井用 玄 (camera_cozou515)

栃木県でカメラマンをしています ここではオリジナルの作品や、短編物語など、載せたいと思…

井用 玄 (camera_cozou515)

栃木県でカメラマンをしています ここではオリジナルの作品や、短編物語など、載せたいと思います

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カメラマンの撮影日記

社会に出てまもなくカメラマンの世界に入り、辞めて、これまでフリーで独学で撮影をつづけて20年以上になる。

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    • ブランド作りのアーリー 14

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      • ブランド作りのアーリー 13

        父にいわれたとおり、預けたミルクをてにとり、買い物ついでにお店をまわりながら早めにかえるようにした。帰りがてら、父から手作りの鉛筆3本も預かる。 父「これをとりあえずチップさんに渡してくれ。またあとで、俺も寄るように伝えてくれ・・・。」

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        • ブランド作りのアーリー 12

          レザマックに言われたことは何となくわかっていた。きっと自分の気持ちなんか もしっかり説明すれば、両親もわかってくれる。 そこはアーリーは自信 があった。ただ自分でも旅は初めてだから、楽しみも不安ある

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        カメラマンの撮影日記

          ブランド作りのアーリー 11

          レザマックの装いは、本当に職人服だ。 草色のつなぎを着ていて、あらゆるところにポケットがついている。つなぎは、 ぼろぼろに擦れていて、つなぎ上半身は 脱いで両袖を後ろから腰に巻いている。淡いブルーの肌着の上から、きっとレザマックさんが言ったであろう同じ革というベルトが右肩に結んである。 ベルトには小さな鉈のような物がベルトのボケットにしっかり入っている。 腰の左側には袋のようなボシェットがいくつか、付いていて見たことのない色んな道具が突き刺さるように入っている。

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          ブランド作りのアーリー 10

          アーリーは出店まで近づき謎の店主の前にきて思った アーリー「あ!きっとずっと視線が気になっていたのはきっとこの人だ」 謎の店主「やあ!悪いがずっと君の行動を見させてもらっていたよ。実は 君に一つ質問をしたいんだが、 いいかい?」

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          ブランド作りのアーリー9

          自分がそれなりに頑張ったつもりなのに つもりでいただけで、努力が足らなかったと落ち込んでいた。 でも、落ち込んでいてもしょうがない手に入れたブランドは、家族と以前旅行先で、母が欲しがっていたブランドバック アーリー「ママよろこぶかな・・。」 そんな事を考えながら、父の出店に、 歩きだした。

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          ブランド作りのアーリー9

          ブランド作りのアーリー8

          父とお客さんの楽しそうな会話を背中に感じながら、そっとお店を出ると直ぐに くじ引きのお店が視界に入ってきた。 そう今日はお店回りと、これこそがメイン!何故かすこし背中が丸くなっている 自分にきずき、しゃっきり肩をピンと立て、自信よく歩き出した。

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          ブランド作りのアーリー7

          いったんまつり会場から離れて、町にある商店に母に頼まれた買い物を先にしようと、いそぎ向かう。 商店に向かう時は行きとは逆で下り坂だから、いくらアーリーでもそんなに時間はかからず数分で着いたのだが、あせりと、急ぎ足だったせいか、着いた瞬間どっと疲れがまし、膝に両手をついて呼吸を整えるのに頭の中が真っ白。 商店の店主に声をかけられるまで、自分でも意識が飛んでいた。 店主「お!坊主そんなになるまであわてて、落ち着いた落ち着いた!で、おつかいかい??」

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          ブランド作りのアーリー6

          はしりはじめたときにアーリーは思った 母のおつかいして、それぞれのお店で、福引きチケットもらえるだろうか? すこし足を止め、つなぎの右のポケットからお金をとり、左のポケットから自分の小さな財布をとり中をあけた・・。 アーリー「???なにか入っている」 財布の中にはチケットが2枚。母が買い物した変わりにもらうチケットをアーリーの財布にいれてくれたのだ・・。

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          ブランド作りのアーリー5

          町にはいってくると、すこし傾斜ななった登り坂。道の幅は10mにはなろうか大きい中央の道に両サイドに色んな店や食べ物屋、洋服、アクセサリー屋さんなどズラズラならんでいる。 外で雑誌を読んでる人や、道の端のベンチに座りサンドイッチ食べてる若者。 アーリーにとっては若いお兄さんみたいなかんだろうか、一生懸命サンドイッチを頬張っている。ベンチのそばではマダム達がにぎやかにおしゃべりをしている。とてものどかな風景だ。 今回まつりはこの町並みを抜けた先にあり、まだまだある。そしてその

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          ブランド作りのアーリー4

          父「村長・・朝早くから精が出ますな・・ところでレザマックさんは、今回のまつりにきてくれたかい? 父はなにも気にする様子もなく、単刀直入に話をはじめた。きっと村長が来ることもまつりの用件だと分かっていたんだろう・・話に疑問すらないようだ。 村長「あーおかげさまで町も、町人も皆楽しそうでよろこんどる・・お呼びしたのが正解だったよ。」 村長「あとは仕事が一段落したら、チラシくばりや、まつり参加よろしくたのむよ・・。皆待っとるよ。あと、レザマックさんからいつもの預かった・・。」

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          ブランド作りのアーリー3

          母「きっともうすぐ無事帰ってくるわ」 母「帰ってきたらすぐ朝食をたべるだろうから、準備っ準備。」 そう言うと一呼吸終えてまた食事をつくりはじめた。 母の(きっと)が、すこしでも安堵につながるようにアーリーは無言でうなずいて 食事を進めていた。 そんな中、玄関前のウッド階段をカツカツ上がる足音が聞こえた。 コツコツと扉をノックする音・・。 ・・・「おっ!おはようーございまぁーすー?」「いらぁっしゃいます???」 この声の主は町の村長だ。 アーリーは声で誰か気づきました。

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          その包まれるような原因がこの町プラチナウッドの東、森の奥を抜けた先の山、 クツツキ山(靴付山)だ。 アーリーもまだ小さい頃、父に連れていってもらった。だからわかる。あの危険な山の場所を・。 山の入り口に反り立つウニ石の崖。 ウニのようにトゲのような石を登ると 蜘蛛毒薔薇の草原。 字の名前のとおり蜘蛛の形をした毒を持つ薔薇。刺されても 死ないが、二、三日はヒリヒリ。 そして草原をぬけた先にあるのが、 目的地の湖。

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          ブランド作りのアーリー1

          木々細工の町 プラチナウッドに ある少年がいました。 彼の名前はアーリー。 木々細工の家に生まれたアーリーは毎日家のお手伝い木々集めが大変。 まだ寒さが残る3月の朝、ほのかに香る 珈琲、父の為に母が沸かしてます そんな匂いでめざめたアーリー。 ゆっくりベッドから起き上がり、父が作ってくれた草木のスリッパに冷たさを感じながら部屋を出て、階段を降ります。 母「あ!おはようアーリー。」 母「パパまだ仕事してまだ帰らないから先に朝ごはん食べてね。」 まだ眠い目をこすりなが

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