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チームとのお別れ

突然ですが、救急隊をやめました。理由は最後に明かすので、つらつらと思い出を書きます。

思い出話には興味ねー!という方は、早送りお願いします。



救急隊に入った理由は以前書きました↓

なぜ救急隊員に?https://ameblo.jp/gotothenextstage4649/entry-12630172465.html


でも実はあまり公にはしてませんでしたが、入隊した一番の理由は「自信をつけたかったから」。

いや、救急隊って自信がないと出来なくない?自信があるから入るんじゃないの?と思うかもしれません。

私の場合は本当に逆で、自信がないから入ろうと思いました。


そうは見えなかったかもしれないけど、去年前半は特に自信がまったくありませんでした。

オーストラリアで看護師になるという夢を諦め、仕事を始め自分のコミュニティを持ち、新しい歩みを始めてる私を見て「前に進んでる」「活躍してる」と思った人もいるかもしれません。

でも私の中では「もがいている」という感覚でした。ここ数年は「オーストラリアで看護師になる」という目標だけで、頑張って来ました。その目標があるから進んでこられました。

それがなくなって、急にどうしたら良いかわからなくなったんです。同時に周囲の皆が遠い存在にも思えました。

日本やオーストラリアで看護師として活躍する友達、家族との時間を大事にしつつ新しい学びを始める友達、マイペースだけど自分らしく楽しく過ごす友達。


私一人だけポツンと立ったままな気がしてたんです。


そんな中見つけたのが「救急隊募集」の看板。見たときに「これかも」と思いました。ワクワクするもの、そしてこれが出来たら自信になるかもって。

だからインタビューした時も、最初にトレーニングした時もまったく自信がなかったです。


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でもチームメンバーは最初から暖かった。よそ者という感じでなく、すぐ迎え入れてくれました。


救急隊での経験はとてもやりがいもあり学びもあり、何より楽しかったです。


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オーストラリアの都市部と田舎の医療の格差、田舎の救急や消防は多くのボランティアで支えられてる現実。広大な国土ゆえ、緊急事態にもすぐ駆けつけられない怖さ。そういうことも目の当たりにし、考えさせられました。


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そんなに好きなのに、なぜ私はやめるのでしょうか?

実は大型の引越しを控えてます。なので救急隊でなく仕事も終わりです。彼がトラック運転手として季節労働に携わるので、それに合わせて移動するんです。

なので、昨日すべてのユニフォームや備品を返却しました。

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寂しくなるなぁ…。

と言ってもまた帰ってくる予定です!

彼はこの場所でも季節労働の仕事があるので、春に帰ってくるんです。なので救急隊も職場も戻れるようプロセスを踏みました。

なので、しばしのお別れです。また皆に会えるのを楽しみにしてます!!

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