のお互いの考え、意見を出し合って決定していくことができるのが妻のすごいところだ。
 片方に主導権があり物事を決定していく夫婦は、一見ケンカが少ない良い夫婦のような気がする。しかし、少しずつ自分の意見が言えないことに不満が溜まっていくだろう。だからといってお互いに意見をぶつけ合って折れないような関係でもうまくいくはずがない。そういった意味でも私たち夫婦はバランスが取れていて、たいていのことはスムーズに物事が決まっていった。そしてこれからどんなことがあってもお互いが納得の行く形で進路を決定していくことができる自信がある
 これは特に妻が感情的にならずに話してくれることが大きいと考えている。そういった意味でもやはり妻に感謝したいと思っている。

②お互いの趣味が合うこと

 夫婦ともども運動すること、キャンプや登山など、外に出てアクティブに動くことが好きだった。大学時代、一緒に陸上競技部に入っていたのでマラソンやランニング、ジムに一緒に行って筋トレをするなど、運動をよくしていた。だからデートやお出かけ場所について私は悩むことが少なかった。「こういったことがしたい、これに挑戦してみたい。」と伝えると、「楽しそうだね!やってみたい!」と返してくれた。これが私にとってどんなに幸福だったことか。妻も休日にともに過ごすことが楽しいと言ってくれるので本当に嬉しい。
 今は子育てでいろいろと忙しいけれど、いつも妻と「あおくんが大きくなったら一緒にマラソン大会出られるかな?楽しみだね。」と話している。未来の話をしながらともに子育てをする時間がとても楽しい時間だ。

③小さな幸せを幸せだと感じられること

 妻はどこに一緒に行っても楽しそうに過ごしてくれる。とても洗練されたスポットや、スタッフさんがたくさんいるような場所でなくてもその場にある幸せを見つけて楽しく過ごすことができる素晴らしい人だ。
 キャンプに行くと自然とともに過ごすので、思ってもいないようなトラブルに遭遇することがたまにある。そういった予定通りにいかないときにこそともに過ごす人がどういう人かよく分かるような気がする。ある時、キャンプに出かけたら予定していたキャンプ場への道が通行止めになっていた。急遽違うキャンプ場を調べ、そのキャンプ場に急いで向かった。「ごめんね。遅くなっちゃったし、いつものところじゃなくなっちゃったね。」そう妻に謝ると、「謝らなくてもいいよ。むしろ新しいキャンプ場を体験できるよい機会になるよ!」と明るく返してくれた。その後そのキャンプ場では、水道にお湯が出る場所があり、「食器洗いで手が冷たくならなくていい!素晴らしい!」と嬉しそうに過ごしていた
 ある選択をするとき、私はどうしても「もし違う方を選択していたらもっと良いことがあったかもしれない、、」と今の選択を後悔するような姿勢を取ってしまう。しかし、妻はそうは考えない。今のこの選択をしたからこんなに良いことがあったんだ!と考える人だ。私がその妻の考えのおかげで何度救われたことか。いろいろなことを考えてしまう癖がある私だが、明らかに妻と結婚したことは正解な選択だった。

まとめ

 以上が私が結婚してよかったという理由だ。

結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私は、あなたと結婚したいのです

ゼクシィ キャッチコピー

 数年前のゼクシィのCMの、このキャッチコピーが印象に残っている。22歳で結婚したとき、周りからは「まだ結婚しなくても良いのでは?もう少しあとにしたら?」などと言われることもあった。それでもお互いに結婚したいと思った。私は自分の選択が今でも正しかったと思っている。これからもともに楽しい時間を過ごして、長い人生を歩んでいきたいと思う。
 あまり参考になる文章ではないし、ただの幸せ報告やん、と思われるかもしれないが、誰かがこの文章を読んでなるほど、と思ってくれたら嬉しい。

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