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【2024年版】紅麹と麹の違いを徹底解説!健康効果や安全性の真実とは?

こんにちは!

みなさん紅麹と麹の違いを理解していますか?どちらも発酵食品の仲間ですが、実は健康効果や安全性には大きな違いがあると言われています。今回は、紅麹と麹の違いを海外の研究も交えながら深掘りしていきます!

紅麹と麹の基本的な違い

まず、紅麹と麹の基本的な違いを見ていきましょう。

紅麹とは?

紅麹は、米に紅麹菌を繁殖させて作る発酵食品です。その鮮やかな赤色が特徴で、中国では古くから薬として用いられてきました。近年では、コレステロール低下作用が注目され、サプリメントとしても販売されています。

麹とは?

一方、麹は日本の発酵食品の基礎となる素材です。米、大麦、大豆などに麹菌を繁殖させて作ります。日本酒、味噌、醤油、甘酒など、日本の伝統的な発酵食品は麹あってこそ。麹菌の酵素パワーが、食品に独特の風味とうま味を与えるのです。

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紅麹と麹の製造方法の違い

次に、紅麹と麹の製造方法の違いを見てみましょう。

紅麹の製造方法と問題点

紅麹は、蒸した米に紅麹菌を繁殖させて作ります。問題は、紅麹菌が生成する色素の中に、シトリニンという有害物質が含まれていることです。シトリニンは、腎臓毒性があり、大量に摂取すると健康被害が懸念されます。

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麹の製造方法

麹は、蒸した米、大麦、大豆などに麹菌を繁殖させて作ります。麹菌は、原料のデンプンを糖化し、タンパク質をアミノ酸に分解する酵素を生成します。この過程で、有害物質は生成されません。

紅麹と麹の健康効果と安全性の違い

ここからが本題。紅麹と麹の健康効果と安全性の違いについて、海外の研究も交えながら詳しく見ていきましょう。

紅麹の健康効果と安全性への懸念

紅麹に含まれるモナコリンKは、コレステロールの生合成を阻害する働きがあります。しかし、ヨーロッパ食品安全機関(EFSA)は、紅麹サプリメントの安全性に懸念を示しています。モナコリンKの含有量が製品によってばらつきがあること、シトリニンの混入の可能性があることが理由です。EFSAは、紅麹サプリメントの使用を推奨していません。

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麹の健康効果と安全性

麹に含まれる酵素は、消化を助け、食品の栄養価を高める働きがあります。麹菌が生成する酵素は、デンプンを分解してブドウ糖にしたり、タンパク質をアミノ酸に分解したりします。これらの酵素は、体の機能維持に欠かせない栄養素を供給してくれるのです。また、麹菌が生成する酵素の中には、抗酸化作用を持つものもあり、老化防止や生活習慣病の予防に役立つと考えられています。さらに、麹の製造過程で有害物質が生成されることはないため、安全性の高い食品と言われています。

紅麹と麹の使い方の違い

最後に、紅麹と麹の使い方の違いを見てみましょう。

紅麹の使い方への注意点

紅麹は、サプリメントとして利用されることが多いですが、EFSAが安全性への懸念を示していることを忘れてはいけません。紅麹サプリメントを使用する際は、医師に相談し、信頼できるメーカーの製品を選ぶことが大切です。

麹の使い方

麹は、日本の発酵食品の製造に欠かせない素材です。日本酒、味噌、醤油、甘酒など、様々な発酵食品の原料となります。また、塩麹や醤油麹を作って、肉や魚を漬け込むのもおすすめ。麹の酵素パワーで、柔らかく、旨味たっぷりの料理に仕上がります。麹を使った発酵食品は、長い歴史の中で安全性が確認され健康先進国のアメリカでも話題になっています。

まとめ

紅麹と麹は、どちらも発酵食品の仲間ですが、健康効果や安全性に大きな違いがあることが理解できたと思います。紅麹については、コレステロール低下作用が期待される一方で、シトリニンの混入や製品のばらつきも問題視されています。ヨーロッパ食品安全機関は、紅麹サプリメントの使用を推奨していません。

一方、麹は日本の発酵食品の基礎となる安全性の高い素材です。麹菌の酵素パワーで、消化を助け、食品の栄養価を高めてくれます。また、料理に使えば、独特の風味とうま味を加えることができます。

健康的で美味しい生活を送るためには、発酵食品の特性を理解し、適切に利用することが大切ですね。安全性に十分注意を払い、その恩恵を存分に享受していきましょう。

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