ブランド作りのアーリー4

父「村長・・朝早くから精が出ますな・・ところでレザマックさんは、今回のまつりにきてくれたかい?
父はなにも気にする様子もなく、単刀直入に話をはじめた。きっと村長が来ることもまつりの用件だと分かっていたんだろう・・話に疑問すらないようだ。

村長「あーおかげさまで町も、町人も皆楽しそうでよろこんどる・・お呼びしたのが正解だったよ。」

村長「あとは仕事が一段落したら、チラシくばりや、まつり参加よろしくたのむよ・・。皆待っとるよ。あと、レザマックさんからいつもの預かった・・。」

そういうと、大事そうに持ってたチラシとレザマックさんから預かった珈琲豆を
両手で丁寧に父に渡した。
村長はすかさず話をつづける
村長「出店の品は今年のできはどうだい?良いのはだせそうかい?」
そうだ。毎年まつりには父も自分の手がけて作った物をいくつか出している。

木の皿などの食器や、木槌や道具、草や藁を合わせた衣類や履き物、アクセサリーまで50点近くにはなる。

それはアーリーにとっては自慢であり誇りであり、何より自分もそうなりたいと願う一番近い憧れな存在。
村長と父が話している側で、目を輝かせて聞いていた。
話を終えるとアーリーの家をあとにして町のまつりへと戻っていった。

母「お見送りは大丈夫?」

父「いやどうせすぐ会うことだし、大丈夫だよ。それよりかあさんアーリーに何かおつかい頼むとかいってなかっか?」
母「あ!そうそうアーリーにおつかいを・・!アーリーこれよ」
母はアーリーにメモ用紙を渡した
母「お店まわりした帰りでいいからパパの写紙を20、30枚と、ミルクを2パックお願いするわ。のこりはあなたがお店で何か好きな物を買うたしにしなさい」

1000ex (エクセル)を3枚合計3000exアーリーに渡した。

アーリー「写紙は10枚で500exだから、
30枚1500ex、ミルクは1本500exだから
1000ex。合計で2500ex。」500余る。
まつりのお店まわりができておこずかいも増えた。アーリーは喜んだ。
父「今日はパパの手伝いはいいから、お店を見て来なさい。お前にとってなにか役に立つかもしれん・・・」

父は母の朝食を食べながら、アーリーに
そう話した。

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