ブランド作りのアーリー7
いったんまつり会場から離れて、町にある商店に母に頼まれた買い物を先にしようと、いそぎ向かう。
商店に向かう時は行きとは逆で下り坂だから、いくらアーリーでもそんなに時間はかからず数分で着いたのだが、あせりと、急ぎ足だったせいか、着いた瞬間どっと疲れがまし、膝に両手をついて呼吸を整えるのに頭の中が真っ白。
商店の店主に声をかけられるまで、自分でも意識が飛んでいた。
店主「お!坊主そんなになるまであわてて、落ち着いた落ち着いた!で、おつかいかい??」
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