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【動画 全文翻訳】ウクライナ人ジャーナリスト・パンチェンコ氏から自国民に呼びかけ:「最大の敵は、ウクライナ現政権だ」


ХВАТИТ ТЕРПЕТЬ. ОБРАЩЕНИЕ К УКРАИНЦАМ
耐えるのはもうたくさん! - ウクライナ人への呼びかけ - 

〔概要〕

  • 現政権は、憎悪からイデオロギーを作り出し、国民同士がいがみ合うように仕向けてきた。

  • 22年3月で和平交渉が成立していたら、数十万人ものウクライナ人男性が死ぬことはなかった。

  • ウクライナ人の死者が増えれば増えるほど、ゼレンスキーは欧米諸国から金をねだることができる。

  • ゼレンスキーの敵は、国民が最も求めてやまない平和。

  • 国民の最大の敵は、今のウクライナ政府。


以下、ウクライナ語全文の手動翻訳。

親愛なるウクライナの皆さん、
同じウクライナ人として、そして心の中であなたたちと日々共にしている人間として、呼びかけます。最も苦しい今のこの時に、呼びかけます。
これ以上沈黙することも、耐え続けることも、もはや出来ませんから。
もう限界なのです。

私たちの国は、破滅の危機に瀕しています。
私たちの大切な人を殺しているのは、私たちの政府なのです。

私は理解しています。みなが絶望し、呆然としていることを。
あなたの苦しみがどれほどのものか。
解決の出口はなく、希望もないと思われることを。

しかし、それは違います。
政府は、私やあなたたちが裏切者とみなされるよう、あらゆる策を講じてきました。
あなたは、その決断のために戦いたくないから裏切者だ、
私は2022年に、ウクライナには平和が必要だ、さもないと数百万の人が死んでしまう、と訴えたから裏切者だ、と。

けれども、誰が生きて誰が死ぬべきといった決定権を持つこれらの人々とは、一体何者なのでしょうか?
ゼレンスキーは、足元の定まらないジャーナリストたちを買収しました。
買収されたジャーナリストらは、あなたたちには権利がないと唱えました。
例えば、ナタリヤ・モセイチュク。
彼女の子供は安全な場所にいるのに、あなたの子供は戦地に行くべきだ、と。

ナタリヤ・モセイチュク、ジャーナリスト
「既に説明したとおり、私の息子はウクライナには戻ってきません。あの子が国外移住者であるのは明白です。(中略)大部分の人は地域定員センターや軍事医師委員会に行くことになるでしょう。他に選択肢はありません。戦地の状況は深刻ですから。治安部隊は全ての家を訪れることでしょう。」

20年の間、彼女はウクライナの大富豪から金を集めてきました。その富豪は今、殺人罪や、私たちウクライナ国民から数十億もの金を横領した罪で投獄されています。
彼女は20年にわたり、この血に塗れた汚い金を集めてきました。そして彼を擁護していました。

ゼレンスキーはと言えば、ロシアの平凡な俳優でした。
それと同時に、この富豪から同じく汚い大金を受け取っていました。
このことは、海外のジャーナリストたちの調査の結果、確認されています。

イエルマークやポドリャクの親族は情報総局で勤務しています。
だから、彼らにとっては問題ありません。
でも私たちは、SNSで「いいね」をクリックしただけで投獄されます。

彼らはいつからウクライナの愛国者となったと言うのでしょうか?
なぜ彼らが、誰が生きて死ぬべきかという生存決定権を持つのでしょうか?

開戦直前、政府は何事も起きないと断言していました。
しかし私は、注意すべきだと警告していました。そして2022年3月には和平交渉を訴えました。

想像してみてください。
数十万ものウクライナ男性が死なずに済み、生きてくれていたかもしれないのです。

ゼレンスキーの最大の敵は、私でもあなたでもありません。
彼の主たる敵とは、平和です。
私たちが最も求めてやまない平和こそが、彼の敵なのです。

今日私が皆さんに訴えたいことはただ一つ。
自分自身のことを考えて。その心の声に耳を傾けて。
心を憎しみに囚われないで。だって憎しみは、破壊し尽くすだけのものだから。

現政権は、憎悪からイデオロギーを打ち立て、国家の方針としました。
私たちは、互いに闘い合うように仕向けられています。
平和を求めるブロガーたちは弾圧されます。
ロシア語で話す人々も弾圧されます。
そして戦地にいる人々も。

これが果たして「自由」というものでしょうか?
この「自由」のために私たちは死すべきなのですか?

ウラジミル・ゼレンスキー、ウクライナ大統領
「ウクライナでは空気を吸うことはできない」

彼らはなぜこんなことをしているのか?
それは、私たちが互いにいがみ合うようにしたいからです。
私たちがもっと差し出す私たちのお金を、さらに着服したいからです。
私たちのお金と、欧米諸国のお金を。

彼らにとって、私たちは機械の一要素にすぎません。
彼らは、路上で私たちを捕まえては戦地に送るのです。
自分たちがさらに富を蓄えて裕福になるために。

2年前、私たちはロシアに勝てると言われ続けてきました。
しかし実際はこの2年間で、領土と人命を失っただけでした。
今から2年後にはどうなるでしょう?
さらに多くの命が失われます。ウクライナはさらに領土を失います。そしてもっと多くの人々が国外に去っていきます。

将来を考えるのは怖いものです。あちらは闇ですから。
でも私は希望を見出し、与えたいのです。お願いです、どうか諦めないで。
自分のために闘って。奴らの資産のためではなく、自分自身のために。

ここからは具体的なお話を。
あなたたちに呼びかけたいのは、次の2つです。
1つ目は、ウクライナが上手くやっていくには、ロシアやベラルーシ、ハンガリー、ポーランドなどとの正常な善隣関係が不可欠だと認識すること。

2つ目。大統領選挙と和平交渉を要求してください。
テレグラムやX、FacebookなどのSNSに投稿してください。
ええ、今日では危険が伴うことでしょう。
でも私たちが怖気づき、平和を求める声を上げなければ、今後の状況はもっと酷くなるでしょう。
私のアカウントページにコメントしてもらっても構いません。私の投稿は、米国、EU、英国といった世界中の有力政治家が読んでくれていますから。

私たちがどれほど疲弊しているのか、みんなで示しましょう。
嘘つきのせいで、自分達は「呼吸ができない」などと言う人のせいで、金の亡者のせいで、私たちがどれほど疲れ果ててしまったか、を。

希望は、あります。私には分かります。
あなたたちは、ただ自分の命のことを考えて。自分の命や、自分の子供たちの命のことを。

まもなく奴らは、反攻作戦をまた開始するでしょう。
すると、もっと多くの人員が戦地に投入されます。
投入する人々を死地に赴かせることを、彼らは理解しています。
そしてその結果が成果を伴わないことも。

しかし彼らにとっては、権力の座に少しでも長く留まることが必要なのです。
ウクライナ人の死者が増えれば増えるほど、ゼレンスキーは欧米から資金をねだることができます。

これは、決して終わることはありません。
彼らにとっては、より多くの人間が死ぬことが必要なのです。
ウクライナは、行き着くところまで戦い尽くしてしまいました・・・

親愛なるウクライナの皆さん、
ウクライナの最大の敵は、私でも、あなたでもありません。
最大の敵は、今のウクライナ政権です。
今こそ彼らに対して、私たちが何者なのかを示すべき時です。私たちがウクライナ人であることを。

平和を祈ります。

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